相互RSS募集中です

2024年01月

韓国政府「医学部定員を65%増しにする」→医師ら「患者を見捨ててでも阻止する!」→韓国国民「いや、それはやりすぎなんじゃ……」

カテゴリ:労働争議 コメント:(65)
街に出てきた医者たち…「政府を脅しても国民のための闘争は防げない」(イーデイリー・朝鮮語)
診療拒否に乗り出した専攻医をはじめとする医師たちが、政府の医学部増員と必須医療パッケージに反対して集会を開いた。 医療界のストが本格化して以来、2度目だ。

ソウル市医師会所属の医師300人余りは22日、ソウル龍山区(ヨンサング)の大統領室前で、政府の医学部入学定員拡大に反対する集会を行った。 彼らは「準備ができていない医学部定員の医学教育が毀損される」、「非科学的需要調査を直ちに廃棄せよ」と書かれたプラカードを振りながら政府に医学部増員撤回を要求した。 (中略)

一方、大韓医師協会の非常対策委員会は、来月10日に予定されていた全国医師総決起大会を1週間繰り上げて3日に行うことにした。
(引用ここまで)


 いま、韓国でもっとも賑わっているのがこの医師ストライキ。
 先日もちらっと書きましたが、その時点では専攻医ら6000人が辞表を出している、とされていましたが。
 今日の時点で9000人以上にまで膨れ上がったそうです。

辞表出した専攻医、1万人に肉迫。うち8000人がすでに病院を去った(電子新聞・朝鮮語)

 さらには医大生、医学部生の休学も3000人以上。
 病院への受け入れや手術もだいぶ滞っているそうです。

 彼らの主張は「医学部定員の2000人増加に反対!」とするもの。
 一部の医者は街頭デモを行っています。

スクリーンショット 2024-02-22 23.14.30.png

 掲げているプラカードは「準備のできていない医大増員は医学教育を損なう」かな。


 なんだかんだ言ってますが、要するに自分たちの医師としての立場を希釈するような政策に反対といって患者を投げ出しているわけですよ。
 多くのコメントは「患者を見捨てて自分たちのお金のためにデモをするようなヤツらからは医師免許を取り上げろ!」とするもの。
 実際、世論調査を見ても増員案については7〜8割が賛成しています。

大学医学部の入学定員増 有権者の7割超「肯定的」=韓国(聯合ニュース)

 来年から医学部、医大への入学者をこれまでの3000人ちょっとから5000人ほどにするとのことなので、かなりの増員であるのは間違いない。
 ただ、これまで医学部を諦めていた学生にはかなりの福音となるのではないでしょうか。

 ユン政権は一歩も退かず、辞職届を出している専攻医に対して出国禁止処分まで出しています。

「日本に行こうとしたら出国禁止」「違憲では?」 韓国研修医の書き込みが話題に(朝鮮日報)

 ま、これは兵役を済ませていない現役医には当然のように課される義務ではあるのですが。
 「辞職届を出しただけ」で受理されていない医師はまだ「現役医」であると判断されているわけですから。
 韓国は国民番号でプライベートをかなりのところまで監理できているので、こういったことも簡単にできるのですね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国メディア「新NISAと円安で日経平均株価が史上最高値になった」……うーん、ちょっと違うかな

日本証券市場、「失われた34年」取り戻した… 歴代最高価格更新(韓国経済新聞・朝鮮語)
東京証券取引所で日経指数は前取引日より2.19%上がった3万9098.68で取引を終えた。 指数は一時、3万9156まで上昇した。 同指数が3万9000台を超えたのは史上初めて。 日経指数は先立ってバブル経済時代の1989年12月29日に終値3万8915、取引中3万8957で史上最高値を記録した経緯がある。 最高値の記録を更新するまで、34年2ヵ月がかかったことになる。

日経指数は今年に入ってすでに16%ほど上昇するなど強気の流れを見せてきた。 同期間、米国S&P500指数が約5%上昇、コスピ指数が0.07%下落したのとは対照的だ。 この日はNVIDIAなど米国主要半導体企業の実績が市場予想値を上回り、日本証券市場に関連株の買収勢が集中した。 日本経済新聞は「NVIDIAの実績好調に支えられ、半導体関連株に買収注文が流入したうえに輸出関連株も円安の支持を受けた」と報道した。

昨年から続いた日本証券市場の強気要因は、2つの要因が挙げられる。

まず、日本銀行の緩和的通貨政策のおかげで、輸出企業の利益が大幅に増えた。 日本経済新聞によると、今年第1四半期の日本上場企業1020社の純利益展望値は計43兆5000億円(約384兆6000億ウォン)で、歴代最大規模が予想される。 (中略)

日本の金融当局の株主親和政策の誘導と非課税制度の変化による小額投資の活性化も指数を押し上げた主な要因だ。

東京·大阪証券取引所を運営する日本取引所グループ(JPX)は昨年3300ヶ余りの上場企業に公文書を送り「株価純資産比率(PBR)が1倍を下回る場合、株価を引き上げるための具体方案を公示し実行してほしい」と要求した。 (中略)

今年から始まった新小額投資非課税制度(NISA)導入による日本個人投資家の取引増加も証券市場の押し上げに一役買っている。
(引用ここまで)


 今日、日経平均株価が終値での史上最高値を更新しました。
 終値で3万9098円。一気に3万9000円台にまできましたね。
 韓国でも大きく報じられています。

 韓国の代表的な経済紙である韓国経済新聞は冒頭記事以外にもいくつか関連記事を出しています。
 あるいは韓国とどこが違うのか、なぜこれほどに差がついたのかといった記事が多く出ていますね。
 そして多くの場合で冒頭記事のように日本株の高騰を円安と新NISAに求めています。
 まあ、それも間違いではないのですが。

 それよりも大きいのは日本企業が「稼げる力」をつけたこと。
 そして企業ガバナンスを改善して、海外の機関投資家から「投資しやすい対象」と見られたことだと考えています。


 個人的な話をしますが、三菱UFJFGを5000株近くじわじわと買い進めています。
 これは日本の金融機関が「日本国内だけを市場と考えていない」部分が大きいですね。
 三菱UFJFGの2022年度における経常収益率は国内50%、海外50%。
 モルガン・スタンレーに出資した積極性あたりから投資を考えてました。
 日本の低金利はすぐに終わるわけでもないので、金融機関は稼ぐ力を国外に求めるしかなかったのですが。
 三菱UFJはその筆頭といえるものでしょう。

 三菱UFJはその一例に過ぎないもので。
 日本以外で稼ぐ場所をしっかり持っている企業が買われています。トヨタ、ユニクロ、ソニー、任天堂、その他、半導体関連企業など。

 そして、「投資しやすい場」を提供するために企業ガバナンスを改善してきたわけです。
 正直なところ、まだ改善の余地はあるとは考えますが。
 2015年以降にアメリカ・イギリス式のコーポレートガバナンスコードを取り入れたことで海外の機関投資家が日本への投資をしやすい環境になったわけです。

 そこで日韓の違いを見てみましょうか。
 ちょっと前に書いた「財閥による支配構造」が解消されていない。
 正直、なにがあってもおかしくない。
 海外投資家からの視線から「市場の危険性」を見ると、あまり中国のそれと変わらないんじゃないでしょうか。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国メディア「LK-99騒ぎで韓国学会は困惑している。アメリカ物理学会でも13分しか枠がもらえなかった。2001年の日本の超伝導物質は4時間の大々的な特別セッションだったのに」

学界も困惑……騒々しい「超伝導体テーマ株」(朝鮮日報・朝鮮語)
昨年上半期までは「常温超伝導体」という概念は一部の物理学者の関心事でした。 しかし、今では株式をする人なら誰でも一度は聞いたことがある話になりました。 昨年夏、国内研究陣が常温超伝導体「LK-99」を開発したと主張し、超伝導体のような話が入った関連株は急上昇と暴落を繰り返しました。 その後、静かだった常温超伝導体が再び話題を呼んでいます。 (中略)

常温超伝導体イシューが再び復活したのは、LK99を開発した米国ウィリアムアンドメリー大学のキム・ヒョンタク教授とクォンタムエネルギー研究所のイ·ソクベ代表などが来月4日、米国物理学会(APS)学術大会で新しい常温超伝導体「PCPOSOS」研究成果を発表するという便りのためです。 研究所側は、PCPOSOSがLK-99に硫黄(S)を加えた新しい物質だと明らかにしました。 先立ってLK-99論文が正式学術誌ではなくオンライン事前公開サイトを通じて出てくる過程で浮上した混乱に対して謝罪したりもしました。 今回は違うということです。

学界では荒唐無稽だという立場です。 昨年12月、国内専門家で構成した「韓国超伝導低温学会LK99検証委員会」は公式的にLK99が常温超伝導体という根拠がないと結論付けました。 ある物理学界関係者は「学会は誰もが申請すれば研究成果を発表できる席」として「APSホームページを見ればクォンタムエネルギー研究所発表時間が13分と出ているが、誰もが抄録さえ出せば発表が可能な一般セッションということを意味する」と話しました。 実際、APSは2001年にもう一つの超伝導体を発見したという日本の研究チームを招待し、4時間の特別セッションを開いたことがあります。
(引用ここまで)


 真・LK-99ことPCPOSOSの学会での発表まであと10日あまり。
 韓国からは「アメリカ物理学会で発表するのだから、今度こそは本当に違いない」みたいな期待が出ているのですが。
 根本的にどんなものであっても学会で発表はできるんですよ。大きな学会だとステージはひとつだけじゃないし。
 音楽の大型フェスみたいなもので、メイン会場から場末の会場までいろいろあるのですね。

 記事中に「2001年には日本の他の超伝導物質について4時間のセッションが行われた」とありますが、これはおそらくMgB2のことかな。
 これは学会に招待されたもので、ちょっと検索してみたらシンポジウムが午前1時まで続いたとかありました。
 約40Kで超伝導になるっていうMgB2は学会にかなりの衝撃を与えたのですね。


 それに比べてPCPOSOSは13分。
 まあ、これが実際の立場でしょう。
 というか「アメリカ物理学会で発表した」とかいう権威付けに利用しようとしているわけですよ。

 論文も同様なのですが、「学会誌で発表された」ってものを利用する詐欺師が山ほどいるのです。
 今回も間違いなくそれ。
 あと「アメリカの科学誌がLK-99を肯定的に評価した」って話でまた株価が乱高下したそうなのですが。

新星デルタテック株価市場の12%台急上昇、米国科学専門誌LK-99肯定評価(ビジネスポスト・朝鮮語)
ポピュラーメカニクスはこの日に出した記事で「多くの論争があった物質であるにもかかわらず、科学者たちは常温超伝導体候補物質としてLK-99に対する研究を続けている」と述べた。

続いて「LK-99は超伝導体分野に対する人類の理解を広げてくれている」とし「成功すればそのまま良いものであり、失敗しても超伝導体研究でLK-99式以外の方向に研究を進めればよいという教訓を得ることができる。だから」と話した。
(引用ここまで)

 「超伝導というものを一般に広めてくれたことはいいことだ」「成功も失敗もどちらも糧になる」って書かれているレベルなんですが……。
 これを「肯定的評価」って受け止められるのがすごいわ。
 もはやなんにでも噛みつく状況になってますね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

楽韓さん、本日の動向 - 半導体需要そのものは上向いていない……か

【PR】Kindle Unlimitedが2ヶ月99円のキャンペーン中です

 半導体需要は上向きつつあるもののまだL字回復でしかない、とのニュース。
 日経平均株価が史上最高値更新については明日にでも所感を。

半導体需要、1〜3月はL字型回復 生成AI頼りに限界も(日経新聞)

 おおよそですが、感じている景況感と一致しているかな。
 中国からはもうなんも出てこない感じ。ASMLへの中国からの規制前ArF露光装置の飛び込み需要があったくらい。
 今年半ばくらいからの回復傾向って感じかな。
 それはそれとしてAI関連は伸びるっていうのも間違いないかと。
 株価はそこを先取りしている部分がありますね。

ーーーーー

 Kindleの50%ポイント還元で文字の本もいくつか。
 ほったらかし投資術の新NISA対応版。
 投資信託で投資を行う際の心構えや選択すべきものをチェックできます。一読しておいて損はないかな。
 日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったか。まだ出たばかりですがこれはチェックしておきます。

全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書)
水瀬 ケンイチ
朝日新聞出版
2022-03-11



 モンスターコミックスのセール(対象タイトル一覧)からはその門番、最強につき 〜追放された防御力9999の戦士、王都の門番として無双する〜が2巻まで半額。勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる~この白魔導師が規格外すぎる~も2巻まで半額。どちらも読めます。

 カドカワ祭ウィンター(対象タイトル一覧)からは南極観測船ふじ、昭和基地での体験をまとめたふじと南極のなかまたちも半額対象でした。上下巻とも。
 北欧女子オーサが見つけた日本の不思議が5巻以外半額。
 このシリーズけっこう好きです。

ふじと南極のなかまたち 上
ふくの うみ
KADOKAWA
2022-06-17

北欧女子オーサが見つけた日本の不思議 (コミックエッセイ)
オーサ・イェークストロム
KADOKAWA
2015-03-06


【PR】通勤途中に本を聞こう! Amazon Audibleが2ヶ月無料のキャンペーン実施中です

 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。