サッカー国家代表出身のファン・ウィジョ(32、アランヤスポル)選手の私生活映像を流布し脅迫した疑いなどで裁判に付されたファン氏の兄嫁に対して裁判所が1審で実刑を宣告した。
ソウル中央地裁刑事合議31部(朴ジュンソク部長判事)は14日、特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(報復脅迫など)などの容疑で起訴された兄嫁A氏に懲役3年の実刑を言い渡した。
(中略)
A氏は昨年6月、自分をファン氏の元恋人だと主張し、ファン氏と他の女性の姿が撮られた写真と性関係動画をSNSに共有し、ファン氏が多数の女性と関係を結び、彼らに被害を与えたと主張してファン氏を脅迫した疑いで起訴された。
ファン氏は映像が流布されると脅迫などの疑いでA氏を告訴したが、捜査過程でA氏の身元が特定された。 A氏はこれまで、ファン氏のマネージャーの役割を果たしてきたという。
A氏側は、捜査過程から裁判初期まで、インターネット共有機やSNSアカウントのハッキングなど、第3者の介入による犯行を主張し、濡れ衣を着せられたという主張を繰り広げてきた。
しかし、先月中旬、突然容疑を認めると立場を変えた後、裁判所に自筆反省文を提出した。 彼は反省文で「兄夫婦の献身を認めない義弟(ファン・ウィジョ)を懲らしめ、再び私たちに頼らせるために犯行を犯した」と明らかにしたという。 (中略)
一方、ソウル警察庁サイバー捜査課は、不法撮影や2次加害の容疑を受けているファン容疑者を検察に在宅起訴したと明らかにした。 ファン氏は撮影事実は認めたが、相手の同意の下で撮影し、不法ではなかったという立場を固守しているという。
(引用ここまで)
プレミアリーグのノッティンガム・フォレストからトルコのアランヤスポルにレンタルされているサッカー韓国代表だったファン・ウィジョ。
2022年のワールドカップにも出場している、主力だった選手といえます。
ガンバ大阪に在籍していたこともありますね。
元恋人との「不法映像」が流出したことから代表を外されていました。
さて、この映像について元恋人は「撮影を許可したことはない」と言っていて。
ファン・ウィジョは「撮影自体は問題のないものだった。流出させたのは私ではない」と言い張っていました。
まあ、そのくらいの諍いは著名人ではありがちなのかな、とも思っていたのですが。
「実際の犯人は兄嫁」とのニュースが出てきて「話変わったな」ってなったのですね。
それまでマネジメントをしていた兄と兄嫁を裏切るかたちで、マネジメント企業に業務を委託したことで「恩を忘れるとはなにごとだ」として、映像を流出させたとのこと。
なんでも、「ファン・ウィジョをふたたび私たちを頼らせるために」、映像流出をやったのだそうですが。
いやぁ、思考回路はショート寸前とでもいえばいいのか。
話題になったことはなりましたね。
結果、件の兄嫁は懲役4年の求刑を受けて、判決は懲役3年の実刑。
検察は「刑が軽い」として控訴。
まだこのぐだぐださのまま続くのか……。
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