韓国サッカー代表チームが雰囲気の反転に失敗した。
ファン・ソンホン臨時監督率いる韓国代表チームは21日、ソウルW杯競技場で行われた2026北中米W杯アジア2次予選C組第3戦タイ戦で1対1の引き分けを記録した。 (中略)
1位の座は守ったが、韓国としては惜しい一戦だった。 何よりもカタールアジアカップの過程で発生した「卓球ゲート」と「カードゲート」の余波で落ちていた雰囲気を転換するためには涼しい勝利が必要な状況だった。 同日、韓国はボール占有率79対21、シュート数25対6でタイを圧倒しながらも1ゴールを決めるのにとどまり、雰囲気の反騰に失敗した。
(引用ここまで)
アジアカップのグループリーグでマレーシアに引き分け、監督を更迭して臨んだワールドカップ二次予選でもタイに引き分けた韓国代表。
その余波はいまだに韓国メディアを騒がしています。
勝利はなによりの薬なので、タイ戦でなんとか反転攻勢をしようとしていた部分が大きいのでしょうが。
そうはならなかった、と。
ちなみにこの引き分けで4月のFIFAランキングで22位だった韓国は、23位のオーストラリアに抜かれてAFC内で4位になることがほぼ確定。
ランキング101位だったタイと引き分けたことで大きくポイントを削られています。
この韓国の「AFC内4位」という結果が大変よろしくない状況になりかねないのです。
アジア3次予選(実質的な最終予選)は6カ国がグループA〜Cに分かれて戦います。
上位2チームがワールドカップに進出。
3〜4位の6チームが4次予選に向かってプレーオフ(2グループ)を戦い、プレーオフで首位になればワールドカップ進出。
2位になったチームは大陸間プレーオフに進む……というシステム。
まあ、日本代表には4次予選以降は必要ないのですが。
問題は7月のFIFAランキングで韓国が現状の4位のままとなった場合、日本、イラン、オーストラリアのどこかと同組になるのです。
正直、韓国との同組は本当にいや。避けたい。
別に強弱でいえば日本代表のほうが強いですよ。
また3-0でも食らわせてやればいいのです。ちなみに大学サッカーの定期戦でも2-0で日本が勝って3連勝。
「日本に恥ずかしい完敗」 大学サッカー日韓戦、屈辱3連敗に韓国嘆き節「ひざまずいた」 (FOOTBALL ZONE)
であってもいや。面倒。
E-1選手権で2年に1回の実質定期戦があるんで充分なんですよ。
ちらっと計算してみたのですが、この後の予選でどちらも3連勝した場合は少しだけオーストラリアのほうが下になる感じです。中国が88位と意外と高いので。
韓国の相手はタイ(101位)、中国(88位)、シンガポール(156位)。
オーストラリアの相手はレバノン(115位)、パレスチナ(97位)、バングラデシュ(183位)。
7月までAマッチデーはすべて予選に費やされるので親善試合はなし。
どちらも全勝なら、ですが。……韓国代表の勝利を願うことになろうとは(笑)。
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