韓国統計庁が11日に発表した「将来人口推計を反映した内外国人人口推計」によると、内国人の数は2022年の5002万1000人から23年には4984万7000人に減少した。内国人は18年に5002万4000人と初めて5000万人を突破し、その後5000万人台を維持してきたが、昨年5000万人を割り込んだのだ。これに対して同じ期間に韓国に3カ月以上居住する外国人は165万2000人から186万5000人に増えた。内国人減少数よりも外国人増加数の方が多かったため、韓国の総人口は5171万3000人と1年前よりも4万人増えた。
統計庁によると、今年4973万人の内国人数は2042年に4678万人へと今後18年間で約6%減少するとみられる。人口が減るだけでなく高齢化のペースも早まる。内国人のうち65歳以上の高齢者が占める割合は今年は19.7%だが、10年後の34年には30%を突破し、40年には35%を上回るという。75歳以上の割合は今年8.2%だが、42年には20.1%にまで一気に増える。韓国人の5人に1人が75歳以上になる計算だ。
(引用ここまで)
・合計特殊出生率が0.72に(世界最低)
・ベビーブーマーの孫世代が結婚適齢期になるも、圧倒的な男あまり
・コロナ禍後に期待された婚姻数増加もなし
・かつて唯一合計特殊出生率が1を上回っていた世宗市も0.97に陥落。
・なお、ソウルは合計特殊出生率0.54と東京(1.04)のざっくり半分。
とまあ、少子化においては輝かしい実績を積み上げてきたわけです。 三冠王どころか十冠くらい狙えそうな状況。
ちなみに30歳前後で余っている男性はざっくり80万人くらい。
この80万人は労働力として使えても、結婚・出産にはまったく無関係になるわけで。
うん、きつい。
で、「韓国の人口は5000万人」だったものが、ついに「韓国に住む韓国人」の数としては5000万人を割ったと。
一応、外国人労働者が入国しているので総計では増えているそうですが。
……どうするんですかね、移民政策。
以前から「移民政策に大きく舵をとる」とは言っているんですが、正直な話をするとほとんどの場合で幸せな移民になることはできないと思います。
いや、まじめな話。
ベトナム人嫁とかの状況を見てもね……。
ただ、ベトナム人嫁もしたたかで。結婚して韓国に帰化、離婚してベトナムから男性を呼び寄せて再婚なんてパターンもけっこうあるそうで(笑)。
韓国人女性の国際再婚1位の相手はベトナム男性? 意外な現象、掘り下げてみると……(マネートゥデイ・朝鮮語)
したたかだわ。
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