韓国で再びF1を開催するための取り組みが始まっており、F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリは、実現に向けて協力していきたいと語った。
仁川は、韓国GPの復活に向けたF1のお気に入りの開催地のようであり、仁川市長のユ・ジョンボク氏はドメニカリの主賓として日本GPを訪問していた。ふたりは、F1の韓国のパートナーであるテファ・ホールディングスのカン・ナヨン会長も出席した会議において、仁川がF1のストリートレースを開催するための5年間の契約に向けた基本合意書を締結したとされている。
最初の韓国GPは、首都ソウルから車で約4時間かかる霊岩郡で開催された。その最寄りの都市である木浦では、訪れたファンたちは言うまでもなく、F1コミュニティにとっても宿泊施設が大幅に不足していたが、一方の仁川は首都から目と鼻の先にあり、韓国最大の国際空港がある地域だ。
(引用ここまで)
あの夢のような時間だった韓国GPがリブート……と思いきや、今回立候補したのは仁川市。
ちょっと韓国GPを 故今宮純氏が4回に渡ってレポートされていましたが、すべての韓国GPでラブリーなホテルに泊まらされたってぼやいていましたね。「バスタオルを追加でくれと言ってももらえない」「10万円払ってこれ?」って。
最終的には「このGPに女性が来ることはおすすめできない」とまでばっさり斬ってました。
今宮純氏「日本からこのグランプリに女性が行くことはお勧めできない」とF1韓国GPを評価(楽韓Web過去エントリ)
すべての今宮氏のレポートへのリンクがあるエントリはこちらからどうぞ。
韓国インターナショナルサーキットは、もともと何もないところに作ったこともあって周囲にはまともな宿泊施設……というか、そもそも街自体がない。
本来ならサーキット周辺を不動産開発することを目指していたプロジェクトなのですが、頓挫して終わっています。
無理矢理な擁護レポートを書いていたのもいましたが、総ツッコミを受けてましたっけ。
楽韓WebではGP開催が終了した後のサーキットをレポートしています。
つはものどもが夢の跡……韓国インターナショナルサーキット訪問記(楽韓Web過去エントリ)
で、同じような末路を辿らないためか、仁川市ではパーマネントサーキットではなく市街地コースを設置してレースウィークだけ走らせようとしているそうです。
仁川のどこにコース設置するのかにもよりますが、ソウルからは1時間なのでソウルに泊まってレースだけ見るなんてこともできるでしょう。
さすがに霊岩のような悲惨なレポートはもう見れないかな。
F1関係者が日本GP後に仁川市を訪問したとのこと。
F1関係者らが仁川訪問…都心サーキット先を見回す(THE FACT・朝鮮語)
ただ、去年のジャンボリー大会を見ても分かるように「韓国のイベントオーガナイズ力」はとてつもないので。
もし、本当に仁川市でF1GPが開催されたらとてつもないものが見れると思いますよ。
いや、ホントに。
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