釜山は今、顔のない「無眼」な都市だ。地域を代表する美術館である釜山市立美術館が今年、美術館を丸ごと改修する大工事に入ったためだ。 この美術館は2016年から雨が降れば建物から水が流れ、新しい作品を展示するのが難しかった。 温·湿度調節機能が作動せず作品を壊すこともあった。 台風が来れば展示室のあちこちにゴミ箱を立てて雨水を受け、除湿機で水を抜き取らなければならなかった釜山市立美術館は作家と所蔵家はもちろん、他の国公立美術館の間でも公然と作品貸し出し忌避対象として通じた。
昨年開かれた日本の有名ポップアート作家村上隆展示には「国際的恥さらし」という批判があふれもした。 血税20億ウォンをかけて展示を誘致したにもかかわらず、当初5ヵ月程度と計画していた展示期間の半分も満たせずに幕を閉じた。 「防湿条件を合わせてほしい」という作家側の要求を受け入れることができず、挫折を経験したからだ。 美術界では「韓国作家たちが作業は海外美術界で認められる反面、国内美術展示・行政インフラは恥ずかしいほど」という評価が出てくる理由だ。
韓国第2の都市釜山を代表する公立美術館である釜山市立美術館は1998年に開館した。 日本第2の都市大阪を代表する大阪国際美術館より6年早くオープンした。 同じ時期に建てられたが、約20年が経った現在の2つの美術館の姿は全く違う。 釜山市立美術館が老朽化した施設改善を理由に430億ウォンをかけて大々的な改築に入ったのとは異なり、大阪国際美術館は依然として新品のような姿を維持し、観覧客を受け入れている。 同じ歳月を送った2つの美術館の違いを作った決定的な分岐点は何だろうか。
美術界の専門家たちは文化芸術事業に対する「哲学の不在」を挙げる。 美術館が何のために存在し、どのように運営されなければならないのかに対する悩みなしに「ひとまず建ててみよう」という展示行政が蔓延しているということだ。 (中略)
釜山市立美術館と釜山市が見せてくれたこれまでの運営形態は拙速に近かったというのが美術界の見方だ。 8年前から漏水問題が指摘されたにもかかわらず、これに対する管理措置が不十分だった。 釜山市立美術館は昨年、釜山市監査で無資格業者に防水工事を任せ、工事監督業務も疎かにしたことが確認された。 釜山市が漏水解決のための施設維持予算をまともに反映せず、事態を大きくしたという指摘も少なくない。
(引用ここまで)
釜山市立美術館が「雨漏りのために改築中」で去年の年末から休業中。
去年のうちに防水工事をしたものの、「なぜか」無資格業者に任せてかつ、工事監督もろくにしていなかった……と。
「村上隆:ゾンビ展」なる特別展示会をやっていたそうですが、「湿度を保ってほしい」とする村上氏側の要求を達成できずに展示会を途中で中止。
なるほど。
いつもの韓国しぐさですね。
2017年に釜山のビルが100cmほど傾いた、ってニュースがありましたね。
韓国人「ビルがいつものように傾いてる! 補強工事をしなければ!!」→結果……(楽韓Web過去エントリ)
あれ、軟弱地盤だったのに地盤改良工事をまもとにしなかった不良工事が原因なのですが。
本当の原因は「監査役の公務員が施工者と小学校の同級生だった」こと。
この釜山市立美術館の「防水工事」とやらも似たような話になっているんじゃないかなと想像します。
あまりにもありふれている話なので、そこまで深くは監査されたりはしないかな。
でもまあ、韓国の建物で雨漏りなんて普通だしね。
韓国人「え、三豊百貨店崩壊の前触れみたい」……韓国の高級デパートで水漏れ事故(楽韓Web過去エントリ)
韓国の高尺スカイドーム、オープン3ヶ月で雨漏り。韓国人「ドーム球場で傘をささなければならないとは……」(楽韓Web過去エントリ) 韓国人「ウォーターパークかよ!」 韓国の一流大学で壮絶な雨漏り。学生が一時避難(楽韓Web過去エントリ)
なんか展示品も雨漏りに耐えられるものを中心にするといいんじゃないですかね?
「屋内でも屋外展示会」とかするといいかもしれませんね。
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