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2024年03月

韓国の釜山市立美術館、雨漏りで改装休業へ……去年は村上隆展が会期中に「湿度を保てない」として中断も

カテゴリ:建造物 コメント:(73)
日本は20年経っても何ともない…韓国は雨が降ると天井から水が「ぽたぽた」(韓国経済新聞・朝鮮語)
釜山は今、顔のない「無眼」な都市だ。地域を代表する美術館である釜山市立美術館が今年、美術館を丸ごと改修する大工事に入ったためだ。 この美術館は2016年から雨が降れば建物から水が流れ、新しい作品を展示するのが難しかった。 温·湿度調節機能が作動せず作品を壊すこともあった。 台風が来れば展示室のあちこちにゴミ箱を立てて雨水を受け、除湿機で水を抜き取らなければならなかった釜山市立美術館は作家と所蔵家はもちろん、他の国公立美術館の間でも公然と作品貸し出し忌避対象として通じた。

昨年開かれた日本の有名ポップアート作家村上隆展示には「国際的恥さらし」という批判があふれもした。 血税20億ウォンをかけて展示を誘致したにもかかわらず、当初5ヵ月程度と計画していた展示期間の半分も満たせずに幕を閉じた。 「防湿条件を合わせてほしい」という作家側の要求を受け入れることができず、挫折を経験したからだ。 美術界では「韓国作家たちが作業は海外美術界で認められる反面、国内美術展示・行政インフラは恥ずかしいほど」という評価が出てくる理由だ。

韓国第2の都市釜山を代表する公立美術館である釜山市立美術館は1998年に開館した。 日本第2の都市大阪を代表する大阪国際美術館より6年早くオープンした。 同じ時期に建てられたが、約20年が経った現在の2つの美術館の姿は全く違う。 釜山市立美術館が老朽化した施設改善を理由に430億ウォンをかけて大々的な改築に入ったのとは異なり、大阪国際美術館は依然として新品のような姿を維持し、観覧客を受け入れている。 同じ歳月を送った2つの美術館の違いを作った決定的な分岐点は何だろうか。

美術界の専門家たちは文化芸術事業に対する「哲学の不在」を挙げる。 美術館が何のために存在し、どのように運営されなければならないのかに対する悩みなしに「ひとまず建ててみよう」という展示行政が蔓延しているということだ。 (中略)

釜山市立美術館と釜山市が見せてくれたこれまでの運営形態は拙速に近かったというのが美術界の見方だ。 8年前から漏水問題が指摘されたにもかかわらず、これに対する管理措置が不十分だった。 釜山市立美術館は昨年、釜山市監査で無資格業者に防水工事を任せ、工事監督業務も疎かにしたことが確認された。 釜山市が漏水解決のための施設維持予算をまともに反映せず、事態を大きくしたという指摘も少なくない。
(引用ここまで)


 釜山市立美術館が「雨漏りのために改築中」で去年の年末から休業中。
 去年のうちに防水工事をしたものの、「なぜか」無資格業者に任せてかつ、工事監督もろくにしていなかった……と。

 「村上隆:ゾンビ展」なる特別展示会をやっていたそうですが、「湿度を保ってほしい」とする村上氏側の要求を達成できずに展示会を途中で中止。
 なるほど。
 いつもの韓国しぐさですね。

 2017年に釜山のビルが100cmほど傾いた、ってニュースがありましたね。

韓国人「ビルがいつものように傾いてる! 補強工事をしなければ!!」→結果……(楽韓Web過去エントリ)

 あれ、軟弱地盤だったのに地盤改良工事をまもとにしなかった不良工事が原因なのですが。
 本当の原因は「監査役の公務員が施工者と小学校の同級生だった」こと。


 この釜山市立美術館の「防水工事」とやらも似たような話になっているんじゃないかなと想像します。
 あまりにもありふれている話なので、そこまで深くは監査されたりはしないかな。

 でもまあ、韓国の建物で雨漏りなんて普通だしね。

韓国人「え、三豊百貨店崩壊の前触れみたい」……韓国の高級デパートで水漏れ事故(楽韓Web過去エントリ)
韓国の高尺スカイドーム、オープン3ヶ月で雨漏り。韓国人「ドーム球場で傘をささなければならないとは……」(楽韓Web過去エントリ) 韓国人「ウォーターパークかよ!」 韓国の一流大学で壮絶な雨漏り。学生が一時避難(楽韓Web過去エントリ)

 なんか展示品も雨漏りに耐えられるものを中心にするといいんじゃないですかね?
 「屋内でも屋外展示会」とかするといいかもしれませんね。

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韓国にもF-35Aの整備施設が設置へ。重整備やアップグレードでも日本のMRO&Uを使わないことに……これはWin-Winだわ

カテゴリ:軍事 コメント:(111)
タグ: MRO&U F-35 軍事
F-35Aの重整備、2027年から清州で韓国空軍が直接行う(聯合ニュース・朝鮮語)
防衛事業庁は18日「F-35A2次契約交渉を通じて航空機の機体窓整備とステルス全面塗装能力を確保した」として「これを通じて長期間の海外整備庫への入庫が不要になり航空機戦力空白を減らし運用維持費用を節減することができる」と明らかにした。

防衛事業庁は2019年から2022年までF-35Aを40台導入したのに続き、昨年12月に20台を追加購入する2次契約を締結したが、交渉過程で重整備を国内で行うという条件を貫徹したと見られる。 (中略)

重整備とは、航空機の機体を完全分解した後、主要部位の状態検査、非破壊検査などを通じて欠陥に対する修理はもちろん、ほぼ新しい航空機水準の状態にすることが目的の最高水準の整備活動をいう。

米防衛産業会社のロッキードマーティン社が製作するF-35Aは、これまで最先端の国防科学技術が入っているという理由で、米国、オーストラリア、日本だけで重整備を行うことができた。

このため、国外で重整備をすれば、いくら友好国であっても韓国空軍の作戦情報が流出する恐れがあるという憂慮も一部で提起されてきたが、これ以上心配する必要はなくなった。

国内に導入されたF-35Aは新しい機体であるため、まだ重整備を受けたことがなく、韓国が創整備能力を備えることになる2027年までも関連所要がないものと予想される。

防衛事業庁の関係者は「F-35A機体の窓整備能力を適期に確保できるよう関係機関と積極的に協力し、最善を尽くして事業を推進する」と明らかにした。
(引用ここまで)


 これまでF-35の整備拠点は日本、オーストラリア、アメリカとイタリアにそれぞれ設置され、エリア内の整備を担当してきました。
 まあ、日本に関してはほぼ日本だけ、オーストラリアに関しても自国以外でシンガポールのそれは担当するかな……くらいのものでしたが。

 そこでこの10年間、絶えず問題になっていたのが韓国で導入されたF-35Aをどこで整備するのかとのこと。
 日本のMRO&Uは目と鼻の先ですが、日本に任せるわけにはいかないと何度か韓国側から発言がありました。

どうする韓国空軍? アジア地区のF-35整備拠点が日本に決定。(楽韓Web過去エントリ)
NHK「日本の整備拠点で韓国のF-35も整備へ」→韓国メディア「そんなことはない!」……やっぱりオーストラリアまで持っていくんだ?(楽韓Web過去エントリ)

 先日、「韓国のF-35Aは日本で整備をしてもらっている」なんて記事がありましたが。
 実際に韓国のF-35Aが飛来してきたらミリタリクラスタが大騒ぎになるでしょうよ。
 取り外されたF-135エンジンの整備くらいはあったかもしれませんが。


 それがどうにかこうにか「韓国でも重整備ができるようになった(2027年には)」とのニュース。
 韓国版にはないのですが、聯合ニュース英語版の記事だと「アップグレードも可能」としているので、フルのMRO&U施設が整えられるのかもしれませんね。

 たいへんめでたいことですね。
 日本で韓国のF-35Aの整備を受けるわけにはいかなかったのですよ。
 日本での整備後に墜落でもした日にはもう目も当てられませんよ?
 その墜落の原因がなんであれ「日本の陰謀だ」くらいのことを延々と言い続けることでしょう。

 韓国はいまだに「日本による呪いの鉄杭」が映画に出てくるような国ですから。
 まあ、実際のコストを考えれば日本での整備が最良だったのでしょうけど。
 わざわざ施設をこしらえてまでやるというのですから、それでいいと思います。
 まさにWin-Win。めでたし、めでたしです。

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ソウル市の公園に展示されていた「グエムル」像の撤去が決定される……その裏にある理由とは?

2億投入しましたが…凶物になった「漢江モンスター」10年ぶりに撤去(韓国経済新聞・朝鮮語)
ソウル市がパク·ウォンスン市長時代、漢江公園に設置した映画「怪物」の中の怪物造形物をはじめ、凶物扱いされる公共美術作品を撤去することにした。 文化体育観光部も公共美術管理制度を改善する案を推進する。

公共美術が政治家の功績を積む手段に変質し、税金だけを浪費する凶物に転落したという指摘が出た直後だ。

ソウル市の関係者は17日、「漢江公園にある怪物造形物のように美観を害する公共美術作品を撤去する計画だ」と明らかにした。 ソウル市は漢江公園の公共美術造形物の現況を調査し始め、専門家の検討を経て、早ければ上半期中に撤去に入る。

ソウル市が管理する漢江公園には46の公共美術作品がある。 このうち麻浦大橋と元暁大橋の間に高さ3メートル、長さ10メートルの大きさで1億8000万ウォンをかけて建てた怪物造形物などは、凶物として扱われ、予算の浪費だという指摘が提起されてきた。

映画「グエムル-漢江の怪物-」が1000万人の観客を動員したが、2014年にパク·ウォンスン前ソウル市長が造形物設置を指示した時は封切り後8年が過ぎた後だった。 パク前市長は漢江の面白い話を文化·観光資源として活用しようとした。
(引用ここまで)


 ソウル市の公園に展示されている「グエムル 漢江の怪物」のモンスター像が撤去されるとのニュース。
 どんな造形物かというと、「グエムル ソウル 公園」で画像検索した結果がこちら。

スクリーンショット 2024-04-18 11.37.03.png

 あー、はいはい。
 あの映画の怪物(グエムル)か。
 1億8000万ウォンをかけて作られたものなのだそうで。

 この「撤去の決定」、ふたつの視点から解説できると思います。
 まず、ひとつは「韓国の持つIPの限界点」って部分。
 日本では等身大ガンダムがあったり、ゴジラ像があったりしてランドマークになっていますね。
 そうしたレベルのものがない。

 一応、韓国的にはテコンVあたりが国民的IPなのでしょうが、権利関係が不明になっている部分も多く、続編はもう望めないレベル。
 そこでこうした単発もののモンスター等に頼らざるをえない部分が出てきているわけです。


 さて、もう一方の視点は「易姓革命」、前政権の行ったことをすべて否定する韓国や中国の風習で説明できると思います。
 このグエムルの怪物像、なぜか上映8年後にパク・ウォンスン元ソウル市長(セクハラがばれて亡くなる)が鳴り物入りで設置したものです。
 これ以外にもソウルの公園にいくつもこうした造形物が展示されているとのことですが。

 現在のソウル市長であるオ・セフンがこれらの造形物の撤去を命じたとのことで。
 ソウル市政からパク・ウォンスン色を薄めようとする「易姓革命」の一端としても説明できるでしょう。

 「公園の風景とマッチしていない」と言われれば「確かにその通りです」としか言いようがない。
 それでも設置済のこうした像なんてたまに清掃が必要なくらいでメンテナンスが必要になるわけでもない。
 わざわざ「撤去」との判断に至ったのは、どちらかといえば易姓革命としての判断ではないかと感じられますね。

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楽韓さん、本日の動向 - 草津の名誉毀損事件、ようやく判決……と思ったら同じ日にとんでも判決が

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 草津の名誉毀損事件でようやく判決。

草津町長室での性交渉なしと認定 町長の名誉毀損で元町議らに賠償命令(産経新聞)

 ようやく地裁判決ではありますが、さすがに控訴はないよなぁ?
 これはとっとと確定させて次に行くべきだと思います。
 その一方でX(旧Twitter)での名誉毀損案件で「裁判にカンパを募ったので賠償金マシマシ」って判決が出たので、これについては多少なりとも支援します。

武蔵大・北村紗衣教授を「ツイッターで名誉毀損」男性に220万円の支払い命令 東京地裁(弁護士ドットコム)

 名誉毀損があったかどうかだけで争われるべきなのに、なんだそのカンパ罪。
 裁判長は鈴木わかななる人物だそうな。

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