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2024年04月

韓国メディア「アメリカは日本を軍事大国に育てようとしている。韓国も日本に負けずに対米関係を深化させなければならない」……いや、3年後を考えたら絶対無理でしょ

カテゴリ:米韓関係 コメント:(100)
[キム·ギョンミンの強大国大韓民国] 日本を軍事大国に育てる米国(ソウル新聞)
先月10日、ワシントンで開かれた日米首脳会談を一言でまとめると、日本を軍事大国にして米国を支援し、中国と北朝鮮の牽制に乗り出すということだ。 日本は、50年近く国内総生産(GDP)の1%にとどまっていた国防費を2%引き上げることで応えた。 新しい時代を開く歴史的会談だった。

日米関係をこれまでとは違って新しい関係に強化させ、さらにはミサイルも共同開発することで合意するほど、新しい歴史が書かれている。 (中略)

米航空宇宙局(NASA)の有人月探査プロジェクトに、日本人宇宙飛行士2人が参加することになっている。 アメリカ人を除いて、日本人宇宙飛行士が月に着陸するのは史上初めてのこととなるだろう。 日本はこのために有人月面探査車「ルナクルーザー」を開発し提供することにしたが、2028年頃に月着陸が可能になると予想される。

日米軍事協力は、これまでとは違って動いている。 防衛産業協力・獲得・支援に関するフォーラム(DICAS)を新設し、米軍艦と空母を日本で修理し、第4世代戦闘機を日本で生産することで合意した。 これまで規制が厳しかった武器輸出規定も緩和し、輸出も可能になった。 (中略)

日本は2つの空母軍団を作る計画だが、韓国はまだ何も決まっていない。 潜水艦も4000トン級のそうりゅう級を主軸に、日本は22隻を保有することになるが、韓国では3000トン級の1番艦である島山安昌浩艦が作られただけだ。

米国が韓国と日本を相手にする基準が一変したことを、我々はよく知らなければならない。 日本は将来、軍事、安保、経済の面で真の強国として接しようとし、韓国は準強国として接する可能性が高くなると評価される。 経済力で日本より弱いため、高価な米国の兵器を天文学的な金で買い入れる日本のようにはできないとしても、相対的に優勢な兵器体系を整えることが望ましい。

日本にはない原子力潜水艦で3面の海を囲めば、自主防衛にもなり、韓米日3国間の安保協力も可能になる。 韓米同盟をさらに強化させ、日米同盟に劣らない同盟関係を創出し、日米同盟に押されない韓米同盟で国家安保を守っていかなければならない。
(引用ここまで)


 先月、日米首脳会談で「これまでとは次元の異なる日米協力関係」が結ばれました。
 専門家筋も「方向性は見えていたけども、ここまで強く踏みこんでくるとは思わなかった」との評価で一致しています。
 ざっと目についたものだけでこんな感じ。

・日本のAUKUSピラー2への参加
・ミサイルの共同開発
・次期訓練機の共同開発
・日本での米軍艦艇の修理、メンテナンスの実施
・自衛隊と在日米軍の相互運用
・レアメタルなどのサプライチェーン強化
・AI、量子、脱炭素でも協力
・有人月面探査で協力。日本人宇宙飛行士も月面着陸へ

 外務省が配布したファクトシートを見ると70項目に渡って協力が謳われています。

ファクトシート:岸田総理大臣の国賓待遇での米国公式訪問(外務省)

 で、韓国メディアはそれに対して「日本が軍事大国への野望を露わにした」と言い出しているのですね。


韓国メディア「日本はアメリカを盾にして軍事大国への野望を叶えようとしている」……あの日米首脳会談を見た感想がそれかぁ(楽韓Web過去エントリ)

 韓国では「中国の拡大志向を言い訳にして、日本が軍事大国の道をひた走ろうとしている」って話をさかんにしています。
 今回の日米首脳会談を見てそう受け取れるのだから、独自路線よな。

 今回のコラムもほとんど同じ話なのですが、どうにかこうにか「それもアメリカが望んだことだ」ってちょっと進歩してますね。
 で、それに対して「韓国も日米同盟に押されないよう、深化させていくべきだ」って提案もしているのですが。

 んー、無理じゃない?
 次期政権、たぶんムン・ジェインの時と同じかそれ以下の米韓関係になりますよ。
 反日反米でどうしようもなくなる。
 アメリカがパートナーとして韓国を選ばなかったのは、「いつでもムン・ジェイン政権レベルに戻る可能性がある」ことを考慮した部分も確実あるはず。
 そして遅くとも3年後にはそれはかなりの確率で起きるんだよね……。

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キム・ミンジェ、イ・ガンインとふたりの韓国人がチャンピオンズリーグ準決勝に出場! その結果を見てみよう

 コメントで以前、「韓国人はCLの準決勝に出場できるのに日本人は……」との書きこみがあったので、その栄光のCL準決勝に出た韓国人の様子でも書いてみましょうかね。

 バイエルン・ミュンヘンのキム・ミンジェについていえば……というかもう言えることはなにもないのですが。
 CL準決勝、1stレグでの2失点にからんで……いや、失点そのものの原因となったことは記憶に新しいところ。

「韓国の怪物DF」ことキム・ミンジェ、チャンピオンズリーグ準決勝でやらかす……2失点に完全関与で監督もチームメイトもぶち切れ(楽韓Web過去エントリ)



 いま見ても1点目の釣り出されようは芸術的ですらあるな。
 教科書に載せてもいい。



 2ndレグではバイエルン・ミュンヘンが1-0で勝ちそうになっていたのですが。
 88分、91分に連続ゴールを決められて敗退が決定。



 あんだけシュート打たれてなんとかゴールマウスを88分まで守り切ったノイアーはやっぱすごいわ。
 並のGKだったら88分までの10分間くらいで3失点はしててもおかしくない勢いでした。

 で、76分からキム・ミンジェが出場した後のゴールだったので、欧州メディアからはキム・ミンジェへの非難が集まっています。
 それに対して韓国メディアは「魔女狩りだ」と反論しています。

「完璧な魔女狩りに遭った」なぜキム・ミンジェがスケープゴートに? 相次ぐ批判に韓国メディアは憤慨!「投入がミスだという根拠はなんだ?」(サッカーダイジェストWeb)

 まあ……「今回は」直接関与していませんし、韓国メディアがいうところの「トゥヘル監督の問題だろ」って話も分からないではない。
 「そもそもなんでキム・ミンジェなんかを出したんだ」って言われてもなんの反論もできないでしょうね。
 前からのプレスがなくなったのが敗因ですし。

 これ抜きにしてもシーズン後半、アジアカップから復帰したくらいからキム・ミンジェは完全に信頼を失って出場機会を失いました。
 放出説も出ていますが、まあやむを得ないところ。


 さて、もうひとりPSGのイ・ガンイン。CL準決勝に2試合合わせて14分ほど出場しました。
 こちらはシーズン全体の出場具合を見てみましょうか。

・リーグアン
 怪我、代表招集での休場を除いて今日の試合までで出場可能な試合は23(全体試合数は32試合)。
 うちスタメン16試合、途中出場5試合、ベンチ1、ベンチ外2。
 出場時間は平均で57分弱。
 ざっくりしたイメージでは「試合の半分」に出ている、ってところ。
 2ゴール3アシスト。

・チャンピオンズリーグ
 出場可能な試合は11試合。スタメン3、途中出場6、ベンチ1、ベンチ外1。
 平均出場時間は1試合につき31分。
 ノックアウトステージ以降の6試合ではスタメン1、途中出場3、ベンチ1、ベンチ外1。
 KOステージでの出場時間は平均22分。
 準決勝(2試合)での出場時間は平均7分。

・クープ・ドゥ・フランス(カップ戦)
 代表招集を除いて2試合に出場可能、スタメン2。
 平均出場時間87分。

・トロフェ・デ・シャンピオン(スーパーカップ戦)
 1試合に出場、スタメン1、平均出場時間90分。

 こう言っちゃなんですが、立派なカップ戦要員です。
 まあ、リーグアンにはそこそこ出てるし、PSGはカップ戦の負担がそこまででもないので純粋なカップ要員かというとそうでもないですが。
 75分以上の出場試合はリーグアンでは7試合。カップ戦要員兼ターンオーバー要員かな。

 シーズン終わったら韓国ツアーとかやるんじゃないでしょうかね。
 そのためには在籍すると思います。
 なお、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン共に準決勝で敗退しました。お疲れ。

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「日本のマンガに変わって世界の覇権を取る」はずの韓国ウェブトゥーン、中国に続いてヨーロッパ市場からも完全撤退

[単独]「稼げないのに、出血競争をやめよう」…カカオウェブトゥーン事業、欧州から撤退(毎日経済・朝鮮語)
カカオのウェブトゥーンをはじめとするコンテンツ子会社であるカカオピッコマが欧州事業から撤退する。 欧州進出から約3年で事業を終えることになる。

フランスを含めた欧州ウェブトゥーン市場の成長傾向が当初の予想より遅い中、現地企業の出血競争が深刻化すると、収益性の高い地域に集中するために下した決定と解釈される。

12日、毎日経済取材の結果、カカオピッコマはフランスに設立した「カカオピッコマヨーロッパ」現地法人を完全に撤収するという方針を定め、関連手続きを推進中であることが確認された。 会社側は上半期中に法人清算手続きに着手し、年内に完了するという計画だ。 ヨーロッパ現地でサービス中の総合デジタル漫画プラットフォーム「ピッコマ」は9月にサービスを終了する。 カカオピッコマは早いうちにこのような内容をウェブトゥーンコンテンツ供給会社(CP)に案内する予定だと把握される。

欧州現地の事情に詳しい情報技術(IT)業界の関係者は、「欧州進出決定当時と比べて変化した成長速度について、ピッコマ内部で多角的な検討を進め、事業の選択と集中のために(撤退)決定を下したと聞いている」と述べた。

日本のウェブトゥーン市場で1位になったカカオピッコマは、グローバル舞台に事業を拡張するという青写真の下、2021年9月、フランス・パリに欧州法人を設立した。 フランスを拠点に欧州市場を攻略するという構想だった。 同年11月、社名も従来のカカオジャパンからカカオピッコマに変えた。 カカオピッコマヨーロッパが2022年3月にフランスに発売したウェブトゥーンプラットフォーム「ピッコマ」は現地漫画アプリ順位で2位を記録中だ。 会社側が別途に実績を公開してはいないが、欧州法人は設立以来、全期営業損失を記録してきたことが分かった。
(引用ここまで)


 韓国ウェブトゥーンの雄であるピッコマが3年前にフランスへと進出していたのですね。
 21年9月に現地法人設立、翌22年3月にはピッコマのサービス開始。

Kウェブトゥーン「ピッコマ」…フランス進出 – KOREA WAVE(KOREA WAVE)

 で、2年経過したところで完全撤収。
 ウェブトゥーン各社が社運をかけている「グローバル展開」は失敗しつつあります。

 先日は中国からNAVERのウェブトゥーンが完全撤退
 現地のものは読まれているそうですが、海賊版対策ができずに撤退。


 さて、フランスではまだ紙の本が優位なのだそうで。
 2021年に「カルチャーパス」なる制度で若者が300ユーロの補助を受けた結果、その多くがマンガの購入に費やされたそうです。

フランスで「日本マンガの人気」再沸騰している訳(東洋経済ONLINE)

 フランスでは日本のマンガが人気である、よく読まれている。
 そうした下地がある場所であれば、ウェブトゥーン欧州進出の足がかりにちょうどいいと判断したのでしょう。
 で、失敗したと。

 主力市場である北米と日本に注力するとのことです。
 去年、コミコが東南アジア(タイ、ベトナム)から撤退。おかしいなぁ、「スマホに特化したウェブトゥーンは覇権を取る」はずだったのですが。

 なお、「最大市場で課金が成功すれば世界で4兆円市場になる」と狙っている北米市場も思ったようには伸びていない模様。
 そもそもマンガへの課金文化がないのです。このあたりは集英社のMANGA Plusも苦悩している部分らしいですけどね。
 化けの皮がはがれまくってます。

 まあ、あるていどウェブトゥーンって形式は定着するとは思いますよ。気軽ですしね。
 じゃあ、主流になるのかどうかはまだ分からないってとこ。
 現状のクオリティではまだだいぶ厳しいかな、と感じます。

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楽韓さん、本日の動向 - オーロラが見たかったなー、いやでも、そうでもないかなー

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 北海道にオーロラ見にいけばよかったかなーと、ちと思った。



 でもこういった撮影は特殊技能に近いから難しいかな。タイムラプス+夜景とか難しそう。
 ただ見にいくだけでも、いや宿が取れるかどうかとかいろいろ逡巡してて終わってしまった(ありがち)。

 続・カドカワ祭ゴールデン2024からは碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-と感覚共有メイドさん!をピックアップしておこう。
 碧いホルスの瞳は古代エジプトのハトシェプストを扱ったもの。女王であり、男しかなれなかったファラオにもなった人物で昔からマンガの題材に扱われてますね。
 3巻まで205円。
 感覚共有メイドさん!はややセンシティブ。タイトルまんま。1巻だけ221円。




 イムリが全巻99円。こう、解説がしにくいマンガなんだよな……一応、ファンタジーでSFです。前提をすべて語らないと解説できぬ……おすすめではあります。
 99円なのでとりあえず3巻くらいまで買ってみてもよいかな。
 ビームコミックスなのでいつものように好みはものすごく分かれると思います。個人的にはおすすめだけどなー。

イムリ 1 (ビームコミックス)
三宅 乱丈
KADOKAWA
2012-09-01


 ホビージャパンのセールから2タイトル。英雄王、武を極めるため転生すが1巻341円、2〜4巻が214円、5巻が231円。逆スライドセール?
 日本へようこそエルフさん。が、1巻341円、2〜6巻が30%オフ、7、8巻が70%オフかな。
 両方ともまあまあのおすすめ。ほんわか冒険ものが好きなら日本へようこそエルフさん。ははまるはず。




 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。
「後回し」にしない技術
イ・ミンギュ
文響社
2021-01-14