29日、ソウル交通公社は阿峴・忠正路駅に対する「老朽地下鉄駅舎環境改善」を推進すると明らかにした。 ソウル交通公社が管理する老朽化した駅舎は、全体275駅のうち48駅(17%)だ。 このうち13駅が竣工後40年以上が過ぎた。 公社によると、今回環境改善を推進する2ヵ所は、13駅の中でも最も環境が劣悪だ。
公社関係者は「地下駅舎である阿峴·忠正路駅は残り11ヶ所の老朽高架駅舎に比べても天井仕上げ材脱落、コンクリート落下、漏水発生などが継続発生し状態が最も深刻だった」として「特に駅舎周辺に高級新築住宅が大規模に入り古くて古い駅に対する地域住民の改善要求も絶えなかった」と説明した。
公社は阿峴駅は「全面環境改善」を、忠正路駅に対しては「部分環境改善」を推進する。 1日平均2万人の乗客が利用する阿峴駅のリモデリングは、約500億ウォンの予算を投入し、2026年上半期中に完了する。 1日平均1万9000人が利用する忠正路(チュンジョンロ)駅は、予算100億ウォンを投入し、来年12月に再会場を終える計画だ。
(引用ここまで)
韓国のソウルメトロで老朽化した駅をリニューアルする、とのニュース。
阿峴駅、忠正路駅を大規模改修するとのことで。
忠正路駅は使ったことがあるはずのですが、そこまで古かったような覚えはないなぁ……。
阿峴駅は使ったことがないのですが、記事に画像がありまして。
これはひどい。

天井は木造かと思ったのですが、一応金属製らしいです。
天井というか、支えの部分がダメになっているんだな、これは。
あとどちらもエアコンとかないそうです。
んで、その阿峴駅ですが。
「あー、そりゃぼろいわ」って納得できてしまう理由……というか、背景がありまして。
阿峴駅周辺はあの「パラサイト 半地下の家族」のロケ地です。
冒頭の友人と焼酎を飲んでいたシーンとか、坂のあるシーンとかの。「あの家族が半地下で住んでいる土地」なのです。
ね、納得でしょ?
つまり、街としてのぼろさ、貧乏くささが評価されてロケが行われたってことですからね。
再開発が行われるとの話で、あのぼろいあたりは全部更地になるってことでしたが。
少なくとも去年の段階ではまだ聖地巡礼で行っている日本人観光客とかいました。
不動産不況だから再開発も遅れてるのかもしれませんね。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex