キム・ミンジェ(28、バイエルン・ミュンヘン)の直接的な競争相手が追加される。バイエルン・ミュンヘンが日本国家代表センターバックの伊藤博樹(25、シュトゥットガルト)の獲得を目の前に置いた。
欧州サッカー移籍市場専門家パブリッシオ・ロマーノは13日(韓国時間)ソーシャルメディアを通じて「バイエルン・ミュンヘンは伊藤と5年契約に合意した。次の段階はメディカルテストだ。バイエルン・ミュンヘンは3000万ユーロ(約445億ウォン)」に達する伊藤のバイアウト条項を発動した。また、彼らはヨナタンタ(レバークゼン)に対する交渉を続けている」とし「Here we go!」と付け加えた。
ドイツの「ビルト」と「スカイスポーツ」も並んでバイエルン・ミュンヘンの伊藤迎えのニュースを伝えた。ビルトのトビー・アルトシェプル記者は「バイエルン・ミュンヘンの衝撃獲得だ。シュトゥットガルトの伊藤がすぐにバイエルン・ミュンヘンに移籍する予定だ。唯一残ったのは契約書署名だけだ。バイアウト条項のおかげで移籍料は3000万ユーロ」と明らかになった。 (中略)
今、伊藤はバイエルン・ミュンヘンで新たな挑戦を始める。シュトゥットガルトでチョン・ウヨンと同じ釜の飯を食っていた彼は、キム・ミンジェと一緒になることになった。実はトッテナム移籍説が浮上していたが、彼の選択はバイエルン・ミュンヘンだった。
キム・ミンジェの直接的なライバルになる可能性がある。伊藤はサイドバックもこなせるが、左センターバックが主なポジションである。 左利きであるため、後方ビルドアップを重視するコンパニ監督体制で多くのチャンスを与えられると思われる。
(引用ここまで)
日本代表、あるいはU23日本代表の欧州組は多くがいい感じで23−24シーズンを終えられた感触です。長谷部は本当にお疲れ。
個人的には久保建英が疲労でへろへろになっていたっぽい+レアルにターゲットがいなくて伸び悩んだのは残念でしたが。
フル代表にもU23にもいろいろとステップアップの話が出ていて移籍市場を楽しめているところです。
さて、冒頭記事は伊藤洋輝がバイエル・ミュンヘンへと移籍しそうだとの韓国メディアによる報道。
「伊藤にはトットナムが興味を……」くらいの報道がされていたのですが、昨日あたりにいきなり「バイエルンが3000万ユーロ(50億円超)のバイアウトをすでに支払って合意済」「あとはサインだけ」って報道がドイツメディア中心に出ています。
日本でもそれを受けて今朝から報道されていますね。
急転直下の合意報道…バイエルン、伊藤洋輝の獲得を決めた背景は?独メディアが理由を説明&分析「ニーズに完璧に合致」「コンパニ監督就任により…」(GOAL.com)
バイエルンのヴァンサン・コンパ新監督はユーティリティプレイヤーを重用するとのことで、センターバックもサイドバックも、なんならボランチもできる伊藤に白羽の矢が立ったのではないかとの話。
おまけにレフティ。
で、韓国メディアは「キム・ミンジェとのレギュラー争奪戦になるだろう」みたいな記事が多く出ているってところなのですが。
チャンピオンズリーグで大ポカをやってしまったキム・ミンジェがバイエルンにいられ続けられるって考えが謎。
「韓国の怪物DF」ことキム・ミンジェ、チャンピオンズリーグ準決勝でやらかす……2失点に完全関与で監督もチームメイトもぶち切れ(楽韓Web過去エントリ)
何度見てもあの釣られかたは芸術点が高い。
「センターバックたるもの、こんなプレイをしてはいけない」って意味で。
バイエルン・ミュンヘンだけを扱う英語メディア、Bavarian Football Worksでは「ダヨ・ウパメカノ、デ・リフト、キム・ミンジェの3人に移籍の噂がある」と扱われています。
Update: Hiroki Ito’s transfer to Bayern Munich gets “Here we go” treatment(Bavarian Football Works・英語)
レギュラーシーズン後半での扱いを見ても、キム・ミンジェが放出要員であることは間違いないでしょう。
ま、移籍市場の動きはこんな感じで楽しんでいけばいいもので、最終的にはクラブからのリリースが出てユニフォーム着ないとなにが起きるか分かりません。
各所で「今日にもサイン」ってされてるのでかなり確度は高いのでしょうけどね。
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