国民の力党の有力候補であるユン・サンヒョン議員は、大長洞開発事業民間業者のキム・マンベ氏と金の取り引きをした疑惑を受けている元報道関係者が亡くなったまま発見された件で「共に民主党のイ・ジェミョン前代表の周囲疑問死真相調査のための特検に乗り出さなければならない」と30日明らかにした。
ユン議員はこの日、フェイスブックで「6人目の死だ。 ユ・ハンギ前城南都市開発公社開発事業本部長、キム・ムンギ前城南道開公開発事業1処長、イ前代表の弁護士費代納疑惑を提起したイ某氏、キム・ヘギョン法人カード流用疑惑に関与したペ某氏の知人、イ前代表の前秘書室長だったチョン某氏に続き、キム・マンベ氏と金銭取引をした前報道機関幹部まで死亡した」と話した。
ユン議員は「今回死亡した元報道機関幹部はキム氏との金の取り引きを通じて大長洞の一味に友好的な記事を作成したり、不利な記事を防いでほしいという請託を受けたという疑惑を受けて捜査中だった」とし、「1、2回なら偶然の事故かもしれないが、6回もイ前代表と関連した有力な証人が検察捜査中に亡くなる状況は一般的な水準を越えるミステリーなこと」と話した。 (中略)
警察によると、同日、元韓国日報幹部のA氏は前日午後8時ごろ、忠清北道丹陽郡のある野山で死亡した状態で発見された。 警察は前日、A氏の弟から失踪届を受け付けた後、携帯電話の位置追跡を通じてA氏を発見した。 詳しい死亡経緯は調査中だ。
A氏は2020年5月、住宅購入資金を調達するためにキム氏から1億ウォンを借りた事実が確認され、検察の捜査を受けてきた。 検察は、A氏がキム氏との金取引の見返りに、大長洞の一味に友好的な記事を作成したり、不利な記事を阻止してほしいという請託を受けたと疑ってきた。 これに対し4月18日、A氏を押収捜索することもした。
(引用ここまで)
えーっと。
イ・ジェミョン周辺の不審死、6人目になりました。
ひとりは病死が確定していますが、他の5人はいわゆる「極端な選択」ってあれ。
今回はテジャンドン関連で、中心人物のキム・マンベからお金を受け取った韓国日報の幹部が「極端な選択」をしたとのこと。
キム・マンベなる人物についてはこちらのエントリを参照してください。
韓国左派紙ハンギョレ、編集局長補が不動産投資疑惑の中心人物から1億円近いお金を借り受けていた……なるほど、これがズブズブってヤツか(楽韓Web過去エントリ)
この過去エントリでもメディア対策に金をばらまいていたことが書かれていますが、今回亡くなった人物もメディア関係者。
どちらも幹部クラス。
テジャンドンの不動産開発について好意的な記事を書かせていたとのこと。
ハンギョレの編集局長補は9億ウォンものお金を借りており、今回の人物は1億ウォンを借り入れていたと。
当時からメディア対策もしっかりできていたってことですね。
このテジャンドン不動産開発疑惑ではすでに2名が「極端な選択」で亡くなっています。
3人目は病気でしたが、こちらはイ・ジェミョンが実兄を強制入院させた件の裁判で、多額の弁護士費用について告発した人物。
4人目は地方自治体の法人クレジットカードを私的流用していた疑惑のあるイ・ジェミョン夫人の私設秘書。
5人目は京畿道知事時代のイ・ジェミョンの秘書室長。
そして6人目の今回はまたもやテジャンドン不動産開発疑惑関連。
いやぁ……すごいですね。感想も陳腐になるでしょ、そりゃ。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex