グレースノートの VMT 予測では、米国がパリ 2024 で総合最多のメダル (123 個) を獲得すると予測されています。米国チームがこの予想に応えれば、同チームは夏季オリンピックの最終メダル順位で 8 回連続でトップに立つことになります。
中国はメダル総数では2位に終わると予想されているが、金メダルでは米国に迫り、首位を争うことになるだろう。現在予測されている中国のメダル獲得数は89個で、2年前の東京大会で獲得したメダル総数と同数だ。金メダル35個の予測は、3年前の中国の総数38個よりわずかに少ない。
イギリスも前回のオリンピックと同様の成績を収めると予想されており、グレースノートVMTは、東京大会の64個よりイギリスのメダルが2個多いと予測している。しかし、イギリスチームはパリ大会で金メダル13個を獲得すると予測されているため、金メダル数は大幅に減少する可能性がある。
(引用ここまで)
パリオリンピックが開幕しました。
開会式で韓国が「北朝鮮」呼称されるなどのハプニングはありましたがすでに競技はサッカーなどからはじまっています。
さて、そんな中でいくつかメダル予測も出てきていまして。
わりと定評のあるニールセン・グレースノートのものをピックアップしてみましょう。
ランキング予測はこんな感じになっています。
1.アメリカ 金メダル 39個 計123個
2.中国 金メダル 35個 計89個
3.イギリス 金メダル 13個 計66個
4.フランス 金メダル 28個 計55個
5.オーストラリア 金メダル 13個 計50個
6.日本 金メダル 13個 計49個
10.韓国 金メダル 9個 計24個
金メダル優先ではなく、単純にメダル数カウントでランキングが作られているものですね。
メダルランキングのとりかたはいろいろとあるのでまあひとつの例として。
韓国のオリンピック委員会を兼ねている大韓体育会はパリオリンピックでの目標を「金メダル5個、総合15位」としているので、それよりはだいぶよい結果になるのではないかと予測されています。
さて、NAVERが提供していたenjoykorea/enjoyjapanを使ったことがある人はご存じでしょうが、「韓国人が日本人よりも優れている理由」として「オリンピックのメダル数が日本より多い」ってものがありまして。
……いや、本気で言っていたんですよ。
メディアなんかも「若者は日本よりも韓国のほうが上だ。なぜなら数学五輪に化学五輪、ブレークダンスに、eスポーツで韓国が上だから」なんてことを言っていたものでした。
実際にバルセロナオリンピック以降では3回連続で韓国のメダル獲得数のほうが上。
ところが2004年のアテネオリンピックで日本が上になった時は阿鼻叫喚の騒ぎになったものでした。
その後、北京、ロンドンでは韓国が上になってその自尊心を満たしていたのですが、リオで逆転され、東京オリンピックでは圧倒的な差をつけられて日本が3位、韓国は16位。
今回も「なんとか15位を確保したい」のが目標。
球技では女子ハンドボール以外はアジア予選で脱落。それ以外でも出場権を得ることに汲々としている状況が続いています。
日本は21世紀に入ってからゴールドプランを掲げて育成を続けてきたのが効いたのでしょう。
韓国はこう……個人の確変を待ち続けてるだけに見えます。
だから系統づけての育成になっていない。「特定種目だけの強豪国」になっちゃってるんですよね。アーチェリーでメダルを稼げばいいんじゃないかな。
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