英フットボールインサイダーは1日(日本時間)、「トッテナムは孫興慜に『契約延長オプション』を発動すると予想される」と伝えた。来年夏にトッテナムとの契約が満了する孫興慜は最近、移籍説が浮上した。トッテナムと再契約するかどうかが焦眉の関心事だ。こうした中「契約延長オプション」がトッテナムの有力な選択肢に浮上した。孫興慜は2021年に4年再契約を結んだ際「1年契約延長オプション」を入れたという。
フットボールインサイダーはトッテナムがオプション条項を活用して孫興慜と2026年夏まで共にすると予想した。
(引用ここまで)
サッカーの話題をまとめていくつか。
まず、ソン・フンミンのニュースから。
英フットボールインサイダーがソン・フンミンの契約はオプション行使で2026年まで延長するだろうと予測。
で、中央日報の記事には書いていないのですが、その後フットボールインサイダーはソン・フンミンの移籍先はサウジアラビアになるだろうとしています。
Tottenham could land ‘very bid’ Son Heung-min fee from Saudi – Wyness(Football Insider・英語)
契約の終わるクラブへの最後のご奉公って感じですかね。
それなりに大きな移籍金がトットナムの懐を潤すのではないか、と。
さて、伊藤洋輝が移籍してきたことで、その立場が危ういとされているキム・ミンジェ。
韓国メディアが焦っているのは「欧州の平均点は日本のほうが上でも、トットナムのソン・フンミン、PSGのイ・ガンイン、バイエルン・ミュンヘンのキム・ミンジェがいるのでトップレベルは韓国のほうが上だ」とする最後の自尊心の拠り所があったからなのですよ。
ところがそのバイエルン・ミュンヘンに伊藤が移籍してきてしまった。
「ブンデスリーガで最強レベルのセンターバック」との肩書きと共に。
キム・ミンジェはチャンピオンズリーグ準決勝でのやらかしを見るまでもなく、監督からの信頼を失っていましたからね。
それでもここ1週間ほどで「残留するのではないか」との記事が出てて自尊心の折り合いはついていたようなのですが。
こんな記事が出てきました。
「衝撃だ。キム・ミンジェの残留理由は売れないからだと?」伊藤洋輝加入で苦境の韓国代表DF、“不良債権”との指摘に韓メディアが啞然!「レギュラー争いで押し出されたが...」(サッカーダイジェストWeb)
バイエルン・ミュンヘンが設定している移籍金が高すぎて(かつ年俸自体も高すぎて)、売るに売れない状況だとのニュース。
まあ、CL準決勝でのあの釣られた様子を見て「買いだ!」ってなるクラブはないよね。
足のある選手なんてどこにでもいるんですから……。
韓国国内では「トップレベル」の選手との設定のイ・ガンインについてもニュースが。
フランスメディアから酷評されている、とのこと。
「イ・ガンイン、競争力弱い」と酷評、主力争いの異常気流···PSG、「1800億」の天才MF獲得説(スポーツ朝鮮・朝鮮語)
先日もちらっと書きましたが、イ・ガンインの立場はあくまでも「ターンオーバー要員」でしかない。
CLのある週ではリーグで先発として出て、主力の体力を温存させることが主たる役割です。
PSGくらいのビッグクラブにおいては重要な役割ではありますけどね。
ただまあ、致命的なまでに足が遅いのでウィンガーとしてはきついし、トップ下というにはちょっと物足りない。
左足は器用だけどなぁ。
エンバペとの契約が終了したこともあって、予算としてはけっこうな額が浮いているでしょうしね。そりゃま、いろいろと食指も伸びていることでしょうよ。
さて、最後はスコットランド・プレミアのセルティック。
3人の韓国人が所属していたのですが、どうやら散り散りになりそうだとのニュース。
韓国人セルティックトリオ解散の可能性上昇……「ヤン・ヒョンジュンとオ・ヒョンギュ、今夏チームを離れる可能性」(イルガンスポーツ・朝鮮語)
日本人が多く所属していることでも知られているセルティックですが、なぜか韓国人プレイヤーにも手を出しはじめたのです。日本人プレイヤー、かなり獲得が当たりましたからね。
ただ、そうして獲得した韓国人選手はけっきょくシーズンの終わり頃には誰もいなかった、とのオチに終わりました。
一応、オ・ヒョンギュはベルギーのヘンクに移籍かもとされているので、よい移籍……いや、スコットランドからベルギーはそもそも微妙なところか。
まあ、日本人が開拓したところに韓国人がやってくるのはいつものパターンというべきか。
アン・ジョンファンがペルージャに移籍してきた頃からの慣例。
でもま、通用するかどうかは別ってことですね。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex