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2024年06月

石川県、韓国によるルビーロマンのパクリに対応策、登録商標に道が開かれるか

カテゴリ:パクリ・偽物 コメント:(82)
名称登録 取り消し申請 石川県が当局に 商標登録の障害(中日新聞)
 石川県から流出したとみられる高級ブドウ「ルビーロマン」が韓国で流通している問題で、同国内の生産・販売の前提になっているルビーロマンの「品種名称登録」について、県が当局に登録の取り消しを求めたことが分かった。県は韓国特許庁に「Ruby Roman」の商標登録を出願中だが、品種名称が登録されていることが壁になっており、今回の措置をとった。

 品種登録などを所管する韓国国立種子院の当局者によると、最近、石川県の代理人から品種名称の取り消しを求める申請を受けた。今後、取り消しの可否を検討するという。
 国立種子院のウェブサイトによると、ルビーロマンの品種名称は韓国内の種苗会社が出願して2021年に登録された。これを基に、現在までに31の農業者が申告して生産や販売を行っており、登録取り消しのハードルは高そうだ。
 県は韓国でのルビーロマンの流通を制限しようと、22年10月に韓国特許庁に「Ruby Roman」の商標を出願した。だが商標法は、植物新品種保護法に基づき登録された品種名称と同一か、類似する商標は登録できないと規定。特許庁は今年1月、こうした「拒絶理由」を明記して県側に通知した。拒絶理由を解消できれば商標登録に道が開かれるため、県側は「品種名称登録を取り消す手続きを進めている」と主張して審査保留を申し入れ、特許庁は今月8日付でこれを受け入れた
(引用ここまで)


 ルビーロマンもシャインマスカットと同様、品種保護手続きを各国で行っていません。
 かつ、品種登録を種の名称(ルビーロマン)でやってしまっているので、登録商標にもできない。商標法で決まっています。
 たとえば「あまおう」は「福岡S6号」で品種登録を行い、「あまおう」で商標登録しています。なので、育成者権が切れたとしても他者が「あまおう」として売ることはできないわけです。

 現状、品種保護手続きもしておらず、かつ登録商標にもできないので韓国のパクリに対応できない状況が続いているわけです。
 馳石川県知事によると「あんなものをルビーロマンとは呼んでほしくない」って出来栄えらしいですけどね。

石川知事が試食 韓国産「ルビーロマン」酷評 どこがRuby?水っぽい味、ハリ艶なし(日本農業新聞)

 摘果等もまともにやらないで、シャインマスカットを「フツーのぶどう」にしてしまった韓国農家ですからね……。


 とはいえ、現状では栽培されてても違法とはいえない。
 道義的にはどうなんだって言うことはできたとしてもね。
 これからはなんらかの有望な品種ができたら各国で品種保護手続きをして、品種名と登録商標を別のもので行い、盗まれた際の対応ができるようにしておく必要があるのでしょう。

 その一環として、ルビーロマンの日本での品種登録を変更して、「ルビーロマン」で登録商標申請できるようにしようって話なのですが。
 韓国の偽物対策とのことです。
 正確にいえば偽物というか……まあ、遺伝子的には同一なんだけど……偽物だわな。

スクリーンショット 2024-07-18 210232.png

 実際に品種登録を変更できるのかどうかとかも含めて、ちょっと注目したい部分ではありますね。
 しかし、韓国で作られているルビーロマン、ひっでえな……これ。

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韓国系アメリカ人の国際政治専門家、韓国政府から金品をもらって「韓国擁護の論陣」をメディアで述べていたために逮捕、起訴される

「韓国通」スー・ミ・テリー起訴に外交が「衝撃」…今後の波紋は?(KBS・朝鮮語)
スー・ミ・テリー研究員は高価な夕食やブランド品のハンドバッグなどを見返りに韓国政府のために活動した疑いが持たれています。

2013年6月から活動が始まったと所長は指摘しました。

この期間、スー・ミ・テリーは国情院幹部の要請で前・現職のアメリカ政府高官との出会いを取り持ったことや、韓国政府の立場を代弁する文を寄稿するなど、韓国政府の代理人としての役割を果たしたと検察は主張しました。

当時、スー・ミ・テリーは駐国連韓国代表部参事官だと紹介した人物と初めて接触し、その後10年間、ルイ・ヴィトンのハンドバッグや3000ドルほどのドルチェ&ガッバーナ·コート、ミシュランのレストランで夕食などをとったことが明らかになっています。

2022年にスー・ミ・テリーが所属したシンクタンク機関のプログラムにスー・ミ・テリーが自由に研究資金として使える基金3万7000ドル(5100万ウォン)以上を国情院が渡したのも、スー・ミ・テリーが韓国政府の代理人の役割を果たした見返りだと判断しました。

アメリカ検察は特に、スー・ミ・テリーがトニー・ブリンケン米国務長官が出席した北朝鮮に対する専門家招請の非公開懇談会の内容を、会議が終わるやいなや国情院幹部に伝えたという疑惑にも注目しています。

当時、懇談会の議論内容は外部流出が禁止されましたが、スー・ミ・テリーは会議が終わるやいなや外交官のナンバープレートがついた国情院派遣公使参事官の車に乗り込み、公使参事官はスー・ミ・テリーが少ない2ページ分量の会議メモを写真で撮影したと検察は見ています。

また、韓米政府関係者間の会合を取り持った際、韓国政府側から見返りを受け取った疑いも指摘されています。

アメリカ検察は韓国の国家情報院幹部のクレジットカード決済内訳と売り場CCTV画面を通じて疑惑内容を把握し、また今後なされたスミテリーの住居地押収捜索を通じて証拠を確保したと明らかにしました。 関連証拠写真も控訴状を通じて公開しました。 (中略)

「米国の外国代理人登録法」(Foreign Agents Registration Act・FARA)は外国政府や外国機関の利益のために働く場合、その事実を米国法務部に申告するようにしています。

外国代理人(foreign agent)という名前であらかじめ申告さえすれば、いわゆる外国の利益を代弁する「ロビイスト」として活動できるということです。 (中略)

スー・ミ・テリー研究員の場合、学者なので「ロビイスト」として登録せずに学界活動を続け、このような活動が10年以上続いてきたわけですが、10年ぶりに「ロビイスト」の物差しを突きつけるのがおかしいというのが外交家の反応です。

民間人身分のスー・ミ・テリー研究員がアメリカ政府からどんな非公開情報を得て韓国政府に提供したのかなどは、今後続く裁判過程を通じて明確に確認されるものとみられます。
(引用ここまで)


 韓国系アメリカ人(12歳の時にアメリカに渡って後に国籍取得)で、国際政治専門家として韓国、北朝鮮、日本についてアメリカ政府への政策提言をしてきたスー・ミ・テリーが「韓国のエージェントとして違法に働いてきた」として逮捕、起訴されたとのニュース。
 あー、この人のコラムを何度か読んだことがありますね。
 著名なシンクタンクであるCSISにシニアフェローとして加わってもいます。

 基本的な方針は韓国擁護。
 ただ、2018年の米朝首脳会談については「リスクが大きくすべきでない」と表明していました。
 夫のマックス・ブートと一緒になって「日韓の関係改善はいいことだ」みたいなコラムを書いていたこともあります。
 「なんだこの甘っちょろい分析」とか思った覚えがあります。

South Korea takes a brave step toward reconciliation with Japan(ワシントンポスト・英語)

 韓国生まれであるとのことまでは知らなかったのですが。
 でもまあ、こうして「韓国政府から資金援助等を受けていたスパイ」であるとするなら、なるほど分からんでもないといったところ。


 あ、一応法的な名目上では「スパイ防止法ではなく、外国代理人登録法違反」での逮捕です。すでに50万ドルの保釈金を支払って釈放済。
 韓国政府からもらったものは──

・3450ドルのルイ・ヴィトンのハンドバッグ
・2845ドルのドルチェ&ガッバーナのコート
・2950ドルのボッテガ・ヴェネタのハンドバッグ
・ミシュラン星のついた寿司店でのディナー

 ──等々。寿司屋で韓国政府の担当者から「こうしたことを述べてください」って言われたことを、まんまメディア出演時に述べていたとの話。
 ボッテガヴェネタで韓国政府の担当者とスー・ミ・テリーが一緒にいる画像が起訴状で公開されています。

 韓国政府がこうして「ロビー活動」をして、韓国に対して有利な言論を作り上げてきたことはよく知られていますが、それがたまたま違法であった(外国の代理人として登録していなかった)ためにこうして逮捕されただけ……と考えられます。
 まあ、他の韓国関連の国際政治学者もどんなもんだかな、ってところです。

 あとなんか脱北関連のドキュメンタリー制作に関わったってことでエミー賞にノミネートされているそうです。



 なんというか、いいタイミングですね(笑)。

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