26日、チョ・ヨンジン防衛事業庁報道官は国防部定例ブリーフィングで「アリセル生産電池が軍が要求した持続時間など規格に不足している点を確認した」としてこのように話した。
防衛事業庁によると、アリセルは軍納を始めた2021年から現在まで約10万個の電池を軍に納品した。 ところがこの会社は品質検査用電池を別に作った後、試験用とすり替える手法でデータを操作し国防技術品質院をだまして軍納をしてきたことが把握されたと捜査当局が23日明らかにした。技品院は今年4月になって、これを摘発したという。 (中略)
チョスポークスマンは「2021年に契約し2023年までに納品した物量に対しても性能や安全性について全数調査し検証する計画」とし「契約者(アリセル)に対しては行政的措置を検討している」と話した。 6月、京畿道華城市にあるアリセルバッテリー工場で火災が起き、勤労者23人が亡くなった。
(引用ここまで)
華城アリセルのバッテリー工場でリチウム一次電池が爆発し、大規模な火災が発生した事件。
昨日も「亡くなった派遣社員のIDでは『開けない非常口』があった」「っていうかそもそも非常口がどこかなども知らされていなかった」ってニュースをピックアップしましたね。
大火災を引き起こした韓国企業のリチウム電池、納入先の韓国陸軍でも爆発していた(楽韓Web過去エントリ)
X(Twitter)でちょいバズしてますが。
この件をピックアップすると「日本でも煎餅工場がぁ」って言ってくる人がいるんですが、日本の煎餅屋とコスダック上場企業の子会社の安全意識が同じだって時点でもう絶望的だと思うんですけどね。むしろ。
それはともかく。
このリチウム一次電池(使い切り電池)の主たる納入先は韓国陸軍。
無線機などで利用されているとのこと。
ところが納入先の陸軍でも爆発事故を繰り返していたことが報じられています。
大火災を引き起こした韓国企業のリチウム電池、納入先の韓国陸軍でも爆発していた(楽韓Web過去エントリ)
この巨大なサイズのバッテリーが爆発する……のだそうです。こっわ。
で、火災になって242億ウォンだの3億4000万ウォンだのの被害を出していたのですが。
その納入されていたバッテリーのデータが捏造されたもので、「品質検査用電池」は別途に製造して、納入するバッテリー10万個は性能の劣ったものにしていたと。
……まあ、韓国軍的にはよくあること。
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