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2024年07月

韓国のチキン屋、4万1436店にもなってしまう。うち、70%がフランチャイズ。朝から晩までチキンを揚げても年収は320万円ほどにしかならない……

「昼夜なく鶏を揚げるのに稼ぐお金はやっと」…残るものがないという 「フランチャイズ」チキン屋(ソウル経済・朝鮮語)
引退後、代表的な創業アイテムとして浮上する「チキン屋」。 しかし、最近フランチャイズブランドではない町のチキン屋は見にくいが、このようにブランドチキン屋が過熱競争をしながら加盟店の収益性の憂慮が出ている。

28日、流通業界などによると、国内チキン専門店数は2022年に4万1436店で、2020年より1307店減少した。

年度別の国内チキン専門店数は2019年3万508店から2020年4万2743店に増え、初めて4万店を突破し、2021年4万2624店、2022年4万1436店に減少傾向を示した。

チキンブランド数は2020年477ブランドから2021年701ブランドに急増したが、2022年683ブランド、昨年669ブランドで2年連続減少した。

反面、チキンフランチャイズ加盟店数は2019年2万5687店から2020年2万7303店、2021年2万8627店、2022年2万9358店などで着実に増えた。

全体チキン専門店のうち、フランチャイズ加盟店の割合は2019年68.5%、2020年63.9%に下がったが、2021年67.2%、2022年70.9%に高くなり、70%を超えた。 (中略)

専門家の間では、配達飲食市場の成長の勢いが鈍化し、チキン屋が飽和状態で加盟店が増えれば、収益性が悪化し、構造調整が発生する可能性があるという警告が出ている。

実際、チキン専門店の収益性は悪化している。

チキン専門店の営業利益は2020年6236億6000万ウォンから2021年9306億1000万ウォンに増加したが、2022年8603億ウォンに減少傾向に転じた。

22年の平均売上増加率はチキン加盟店が6.5%で、居酒屋(66.2%)、韓国料理(17.2%)、ピザ(11.6%)、製菓製パン(8.1%)、コーヒー(7.4%)より低かった。

特に、全体チキン加盟店の64%が年間売上2億ウォン未満であることが分かった。 年間売上2億~3億ウォンは23.3%、3億ウォン以上は12.7%とそれぞれ集計された。

通常、売上の15%を純利益として持っていくが、売上2億ウォンでは運営を維持するのが容易ではないというのが業界の説明だ。

これを単純に適用すれば、年間売上2億ウォンを上げるチキン加盟店社長が一年に商売して3000万ウォンしか持って行けないという話だ。
(引用ここまで)


 全世界のマクドナルドよりも多いとされる、韓国のチキン屋。
 コロナ禍の2020年に3万店ちょっと(2019年)から1年で4万2743店になった(!)あと、壍減して現在(2022年)は4万1436店。
 ちなみにマクドナルドの全世界店舗数は3万6000店ほど。

 うち、チキン屋のフランチャイズは2万5687店(2019年)→2万9358店(2022年)と増加中。
 フランチャイズの割合は2022年に70%を突破。
 寄らば大樹の陰。


 何度も何度も書いていますが、本当にやりたくてやっている事業ではないんですよ。
 45歳で実質定年を迎えるので、63歳(65歳まで後ろ倒し中)の年金受給までなんとかして食いつなぐ手段でしかない。
 なので、「年間売上2億ウォンを上げるチキン加盟店社長が一年間商売して3000万ウォン」しか稼げなくてもしょうがない。

 本当に自営業がやりたくてやっているわけじゃないので、さくっとフランチャイズに入る。低収入でもなんとか耐えるしかない。
 昼夜を問わずに延々とチキンを揚げ続けるしかないのです。



 餓死よりはマシ、くらいってことですね。

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韓国ヒュンダイ自動車「大型車や高級車ブランドのジェネシスはEVのみにする」→「やっぱ全車種でハイブリッド導入します」……ま、そうなるやろな

ジェネシスの「ハイブリッド」が発売される。現代自動車、10年間で120兆ウォン規模の投資(韓国経済新聞・朝鮮語)
現代自動車が2033年まで今後10年間、年平均12兆ウォン以上の大規模投資を断行し、電動化と共にハイブリッド競争力を強化する。 具体的にハイブリッドシステムを改善すると同時に、ジェネシスハイブリッドを市場に投入する。 電気自動車市場の需要停滞に対応するため、エンジンが電気を生産してバッテリー充電を支援する電気自動車「EREV」(Extended Range Electrified Vehicle)を導入し、2030年までに徐々に純電気自動車のフルラインナップを構築する計画だ。 (中略)

現代自動車は電動化転換速度が鈍化する市場に機敏に対応するため、まず独自開発したハイブリッドシステムを改善し、増えるハイブリッド需要に積極的に対応することにした。 現代自動車はハイブリッドモデルの販売を大幅に拡大し、2028年までに昨年のグローバル販売計画比40%増の133万台を販売する計画だ。

現代自動車は準中型·中型を中心に適用されたハイブリッドシステムを小型·大型·ラグジュアリーまで適用し、既存の7車種から14車種に拡大する計画だ。 特にジェネシスは、電気自動車専用モデルを除いて、全車種にハイブリッドオプションを提供することにした。 (中略)

アイオニック5、大型電気スポーツ用多目的車(SUV)アイオニック9などの電気自動車以外にもハイブリッド車を生産する予定だ。
(引用ここまで)


 ヒュンダイ(ヒョンデ)自動車が電気自動車優先路線を撤回。
 21年には「中型車ではハイブリッドを製造するが、大型車、高級車では電気自動車のみを製造する」との路線を株主に対して表明していたのですね。
 「これからの生きる道はBEV、純電気自動車である」と。

 特にジェネシスは25年以降は電気自動車しか出さない。
 ブランディングとしてそのようにする、と言い続けていたのですよ。
 ただ、全世界的に一気に電気自動車の販売に急ブレーキがかかっている。

 足元の韓国ではEV火災がえらいことになってて「充電ポートがほとんど地下駐車場にしかない」「地下駐車場への入庫禁止!」「じゃあどこで充電すればいいの」「知るか!」みたいな事態になってます。


 失敗の方針を正すことができるのは悪くないですが。
 まあ、さすがに電気自動車がここまで急ブレーキかかって、ハイブリッド自動車が再度隆盛を迎えるって予想するのは難しいか。

 トヨタが慧眼すぎたってことなのだろうなぁ。
 世界ほぼすべてが「もう電気自動車の時代、ハイブリッドとか時代遅れwww」くらいの方針だったのが、ハイブリッド技術を持っているところはハイブリッドに注力せざるを得ない状況になっている。
 ろくなハイブリッド技術がないGMとかどうするんだろうな。
 将来的にはパワーソースがどれであろうと電気自動車が主流になるんでしょうけどね。
 その「将来」が2030年なのか2040年なのか。
 それとも2028年にトヨタが全固体電池を実用化させたときになるのか。
 そうした趨勢を見るのにちょっとピックアップしておきたい記事でした。

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韓国メディア「AI世代の勝者はTSMCだ。ゴールドラッシュでつるはしを売っていた企業のように安定している」……ようやく気がつきましたか

「AI半導体」戦争、結局勝者はTSMC? 「金鉱を探す人につるはし・シャベルを売るのがもっとも儲ける方法」(ソウル新聞・朝鮮語)
モルガン・スタンレーは「最近TSMCは来年のファウンドリー供給が不足する可能性があり、価格引き上げがなければ顧客が十分な容量を割り当てられない可能性があるというメッセージを伝えている」と言いました。 AI市場の「大手」であるNVIDIAをはじめ、アップルなど主要企業を顧客として確保しているTSMCが、今はビッグテックを並べる「スーパー乙」になったのです。 (中略)

NVIDIAへの依存度を減らそうとするビッグテックの動きもTSMCの立場では好材料かもしれません。 ビッグテックが独自のAI加速器を開発するとしても、製造はTSMCに任せる公算が大きいためです。 NVIDIAが独走しても、「TalNVIDIA」の動きが加速化しても強固な占有率を土台に成長を継続できるということだが、市場ではTSMCのこのような状況を「ピックアンドショベル」に借りたりもします。

ピックアンドショベルは、19世紀のゴールドラッシュ当時、金鉱に集まった人につるはし(Pick)とシャベル(Shovel)を売っていた人が、より安定的で持続的な収益を上げたことに着目した投資戦略です。 スイス資産運用会社GAMのジャン・コルテシポートフォリオマネジャーはある外信インタビューで「投資家はTSMCがAIテーマでピックアンドショベルの役割をするということに気づいた」とし「AIチップ需要が現在減る信号が見えないのを見れば少なくとも数四半期間需要は持続すると見る」と話しました。
(引用ここまで)


 サムスン電子の第2四半期の決算は良好で10兆4000億ウォンの黒字、半導体部門では6兆4500億ウォンの黒字であったとされています。
 ところがメモリ部門以外のファウンドリ、およびシステムLSI部門では3000億ウォン(報道によっては7000億ウォン)ていどの赤字であるとされています。

 一方でTSMCの決算は前年同期比で売上は約40%増の6735億台湾ドル、利益は約36%増の2478億台湾ドルと好調そのもの。
 利益率えっぐ……。

 ファウンドリとしてのシェアも出てまして、TSMCが62%、サムスン電子は13%。
 前期と同じ49%ポイント差。
 相手にならないレベルでの差がついていますね。


 その最大の原因はAI旋風に対応できているか否かであるとされています。
 TSMCはnVidia、AMD、アップルなどの企業からの生産委託が行われています。
 どの企業もAI旋風の主役級が揃っています。

 一方でサムスン電子は自社製SoCとGoogleくらい。そのGoogleもサムスン電子への委託をやめて、次のTensor G5からはTSMCに鞍替えするとされています。
 いくらサムスン電子が「我々のファウンドリは空いてますよ!」ってアピールしても、大手企業のTSMC詣では止まらない。

 ……まあ、発熱のひどさと歩留まりの悪さで定評がありますからね、サムスンのファウンドリ。
 クアルコムもそれで離脱したのでした。
 思えばnVidiaもRTX30シリーズの頃はサムスン電子に委託していたんだよなぁ。あとテスラもサムスン電子の顧客でした(過去形)。

サムスン電子のファウンドリ、あまりにも歩留まりが上がらずにnVidia、クアルコムともにTSMCに逃げてしまう……(楽韓Web過去エントリ)

 冒頭記事は「AI旋風で一番儲けているのはTSMCではないのか。ゴールドラッシュの時につるはしとシャベルを売っていた企業のような立場になっている」とするもの。
 あら、ようやく気がつきましたか。

 AI関連で韓国が手を出せているのはメモリ関連くらい。
 それ以外だとなんも関係ないんですよね。
 まあ、メモリであるていどの利益を享受できているんでそれでよしとすべきじゃないですかねー。

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楽韓さん、本日の動向 - 中国人の若者が東南アジア出稼ぎに出るようになっている(そして中国人らしく傍若無人に振る舞う)

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 中国人の若者がベトナムに不法入国して働こうとしながら傍若無人をやっている、とのニュース。

ベトナムに不法入国した中国の若者がタクシー運転手を殺害、中国で今何が起きているのか?(JBPress)

 これまで経済の勾配が中国>東南アジアであったものが、若者層にとっては東南アジア>中国になりつつある。
 でも「中国人」としての矜持を捨てることもできずに傍若無人に振る舞うと。
 ……害悪じゃん。

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 クレヨンしんちゃんの原作が6円だったり20円だったりするセールは明日まで。
 暇つぶしにはよいと思います。


新クレヨンしんちゃん : 1 (アクションコミックス)
臼井儀人&UYスタジオ
双葉社
2014-01-31


 ズボラ株投資が半額。
 チャートの読み方等で少し参考にしている部分もあります。読んでおいて損はないかな。



 KADOKAWAのセールから天空の城をもらったので異世界で楽しく遊びたい が3巻まで110円、6巻まで半額。
 それなりに読めます。110円分のところだけでも買ってよいかな。



 あとつぐももが1巻156円、そこから飛んで26巻から30巻まで280円台。どういうセールなのか。いいけど。

つぐもも : 27 (アクションコミックス)
浜田よしかづ
双葉社
2021-06-10


 片田舎のおっさん、剣聖になるが1巻半額、2巻から最新巻まで41%ポイント還元。アクションシーンがかなり描けているので納得感あり。個人的にはおすすめ。



 新宿のナワブ ダイニングカフェでニハリ。お昼からニハリが食べられるところはそうはないんですよね。

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 北インドのマトンの油煮みたいな代物。
 危険が過ぎる(カロリー的な意味で)。あとパロタ2枚。

 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。
週末北欧部 chika
(2022/2/17)