来年6月、イングランドプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーとの契約が満了する孫興民(ソン・フンミン、32)が、まだチームとの再契約交渉を始めてもいないと明らかにした。
孫興民は26日(韓国時間)、英ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた記者会見で、2024-25欧州サッカー連盟(UEFA)欧州リーグ(UEL)のカラバフFK(アゼルバイジャン)と第1戦の事前記者会見で、自身の再契約交渉状況について「球団といかなる対話も交わさなかった」と話した。
ソン・フンミンは来年夏をもってトッテナムとの同行が終わる。 1年契約延長オプションが含まれたと伝えられたが、まだオプション発動や再契約に対する公式的な発表はなかった。
ソン・フンミンは「私は今シーズンに非常に集中している」として「今の年齢では毎瞬間が大切だ。 特に今シーズンは競争しており、さらに気を使っている」と話した。 (中略)
契約満了期間が1年も残っていない状況で再契約可否が遅々として進まず、一部ではソン・フンミンに対する批判的な反応も出てきて「冷遇論」まで出てきた。
2011年までトッテナム所属だったジェイミー・オハラは「もうソン・フンミンは丘を越えたようだ」として「私はソン・フンミンが終わったと思う」という妄言で論難になったりもした。 ただトッテナムのニュースを伝える「ホットスパーHQ」は、この考えがオハラ一人だけの考えだと反論した。
(引用ここまで)
ソン・フンミンとトットナム・ホットスパーの契約は今シーズンまで。
クラブ側に1年の契約延長を申し出ることのできるオプションがあり、これを発動させた場合は来シーズンまでとなります。
んで、ソン・フンミン本人からヨーロッパリーグの記者会見の場で「まだクラブと交渉のテーブルにもついていない」と言明があったと。
んー。
ソン・フンミンは今年で32歳。
アスリートとしてのピークはもう過ぎています。サッカープレイヤーとしてのピークってだいたい25歳くらいって言われてます。
前にもちらと書いたのですが、メッシもロナウドもゴール数が最大だったのは25歳前後。
30歳を過ぎたらもうほとんどのプレイヤーは晩年です。
どれだけ節制できるか、サッカー脳を発達させられるかって部分もありますけどね。
場合によっては長谷部みたいに40歳になっても現役で出場できる場合もあるけれども。
何度か指摘していますが、ソン・フンミンはペナルティエリアのちょい外で足元にパスを渡してあげればどっかんミドルシュートで得点がかなり期待できるってタイプのプレイヤー。
それ以外のことをやらせるのはダメ。
基本、足は遅いし守備もできない。
でも、前述のように王子扱いしてあげれば得点を挙げて、チャンピオンズリーグかヨーロッパリーグくらいには出場可能な上位に位置させることができる。
ただまあ……もう賞味期限切れかな。
ここ何年か、クラブの成績も前ほどは振るわない。
1年契約延長してサウジあたりに移籍させて、クラブ孝行するのがよいと思いますよ。
韓国メディアからは「冷遇」っていわれてますが、別にレジェンドクラスのプレイヤーってわけでもなし。
ハリー・ケインみたいにトットナムの生え抜きでかつ複数回の得点王ってわけでもなし。
なんかこう韓国では「トットナムからソンは特別扱いを受けて当然」みたいな空気感を出しているんですが、そこまでじゃないからね?
貢献度は低くはないけど、そこまでのプレイヤーかって問われたら「うーん」って感じです。
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