韓国国民の平均年齢が史上初めて満45歳を超えた。 通貨危機直後の1990年代末と2000年代初めまでは「サオジョン(45歳なら定年)」という言葉が出回るほど、45歳は中高年の象徴的な年齢だった。 しかし、少子高齢化が続き、軍旅団長級の初任大佐や大企業次長・部長級に当たる45歳が、全体人口の中間年齢帯である青年隊列に合流したのだ。 すでに昨年から全羅南道とソウル道峰区など一部の地方自治体は予算を支援する青年基準を39歳から45歳に拡大した。
4日、行政安全部の住民登録人口統計によると、昨年末44.8歳だった住民登録人口の平均年齢は今年末45歳を超えるものとみられる。 月別に見ると、2月末に44.9歳だった平均年齢は3月末に45歳になり、先月末には45.2歳に増えた。 平均年齢が2014年末に40歳を超えてから10年ぶりに5歳増えたのだ。 統計庁は2022年「将来人口推計」を発表し、平均年齢が来年45歳を超えると推定したが、その時期が1年繰り上げられた。 (中略)
住民登録人口の平均年齢が集計され始めた2008年の平均年齢は37歳だった。 年平均0.5歳ずつ増える傾向だ。 統計庁は、平均年齢が11年後の2035年に50歳、2049年には55歳を超えるものと見ている。 世界で類例を見ないほど高齢化が速い速度で進展しているためだ。 国連によると、韓国の中位年齢(全人口を一列に並べたときに真ん中にいる人の年齢)は45.1歳で日本(49.4歳)より低いが、英国(40歳)・米国(38.3歳)など主要先進国より高い。
(引用ここまで)
韓国人の平均年齢が45歳を突破したってニュース。
記事によると2008年に37歳だったものが、今年に45歳になったとのこと。
いや、早いね。
2008年には日本は44歳、今年49歳くらい。1割ちょっとしか上がっていない。
韓国は37歳→45歳なので2割強の上がり具合。
上になったら割合の上がりにくさは出るにしても、韓国の2割強の上がりかたはちょっとひどい。
高齢化、っていうよりは下が生まれなさすぎて平均値ががんがん上がっているところですね。
下の年代の数字が増えない上に、平均余命が日本に次いで世界で2位。
そりゃ平均の数字も急激に上がりますわな。
ちなみに今年の合計特殊出生率の予測値は0.68。
今月の終わりくらいに第2四半期の数字が出ると思いますが、なにひとつとしてよくなる要素もないしなぁ。
第2四半期の数字は去年の半ばくらいの景況感を反映している部分もあるのですが。
いまだろうが去年だろうが、どっちにしても不況下。
どうにもならんだろうなぁ。0.7にとどまれるかどうかがひとつのハードルかな。
韓国の人口動態については、どこを向いても悪夢以外ないんですよね。
30年くらい遡って「どこで間違ったのか」を認識しないとダメなんじゃないかなー。
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