600年ぶりに帰ってきた仏像「このまま送ると悔しくて恨になる」(オーマイニュース・朝鮮語)
それと共に瑞山浮石寺は日本に返還前に仏像が元々あった浮石寺で公開展示を要求し、日本観音寺の同意と協議を通じて仏像を瑞山浮石寺に祀り100日親見法会ができるようになった。
(中略)
- 仏像がしばらく浮石寺に戻った。
「最高裁判決後、様々な経路を通じて換地本処のために努力した。 今年2月、龍山(ヨンサン)大統領室の市民社会首席室を通じて、「仏像が600年ぶりに韓国に戻ってきたが、故郷にたった一日も来られず、文化財庁の収蔵庫にいて日本に帰るのは本当に悔しくて悔しいことだ。 私たちが作って略奪されたことは確かだが、このように送ることはできない。 100日親見法会ができるようにしてほしい」という意向を伝え続けた。
それと共に政府では最高裁で日本の所有権を判決したので所有権者の同意がなければならないという話を聞いて、6月正式に対馬観音寺に公文書を送り100日親見法会協力を求めた。
そんな中、先週25日頃、対馬の観音寺で「100日親見法会に同意する」という連絡を受けた。 当時、対馬観音寺は日本のジャーナリストを通じてこのような事実を発表した。 まもなく100日親見法会に同意する公文書が来ると予想している」。
- 「100日親見法会」による困難はなかったのか。
「日本の対馬観音寺は6月に公文を送った当時、日本に仏像が返還された後、再び話をしようと拒否の立場を明らかにした。 これに対し、国会と日本のマスコミを通じて助けを要請するなど努力し、ついに日本観音寺の同意を得ることになり、100日間浮石寺に仏像を少しでも連れてくることになった。
この過程で日本の観音寺は、最高裁判所の判決どおり観音寺の所有権認定と仏像返還保証を浮石寺に要求し、「私(浮石寺住職ウォンウ僧侶)と曹渓宗総務院文化部長、曹渓宗宗宗会議長のチュギョン僧侶が保証する」と述べた。 これは曹溪宗団が保証するもので、公信力がある。
特に、日本の対馬観音寺の憂慮に対し、仏像を24時間見ることができるリアルタイム映像システムも設置する計画だ。 過程が難しかったが、それでも仏像を祀ることができて幸いだ」。
(中略)
- 100日親見法会はいつ頃開かれ、仏像はいつ見られるのか。
「現在、仏像をお連れする準備をしている。 100日親見法会は予算問題が解決すれば10月20日前後にできるのではないかと思う。 100日親見法会は国宝級の仏像が600年ぶりに本来の位置に戻る儀式で、意味を十分に持つようにする計画だ。 日本の観音寺と仏教信徒、多くの市民を招待する予定だ。
(引用ここまで)
先日、「100日法要をすれば返還に同意する」といった韓国の浮石寺からの発表がありました。
仏像を盗まれた被害者である観音寺の前住職田中氏は「まただまされるかもしれない。半分しか信じられない」との話をしていましたね。
対馬観音寺前住職「半分しか信じられない。10年間だまされてきたのだから、まただまされるかもしれない」と仏像返還条件の「100日法要」要求に危機感を表明(楽韓Web過去エントリ)
これまで10年に渡ってだまされてきたのだから危惧は当然といえば当然。
ただ、韓国メディアは最初に「法要を〜」と報じた共同通信の後追い報道をするだけで、これといって新しい情報はありませんでした。
そんな中、浮石寺の住職のインタビューが掲載されていたのでピックアップ。
ざくっと返還関連についてまとめるとこんな話をしています。
・6月に対馬観音寺に向けて正式に文書を送って100日法要への協力を求めた。
・9月25日頃、観音寺から「同意する」との連絡を受けた。
・観音寺はジャーナリストを通じて同意の事実を発表した。
・間もなく公文書が届くはず。
・10月20日頃から法要をはじめたい。
ふーむ?
ちなみに観音寺前住職の田中氏はこんな話をしています。27日か26日のインタビュー。
なお、前述の共同通信による報道があったのは24日。
・一刻も早く返していただきたい。
・「譲渡した」みたいな口調ですけど、冗談じゃない。
・最初から観音寺のもので、今も観音寺のもの。
・(浮石寺からの文書について)返事が求められているものではない。
・現時点で返答はしていない。
んー。
完全に言い分が行き違っています。
特に法要部分については浮石寺側は「合意を得た」としており、観音寺側は「返答すらしていない」と。
まあ、観音寺側が嘘をつく理由はなにもないので、観音寺の言っていることが本当なのでしょう。これまでの韓国パターンからすると
となると「100日法要」とやらがどうなるのか。
現在、仏像が保管されているところから「持ち主の合意を得ている」として、強奪するようにして持っていくのかどうか。
「法要をはじめる」とする時期まであと10日。ちょっと注目が必要であるように思います。
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