韓国作家初めてノーベル文学賞を受けた小説家ハンガン(53)の賞金は非課税処理される。
11日、企画財政部などによると、所得税法施行令18条は、非課税されるその他所得で「ノーベル賞または外国政府・国際機関・国際団体その他の外国の団体や基金から受ける賞の受賞者が受ける賞金と負傷」を明示している。
これによりハン・ガン氏は賞金を税金なく受け取ることになる。 (中略)
この日午前、国会で開かれた企画財政委員会国政監査で「所得税法施行令によりノーベル賞賞金は非課税か」という質問にチェ·サンモク副総理兼企画財政部長官は「そのように招致している」と答えた。
(引用ここまで・太字引用者)
いやぁ、なんというかね。
楽韓さんが非常に傲慢になっていた、という話をひとつ。
ノーベル賞の賞金は基本的にほぼ全世界共通で非課税となっています。住民税とかどうなってるのかは不明ですが。
とりあえず日本は所得税は非課税。経済学賞だけ課税対象になるとのこと。
ただし、アメリカでは課税されるとの話を聞いたことがあるのですが、本当かどうかまではちょっと不明。
あと日本ではオリンピックでメダルを取った際の報奨金なんかも非課税対象とのことです。
余談。
んで、ですね。
韓国メディアが一斉に「ノーベル文学賞の賞金は1100万クローナ。今日のレートで14億3000万ウォン。これがすべて非課税だ!」って報じているのですよ。
これを見て、楽韓さんは「なんでそんな常識をわざわざ報じているのやら……」ってちょっと思ってしまったのです。
いや、なんたる傲慢さ。
2000年以降、日本国籍で17人が受賞、南部教授のようにアメリカ国籍を取っているかたも含めれば20人が受賞しています。
なので「賞金は非課税」なんてことは日本人にとっては常識なのです。
新橋の酔っ払ったサラリーマンに聞いても「ノーベル賞の賞金は非課税」であることくらいは知っているでしょうよ。
でも、韓国では24年ぶりのノーベル賞受賞者なのですね。
国会の国政監査で「ノーベル賞の賞金は非課税なのか」なんて質問が出て「そのように承知している」って回答が出るくらいには知られていない。
四半世紀に1度あるかないかの受賞だったら、そりゃそうした基本的な話も出ますよね。
傲慢で申し訳ない。
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