日本のマスコミ「サッカーダイジェスト」は13日、「韓国のFWファン·ヒチャンが負傷で離脱し、韓国のマスコミが驚いた。 試合を担当した日本人主審に批判が出ていると報道した」と伝えた。 (中略)
サッカーダイジェストは「韓国代表チームにとって大きな戦力損失だ。 ファン·ヒチャンは代表チームで攻撃の重要な役割を担った。 ファン·ヒチャンの突破と攻撃的なプレーはチーム戦術の中心だ」と残念がった。
同メディアは、日本人主審をめぐる世論も伝えた。 韓国ヨルダン戦の主審を務めた日本人の木村博之は、ファン·ヒチャンに反則を犯した選手にイエローカードを出さなかった。
サッカーダイジェストは「ヨルダンの荒いプレーと審判たちに苦言があふれた。 試合を担当した日本人木村博之主審の判定に対する議論が起こった。 ヨルダン選手たちのタフなプレーに対して適切な制裁がなされていないという批判が出た。 韓国選手たちが何度もタックルされたにもかかわらず、審判の対応が足りなかったという指摘もある」と憂慮した。 (中略)
日本最大ポータルサイト「ヤフージャパン」に上がってきた該当記事には400ヶに肉迫したコメントが付けられ話題を集めた。
最も多くの共感を得たコメントは次の通りだ。
「主審が日本人だと批判するのは間違っている。 抗議や批判をするなら、怪我をさせたヨルダンの選手にしなければならない。 孫興民もリーグで相手選手を負傷させたことがあるのではないか。 それもそうだとすれば、その境地の主審の責任なのか。 「ゲームが荒れないようにコントロールもしっかりしなければならないが、負傷が出るなら故意でなくてもプレーをした選手の責任だと思う」。
(引用ここまで)
ウルヴァーハンプトンに所属するファン・ヒチャンが10日の試合で、ヨルダンの選手にタックルを食らってひとりでは立てずに退場したシーンがありました。
足首を負傷して年内復帰は無理ではないか、ともされています。
ま、所属先では交代要員だったので替えが効かないかといわれたらそんなことはない、くらいの立ち位置なのですが。
韓国代表ではそうもいかない主力のひとり。
それでなくてもソン・フンミンが傷んでいる中、ストライカーのひとりが欠けるのはだいぶ辛い。
代わりに招集されたのが、「元バルサ三銃士」のイ・スンウ。ちょっと前にベルギーのシント・トロイデンで干されていたけど、韓国に戻ってたんですね。
いまは全北でプレイしているそうです。あともうひとり、全北でプレイしているフォワードが招集されたそうです。
……層うっす。
で、このファン・ヒチャンの怪我が「日本人主審が試合をコントロールしなかったからだ」ってSNSで話題になっていたりしたそうですが。
……うーん、試合全体を見ていましたが別にそこまででも。
AFCのYouTubeチャンネルで掲載されているダイジェストにもファウルのシーンが出ていないくらいですから。
そこまでのファウルでもなかったと感じます。
スライディングで足裏が直撃したわけでもなく、ヨルダンの選手の身体が乗り上がってしまった感じだったはず。
っていうか、一貫してましたけどね。あるていどのタックルは取らないって。
ちなみに日本代表戦は韓国人審判だったのですが、こちらも一貫してました。
最後にはあのサウジアラビア代表がろくに転ばなくなったくらい。あまりにもファウル取ってくれないので(笑)。
まあ、「怪我したほうが悪い」とはミリほども思いませんが、日本人審判がどうのこうの言う前にまずヨルダンの問題だろと。
あと選手層が薄い自分のところの構成を反省すべきでは。
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