NHNが台湾とドイツでウェブトゥーンサービスを中断することを決めた。 最近、カカオ系列会社も年内にインドネシアと欧州での事業撤退を決定するなど、収益性の低い地域の事業を放棄する代わりに、火力を北米と日本に集中する姿だ。 (中略)
業界によると、NHNは最近、台湾で自社ウェブトゥーンサービスである「ポケットコミックス」の事業を撤退した。 2014年の進出以来、7年ぶりのことだ。 これでNHNは東南アジア市場でウェブトゥーン事業を完全にやめることになった。 NHNは昨年7月、タイコミコ法人をキダリスタジオに売却し、2022年ベトナム事業も撤収した。 続いて昨年9月、ドイツでもポケットコミックスサービスを終了した事実が一歩遅れて確認された。 これを受け、NHNは国内をはじめ、日本、北米、フランスだけでウェブトゥーンサービスを続けることになった。 NHNは韓国と日本ではコミコ、北米と欧州などの地域ではポケットコミックスでウェブトゥーン事業を運営している。 (中略)
国内主要ウェブトゥーン企業が欧州と東南アジア市場で足を抜く理由は、収益性が落ちる地域を早く整理する代わりに、核心市場に集中して成長を成し遂げるという戦略のためと分析される。 特に、人口数が1億人を超えるインドネシアやベトナムなど東南アジア諸国の成長性を見て飛び込んだが、不法流通が盛んに行われていることも、事業撤退に影響を及ぼしたものと分析される。 実際、インドネシアの場合、100ヵ所余りを超えるところでカカオエンターテインメントのウェブトゥーンが不法に流通されたことが分かった。
同時にフランスを除いた欧州地域で苦戦することには文化的な違いが挙げられる。 ウェブトゥーン業界のある関係者は「東南アジアの場合、米国やヨーロッパ対比した回次の単価が低いうえに不法流通も多く収益を出しにくい構造」として「反面、ドイツの場合、世界4位の出版規模を誇るが伝統出版文化が強力に位置しウェブトゥーン·ウェブ小説などをコンテンツとして認知できない傾向がある」と説明した。
(引用ここまで)
NHNがまたもや海外ウェブトゥーン事業から撤退。
台湾、ドイツから撤退。
NHNはコミコの運営企業。
2022年にはベトナムから撤退。
2023年にはタイから撤退。
ついで台湾、ドイツからも撤退。
NAVERは中国から撤退。
カカオはフランスから撤退。
ついで台湾、インドネシアからも撤退済。
ふむ。
韓国メディアの設定上は「世界をウェブトゥーンが制覇する」ってはずだったんですけどね。
世界の範疇がどんどん狭くなってきています。
っていうか台湾とか日本のマンガ文化が根付いているから、圧倒的なクオリティで攻めたてればなんとかなりそうですけどね?
クオリティがあれば。
クオリティについては昨日のエントリも参照してみてください。
もしかしたらなんか面白いものもあるのかもしれないですけどね。
いまのところ、これといって見当たらないんだよなぁ。
基本、すっかすかで中味がないものばっかりですから。
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