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2024年10月

韓国メディア「ノーベル文学賞を受賞したハン・ガンの作品が日本で大流行だ!」……ノーベル賞への渇望のひどさを感じてしまうんだよなぁ

日本全域で「ハン・ガン」注文殺到…「5·18もっと知りたいです」(KBS・朝鮮語)
ハン・ガン作家のノーベル賞受賞後、出版大国という日本でもハン・ガンブームが起きています。
ハン・ガンの作品を通じて5·18民主化運動や済州4·3事件に触れ、韓国の現代史に関心を持つ人も増えています。
(引用ここまで)


 韓国で「日本でもハン・ガン氏の著作が流行している」とのニュースがけっこうな頻度で出ています。
 まあ、どの年でもノーベル文学賞受賞者の作品は流行するわな……ってだけの話なのですが。
 最近だとカズオ・イシグロ氏の作品とかかなり流行りましたしね。
 でもまぁ、イギリスで「日本でカズオ・イシグロの作品が売れている」みたいなニュースはなかったんじゃないかな。

 それだけ韓国ではハン・ガン氏の受賞がめでたいことだとされていて、かつ「日本に認められている」感が強いのでしょうね。
 「ついにノーベル賞作家を輩出して、日本に認めさせてやったんだ!」といった気持ちを強く感じます。


 どれほど韓国がノーベル賞を(たとえ望んでいた自然科学部門のものでないにしても)渇望していたのか、よく分かる記事ではないかなと感じられます。
 わざわざ書店に取材して、ですからね。



 新宿の紀伊國屋書店、あとは神田の古書店街かぁ。
 古書店街のほうは「ハン・ガンをはじめとした韓国文学が大流行り」の絵面ではない感じですけども(笑)。

 いや、今回の受賞劇は本当に面白かった。
 韓国がノーベル賞に対してどれだけコンプレックスを持っていたのか、ルサンチマンを溜めこんでいたのかがよく分かりました。
 知ってはいたんですけどね。どれほどのものだったかを思い知らされた感じです。

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韓国前大統領「我が国独自のmRNAワクチンをすぐに開発し、世界のワクチンハブに韓国がなる!」 → mRNAワクチンの開発で日本、中国に先を越され、独自開発したベクターワクチンは破棄されまくり

【コラム】K防疫? 日本・中国が開発したmRNAワクチン、韓国は大幅な遅れ(中央日報)
「新型コロナ治療薬およびワクチン開発が早期に成功するよう集中的に支援するための政府支援団を構成し、今週から本格的に稼働する」。

第21代総選挙直前の2020年4月9日、文在寅(ムン・ジェイン)政権の青瓦台(チョンワデ、旧大統領府)は国産ワクチン開発の希望を与えた。共に民主党は選挙で圧勝し、新型コロナワクチン開発などに2100億ウォン(約230億円)を投資する計画が発表された。それから4年半が経過した現在、文前大統領の言葉のような成果が出ただろうか。 (中略)

政府は2028年までにmRNA国産ワクチンを開発するという目標を提示した。

ところが今になってようやく企業を集めてmRNAワクチン非臨床課題説明会をする韓国の現実は「ワクチン主権」を主張した青写真とは距離が大きい。韓国の現状はファイザーやモデルナのワクチンを販売する米国だけでなく、隣国の日本・中国と比較しても大きく遅れている。昨年8月、日本製薬会社の第一三共は新型コロナmRNAワクチンの開発に成功したと発表した。第一三共の奥沢宏幸社長は先月、韓国経済新聞のインタビューで「ファイザー、モデルナに続いて3番目に日本で新型コロナmRNAワクチンの製造承認を受けた」と明らかにした。 (中略)

韓国のパンデミック対処は日本だけに遅れをとっているのではない。中国は昨年3月、石薬集団が開発したmRNAワクチンの緊急使用承認をしたと発表した。 (中略)

日本と中国がmRNA開発に成功する間、韓国は何をしていたのだろうか。文元大統領は2021年1月20日、慶尚北道安東市(アンドンシ)のSKバイオサイエンスを訪問し、国産ワクチンの開発を促した。政府の支援の中、SKバイオサイエンスは国産ワクチンSKYコビワン(Covione)を開発した。ところが今年の新型コロナワクチン接種品目の中にこの製品はみられない。SKYコビワンの国内接種実績を確認するために疾病管理庁に情報公開を請求した。答弁を受けた結果、今まで接種した実績は5470回分にすぎないことが確認された。政府が2200億ウォン(約240億円)を投入して1000万人分を先に購買したが、廃棄処分されたことが明らかになった。昨年は有効期間が過ぎた13万回分を廃棄し、今年に入って42万回分を追加で廃棄した。ほとんど使われず廃棄されたのだ。なぜこのようになったのか。
(引用ここまで)


 コロナ禍真っ只中の頃、ムン・ジェイン政権では「K防疫で流行を防げているから」という建前でワクチン導入が遅れました。
 最終的には「2回目の接種用を1回目にほぼ全部廻して、接種間隔を長めに取って2回目を打つ」みたいな奇策まで使ってなんとか廻しきったのですけどね。
 「1回目の接種数は日本を追い越した!」とかやってて、唖然とさせられたものです。

 当初はアストラゼネカのワクチンしか導入できず、アメリカに泣きついたもののアメリカでも持て余していたヤンセンのワクチンしか供与してもらえないなんてこともありましたっけ。

韓国人「ファイザーのワクチンが来ると聞いていたのに、供給されたのはヤンセンだった。日本との扱いが違いすぎる」……まあ、韓国の立ち位置がそうだって話だよね(楽韓Web過去エントリ)

 こうした事情を憂慮したムン・ジェイン大統領(当時)は2021年に「2022年上半期にまで韓国独自のK-mRNAワクチンを開発し、我が国がワクチンハブになる」と述べたのです。
 まあ、5年で2兆2000億ウォンほど投入するって宣言してすべて失敗したのですけども。


 記事中にあるようにベクターワクチンの一種であるSKY Covioneなるワクチンの開発には成功したのですが、ほとんど使われることなく破棄されまくり。
 ……mRNAワクチンの効き目が高かったので当然ともいえるのですけどね。
 あと変異株が出た際、ワクチンの中味を変更できる速さでベクターワクチンはmRNAワクチンに及ばないってのもあります。

 それでも、なんらかの原因でワクチンが輸入できなくなったときに、自国でワクチンを製造できるのは大きな利点があるので研究は続けるべきだとは思います。
 そういった意味ではSKY Covioneの開発も、新たなmRNAワクチンもできるのであればやったほうがいいとは思いますが。

 まあ、根本的に大風呂敷を広げすぎなんですよね。
 「K防疫があるのでワクチンなどいらない」とか。
 「ファイザー、モデルナが韓国に製造依頼をしてくるに違いない」とか。
 「独自のワクチンを開発して、我々が世界のワクチンハブになる」なんてのはホントに意味不明でした。

 拡げた大風呂敷の尻ぬぐいは次政権に持ち越されるんだから、たまったもんじゃないんだよなぁ……。
 こうしたワクチン政策の失敗がユン政権になったら詳細が出るんじゃないかって期待していたんですが、さほど出てきていないのは担当省庁の瑕疵も少なくないからではないか、と邪推しています。

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野球:プレミア12の初戦で韓国代表、あっさりと台湾代表に敗れる。もはやスーパーラウンド進出は風前の灯火に……弱くなっちゃったねぇ

【プレミア12】台湾を甘く見ていた韓国、初戦でまた負けた(朝鮮日報)
 13日に開幕した「2024 WBSC(世界野球ソフトボール連盟)プレミア12」のB組オープニングラウンド(1次ラウンド)。韓国は台北ドームでホームチームの台湾に3-6で敗れた。 (中略)

 1敗を抱えた韓国がスーパーリーグに進出するには、残り4試合で少なくとも3勝が必要になる見通しだ。台湾戦の敗北は、これまでの国際大会で最初のボタンを掛け違えて1次ラウンド敗退を繰り返してきたジンクスを思い起こさせる。韓国は2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の初戦でオランダに0-5、2017年にはイスラエルに1-2、昨年はオーストラリアに7-8で負け、決選進出に失敗した。さらにさかのぼると「札幌惨事」もあった。韓国は2003年に札幌で行われたアジア野球選手権第1戦で台湾に4-5で逆転負けし、その後日本にも負けて2004年アテネ五輪出場権を逃した。

 柳仲逸(リュ・ジュンイル)韓国代表監督は今大会に先立ち、「韓国が国際大会で不振だった時は、初戦を逃していたケースが多かった」と述べ、台湾に必ず勝つという意気込みを口にしていた。昨年の中国・杭州アジア大会決勝で台湾を破って金メダルを取った勢いを止めたくないと考えていたのだ。
(引用ここまで)


 野球の国際大会プレミア12がはじまりまして。
 WBCに比べると1枚か2枚ほど格は落ちるものの、まあそれなりの国際大会ではあるでしょう。

 んで、12チームが2グループに分かれて、グループAはメキシコでオープニングラウンド中。
 グループBは主として台湾でオープニングラウンドを戦います(初戦の日本−オーストラリア戦のみバンテリンスタジアム)。
 グループBは日本、台湾、韓国、キューバ、オーストラリア、ドミニカ。

 で、韓国がまた台湾に負けて本戦に進めそうにもない、とのニュース。


 6チームから上位2チームがスーパーラウンドに進出するので、できれば1敗で済ませておきたいのだけども。
 もうすでにその貯金を使ってしまった状態で、日本、キューバ、ドミニカといった国と戦わなければならない。
 しかも、5勝1敗で並んだ場合は「直接対決の勝敗」が最初の判定基準なのでかなり厳しい。

 1位が無敗、2位が4勝2敗になった場合で三つ巴等になる場合以外は難しいかな。
 もちろん、残りを全勝すればほぼ間違いなくスーパーラウンドへ出場できるでしょうけども。
 なんというか、本当に弱くなりましたね。
 日韓間の地力の差は以前から明白でしたが、それでもたまには覆せるくらいの実力が韓国にあったものでしたが。
 イ・スンヨプ前後の世代が引退してからこっち、完全に差がつきました。
 国内リーグが超打高投低のぬるま湯だからでしょう。

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楽韓さん、本日の動向 - 今度は肩を痛めたりなんかしちゃったりしてな、このぉ

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 なんか肩が外れる……というかずれるというか、鎖骨がスライドしたというか。
 要するに肩を痛めて療養中。脱臼までは行ってないんですけどね。いや、厄年かよ。
 まだちょっと遠いんだけどな。
 ちょっと更新がずれたりなんだりするかもしれません。
 でもダイヤ2になった(肩はテーピングしててもアケコンでプレイできる)。

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 KADOKAWAの99円をはじめとしたセール、そろそろ弾がなくなってきたので1巻だけが99円のものもピックアップ。
 「シロクマ転生」と「即オチまゆりちゃん」。シロクマ転生は続巻は定価なので、とりあえず1巻だけでも。即オチまゆりちゃんは……まあ、割と好き。


そくオチまゆりちゃん (MFC)
栖或 はじめ
KADOKAWA
2020-07-22


 文春の50%ポイント還元セール(対象タイトル一覧)からは文春新書でルトワックの「中国 4.0」と、エマニュエル・トッドの「問題は英国ではない、EUなのだ」がどちらも50%ポイント還元。
 トッドはトンデモ学者扱いされて久しいですが、人口論をベースにして話をさせるとちゃんとした分析を見せてくれるのです。この著作はまだその頃のもの。

中国4.0 暴発する中華帝国 (文春新書)
エドワード・ルトワック
文藝春秋
2016-03-18



 あとセール外ですがエルブリッジ・コルビーの「アジア・ファースト」は読んでおいて損ないと思います。トランプ政権で国務長官もと言われていたのですけど、おそらくはインド太平洋担当あたりになるかな。

アジア・ファースト 新・アメリカの軍事戦略 (文春新書)
エルブリッジ・A・コルビー
文藝春秋
2024-10-18


 「昔勇者で今は骨」が5巻まで77円。9巻まで半額。
 読めるのは間違いないところ。

昔勇者で今は骨(1)【電子限定特典ペーパー付き】 (RYU COMICS)
白狼
徳間書店(COMICリュウ/COMICユニコーン)
2020-03-13


 ドラクエ3 リメイク発売記念でドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章が3巻まで半額、7〜11巻が35%ポイント還元。変則セール。まあ、とりあえず3巻まででもよろしいかと。
 ドラクエ3 リメイクはSwitchとPC(Steam)、迷いに迷ってSteamで予約しているので15日から。



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 昨日は東池袋のエーラージでマトンキーマカレーとエッグチャパティのセット。
 スペシャルの中でもマトンキーマが大好きって話は何度かしてますね。

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 エッグチャパティはチャパティの上に卵を乗せて焼いただけのものです(笑)。
 全粒粉だから香ばしさがあって好きなのです。
 このクローブががんがん利いたマトンキーマはホント幸せになれる味。
 マトンの脂とクローブの風味が合うんだろうなぁ。

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 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。