10年前までは外国人観光客数がほぼ同じだった韓国と日本が昨年、相反する観光産業の成績表を受け取った。 日本を訪問した外国人観光客は3687万人で史上最大を記録した反面、韓国は1000万人台にとどまり、当初の目標である2000万人達成に失敗した。
31日、韓国観光公社によると、昨年1年間、韓国を訪れた外国人観光客は1633万人だった。 1年前(1099万人)より48%増えたが、当初目標に掲げた2000万人はもちろん、新型コロナウイルス以前の2019年の1731万人に及ばなかった。
韓国を訪れる外国人は停滞しているが、海外に流出する韓国人は増え、観光収支が昨年史上最悪だったものと推定される。 昨年、海外に出国した韓国人は2869万人で、訪韓外国人の1.8倍に達した。 昨年1-11月の観光収支は102億ドルの赤字で、2023年の年間赤字規模(99億ドル)を上回った。
一方、訪日外国人観光客は円安効果などに支えられ、昨年歴代最多の3687万人を記録した。 海外に出た日本人(1301万人)よりはるかに多い。 日本国内の観光客の消費額は、史上初めて8兆円を突破した。
専門家の間では高齢化で消費人口が減り、製造業の成長が限界に達した状況で、代表的な高付加価値産業である観光業を活性化しなければならないという提言が出ている。 Kウェーブに関心が高い今が、韓国観光産業跳躍のゴールデンタイムだという分析だ。 (中略)
1341万人→3687万人(日本)対1391万人→1633万人(韓国)。
2014年と2024年の韓国と日本の外国人観光客を比較した数値だ。 10年前までは観光客数がほぼ同じだったが、その間に日本人観光客は3倍近く増え、2030年の6000万人達成を目指している。 韓国は10年間、1000万人台の「ボックス圏」に閉じ込められている。 Kカルチャーの人気がいつにも増して高くなったにもかかわらず、韓国人観光客は新型コロナウイルス以前の2019年(1731万人)より減った。 理由は何だろうか。
(引用ここまで)
2024年、日本を訪問した外国人は3687万人。
一方で韓国を訪問した外国人は1633万人。
まあ、国としての魅力がそのまま反映された数字かな、という気はします。
2004年とかだと訪日外国人は614万人とかでしたからね。
韓国は2004年の時点で581万人。
2010年頃に日本の861万人に対して、879万人になって日韓の数字が逆転。
これは民主党政権でアホみたいな円高になったせいも大きいかな。
ところが安倍政権になってから観光振興、外国への発信が増えて2015年には1974万人に対して1323万人と再逆転。
以降、コロナ禍を除いて逆転したままでダブルスコアをつけるようになったと。
で、日本と韓国でここまで差がついたのはなぜかとの原因で、地方での観光資源の有無が大きいのでは……としているのが冒頭記事。
たとえば温泉で比べるなら、日本にはテーマパークからひなびた温泉まで選びたい放題ある。
なんなら猿が入ってきて話題になる温泉まである。
じゃあ、韓国にはどんなものがあるかというと。
まあ……温泉地がなくはない。終了。
シンシアリーさんも「韓国にも温泉地はあるのだけども清潔感が……ね」って言葉を濁すくらいにはアレ。
うちは温泉地には行ったことがないのですが、ソウルにある2回ほどチムジルバン(スーパー銭湯)に入って「あちゃー」ってなることが2回でした。具体的なお話は避けておきます(笑)。
正月に行った金沢でもかなり外国人の姿を見ました。
東京・京都・大阪への集中からリピーターが地方に散りつつある感触はありますね。
で、韓国ですが。
韓国の地方ってホントになにもないんですよ。「地方に行った体験」を面白がれる人でないと無理。
遊園地とかも……うん、劣化ディズニーランドであるロッテワールドとかエバーランドくらいしかない。
双方が世界の「最悪観光地」で5位、10位を獲得するくらいにはアレ。
そりゃ韓国人も日本に来ちゃうよね、ってくらいにはアレ。
あとソウルだとわりと英語ごり押しでも何人かにひとりくらいはしゃべれるのですよ。感触的にも大きな店舗ならひとりくらいは英語で話せるスタッフいるんだけども、一歩ソウルを出るとGoogle翻訳が手放せません。
交通標示とかもホントになってないからなぁ。
外国人が韓国の地方を楽しむのはかなりハードル高いと思います。
タイトルの「ソウルを見たらもう韓国に来る必要はない」のが実情ですね。
10年かけても変わらなかった以上、これからもあのまんまでしょ?
ま、それでいいんじゃないかな。
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