現代自動車が、日本の完成車市場を狙った特別電気自動車エディションを披露した。
現代自動車は10日(現地時間)、日本東京の幕張メッセコンベンションセンターで開かれた日本最大の自動車チューニング博覧会「2025東京オートサロン」で「アイオニック5NDKエディション」を初公開した。 (中略)
現代自動車は日本の有名レーサー「土屋圭市」と協業し、アイオニック5NDKエディションの初期開発段階からモータースポーツドライバーの情熱と専門性を盛り込んだ。 「DK」は土屋圭市のニックネームである「ドリフトキング(Drift King)」から取った名前だ。
(引用ここまで)
2022年に日本市場への再参入を果たして、電気自動車と燃料電池車のみで戦っているヒョンデ。
ヒュンダイから企業名すら変更して勢いよく参入してきたものの。なんというかですね。
まったくもって企業色がないのが特徴となっています。
オートバックスと協業してショールーム的なものも構築しつつあるのですが、基本はオンライン販売。
で、結果はというと──
・2022年 526台(再参入は2月から)
・2023年 492台
再参入1年で輸入台数減少していたんですよね。
で、ちょっと前に去年の総輸入台数(販売台数ではない)が出まして。
輸入車新規登録台数(速報) 発表資料(日本自動車輸入組合)
618台。
前年比で+25%ってとこですか。
ただまあ、2023年末に小型EVのKONA、今年半ばにはIONIQ Nが新規販売開始されたのでプロモーション用の車両も輸入しているため、25%増って数字になったんじゃないかとも思われます。
あと前述のオートバックスの何店舗かの一画がショールームになったのが今年の5月からなのでそれ用の車両もあるかな。
ちなみに618台って数字、前後とかを見るとこんな感じ。
・シボレー 587台
・ジャガー 578台
・フェラーリ 1445台
・ポルシェ 9292台
そんなわけでドリキンこと土屋圭市氏とコラボしたスポーツモデルを発表したとのことです。
なんとかして完全無色から脱却しようとして、攻殻機動隊とコラボとかもしれましたけれども。
まあ、月50台から大きく離れることはないでしょうね。
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