事故当時、70代の運転手が運転していた2トントラックが道路を通る途中に墜落したが、事件発生から10日が過ぎても運転手を救助できずにいます。
発生当時、幅5m、深さ10m程度だったシンクホールは、救助作業が行われる間にできた他の穴と合わさって幅40m、深さ15mで規模がさらに大きくなるまでしたのですが。
どうして状況がここまで悪化したのか、疑問を生んでいます。
現在、日本当局は陥没現場付近で救助や復旧作業の進行と中断を繰り返しているのですが。
事故12日目の昨日(9日)も土砂崩れなど2次被害の恐れから30分で救助活動を中断しました。
シンクホールに落ちたトラックの運転手は、墜落した当時、消防士と会話した後、これまで連絡が途絶え、生死を把握するのが難しい状況です。
(引用ここまで)
八潮市で生じた道路陥没について、韓国メディアから「なぜ復旧できないのか」といったニュースが出ています。
このあたりの八潮市での事情は全然見ていないのでなんともいえないのですが。
韓国から見たら「シンクホールミステリー」になる理由はちょっと理解できます。
つまり、韓国ではシンクホール、道路陥没は日常なのですよ。
ちょっとした舗装道路の穴はそこらへんに空いているし、人や車が落ちるレベルの穴もそこまで珍しくない。
そもそも道路舗装なんかも「てきとー」に行われていますし、点字ブロックがこんな風にぽつんとあるのも日常茶飯事。

なので、復旧作業も迅速にできるんですよ。
韓国であればいつでも対応ができる。準備が整っているわけです。
翻って日本ですが、そんなことになる事態そのものが珍しい。
福岡駅前の大規模陥没なんかも事前に地下鉄工事の関係者から「陥没の予兆がある」って通報があって通行止めをしたので被害者はゼロでした。
こうした大規模の陥没で被害者が出てしまい、救助が必要になる事態に慣れていないのですよ。
じゃあ、韓国がうらやましいかというとまったくもってそんなことはないのですけどね。
といった経緯で道路陥没に対して日本が対応ができていない姿が、韓国にとっては「シンクホールミステリー」になるわけです。
いつでもどこでもシンクホールができてる韓国側の視点では、ってことですね。
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