金価格急騰でゴールドバー品薄現象が発生するや代替材であるシルバーバーまで供給支障が生じる「風船効果」が現れている。
一部では金価格が歴史的高点に達しただけに追加上昇余力が制限的だという観測も出ている中で、短期的には銀投資を拡大する戦略が有効だという展望が提起されている。
16日、金融界によれば、KB国民・新韓・ウリィ・NH農協銀行ら4銀行は14日、韓国金取引所からシルバーバー供給が難しいという公文書をリリースした。 これを受けて、新韓銀行やウリィ銀行、農協銀行は同日からシルバーバーの販売を中止した。 国民銀行は、販売中止を議論している。
これに先立って12日、韓国金取引所と韓国造幣公社は金投資需要の暴走に耐えられず、市中銀行にゴールドバーの供給を中断した経緯がある。
ゴールドバーを購入できなかった投資家らが代替材であるシルバーバーに目を向け、需要が急増したものと見られる。
実際、国民・新韓・ウリィ・農協銀行の2月1〜13日のシルバーバー販売額は計5億2889万ウォンで、すでに前月同期(3422万ウォン)の15倍を超えている。
特に国民銀行のシルバーバー販売量は平時1ヶ月に7〜8㎏水準に止まるが、今月12日には一日で既存の20倍を越える162㎏が販売された。
(引用ここまで)
先日、韓国国内で金(ゴールド)に対して国際価格から19%ものプレミアムがついて売買されている、とのニュースをお伝えしました。
高騰する金価格を見て韓国人が争って金現物の購入に走った結果、金現物が韓国市場から払拭しました。
それでもまだ金現物を求めている結果、キムチプレミアムがついて売買されていると。
まあ、この1年というもの右肩上がり。
史上最高値となる1オンス(31.1グラム)2966ドルからは 今日もが2915ドル前後。17ドルほど上昇しています。
ゴールドマン・サックスは年末の金価格を3100ドルと引き上げ。
ゴールドマン、25年末の金価格予想を3100ドルに引き上げ(ロイター)
場合によっては3200ドルもあるとしています。
ここからさらにドルベースで10%ほど上昇する可能性もあるってことか……。
で、金現物が払拭した韓国市場で、今度は銀現物に軍隊アリが向かったとの話。
そして今度は銀現物も払拭。
銀のインゴットにすらキムチプレミアムがつきそうな勢いだそうですよ。
なんというかね。
本当に「楽にお金を稼ごうとすること」に貪欲。
ビットコインでのキムチプレミアム騒動も同様でしたし。
それ以外の雑コイン関連の騒動も同様。
いや、うちも楽に稼げるのなら稼ぎたいですよ。
でも、金が高騰してから雲霞のごとくたかって買いはじめても遅いんだよな……。
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