ヤノルジャリサーチが最近発表した「中国人観光客レビュー評価を通じたソウル·東京宿泊経験差比較」報告書によると、中国人はトリップドットコム宿泊レビューを通じてソウル宿舎平均評点で4.31点を付けた。 一方、日本の東京に対しては評点4.48点をつけた。 ソウルが東京に判定負けしたわけだ。
これだけでも自尊心(?)を傷つけているのに、等級別ではさらに深刻に見える。
ソウルの3等級の宿舎は、東京の2等級以下の宿舎に匹敵する評点だ。 特に、ビジネスクラスに通じるソウルの4等級宿舎は、東京の3等級宿舎水準だという評価が出た。 一国の顔に他ならない最高等級5等級の宿舎は、東京の4等級の宿舎と似たような点数だ。
ソウルの宿舎が東京の一等級以下と似たような評価を受けたわけだ。
ソウルの宿泊施設で最も多く否定的なレビューが出た分野はどこだろうか。 「施設」、「サービス」、「衛生」部門である。 特に、施設部門に不満が集中している。 温度調節の不便、故障した設備、狭い部屋の大きさなどが不便な要素に挙げられる。 施設が立ち遅れていることを意味する。
(引用ここまで)
中国人からの評価で「ソウルのホテルは日本に比べて同じ値段なら1ランク落ちる」とのレポートがされたそうです。
まあ……そうですね。
これは実地に韓国に何度か行っている立場としても「そうですね」以外の感想がないというか。
日本さえ見てなければこんな感想にはならないだろうになぁ……とでもいうべきか。
引用外の部分で「なんで中国人だけの意見を聞いたレポートを出しているのだ」みたいにクレームをつけている部分があるのですが。
訪韓外国人で最大数は中国人ですから、そこから意見を聞くのは当たり前なのでは。
いつだったか「観光地として商売したいのであれば、まず清潔なトイレを用意しろ」って話をしたことがあります。
西武線の高麗駅で降りたことがあるのですが、びっくりするくらいトイレがきれいだったのですね。
彼岸花の名所として知られている場所で、ちらっと見にいっただけだったのですが。
「なるほど、これは観光客誘致に本気なんだ」と思った次第です。
えー、翻って韓国の場合なんですが……。
……やめよっか、この話。
ちなみに済州島についても同様の判断がされています。
『日本の方がずっと良い』 宿泊施設にも失望…ソウルに続き、済州島の観光客も激減(マネートゥデイ・朝鮮語)
「新規の観光客を掘り起こすよりも、リピーターを誘致したほうがいい」みたいなことを言っているんですが、そのリピーターが少ないんですよ。そもそもの問題として。
2015年時点で「中国人がリピーターにならない」って記事が出てたくらいですから。
韓国を観光に来る中国人リピーターが一気に減少、滞在日数も3年で半減→そうだ、韓流に頼ろう(楽韓Web過去エントリ)
「また来たい」とか「次はここに行ってみたい」って思えるような場所がないから苦しんでるのにね。
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