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2025年02月

トランプ大統領が就任してから1ヶ月半以上、いまだに韓国の国家元首とは電話会談すらしていなかった……識者は「アメリカと交渉するカードがないのでどうしようもない」

トランプ発関税戦争に各国は首脳外交···韓国は「まだ」(ザ・ファクト・朝鮮語)
ドナルド・トランプ米大統領が宣言した関税戦争に各国が素早く対応している。 首脳外交を稼動してトランプ大統領と接触し、被害を最小化するために全力を尽くしている状況だ。 韓国もやはりトランプ大統領の関税圧迫を避けられなくなったが、戒厳·弾劾政局にともなう正常空白は現在進行形だ。 トランプ発の関税暴風に効果的に対処するのは難しいだろうという懸念だ。 (中略)

トランプ大統領の予告通りなら、韓国に対する相互関税賦課は1ヵ月も残っていない。 しかし、非常戒厳事態と弾劾政局の長期化によって、効果的な対応は未知数だ。 崔相穆(チェ·サンモク)大統領権限代行副首相兼企画財政部長官は、まだトランプ大統領と一度も電話をしていない。 関税などを議論する韓米高官級協議体の構築もまだだ。 (中略)

首脳外交が不可能な韓国としては、高官級実務協議体に力を入れているようだ。 産業通商資源部のアン・ドクグン長官は先月26〜28日に米国を訪問し、ハワード・ラトニック商務長官、ホワイトハウス国家エネルギー委員会のダグ・バーガム委員長兼内務長官などと会合した。 その後、関税、造船など5分野の実務協議体を構成することにした。 ただし関税リスクが現実化した状況で「会った」という意味の他に具体的な進展はないという指摘だ。
(引用ここまで)


 元ネタはシンシアリーさんのところから。

 第2期となったトランプ大統領の「Hyper Active」さはもう全世界があますところなく知る状況となっています。
 関税についていえば「なんでそんなにアメリカ国内の物価を高くしたいのか……」ってことに尽きるんですが。
 まあ、なんとも。

 さて、そんな中で各国は必死になってアメリカとの交渉をしているわけですが。
 韓国はいまだに国家元首(の代理の代理)がトランプ大統領と電話会談すらしていないそうです。


 これ、前にもピックアップしたなぁ……と思って過去エントリをチェックしてみたところ、こちらでした。

韓国メディア「日本はトランプとの日米首脳会談も決まったのに、韓国はいまだに電話会談すらできていない」……まあ、それでなにも問題なさそうだしね(楽韓Web過去エントリ)

 これが2月5日か。
 この時点で「トランプ大統領の就任から2週間経ってもまだ電話会談すらできてない」って書いたものでしたが。
 そこからさらに1ヶ月以上経過しても音沙汰なし。

 2月5日の時点でも書きましたが、まあ……現状の韓国と交渉したところで無駄だって話がちゃんと伝わっているのでしょうね。
 なにを約束しようとも数ヶ月後にはすべてなかったことにされるのですから。

 そりゃま、会談もないでしょうよ。無駄な時間ですもんね。

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韓国野党「ユン・ソンニョルの釈放を看過した検察総長は辞任しろ。さもなくば弾劾だ!」といつものアレがはじまってしまう……イ・ジェミョンは「国民と共に必ず光の革命を完遂する!」と堂々発言!!

民主「ユン・ソンニョルを釈放させたシム・ウジョン告発…」「辞職しなければ弾劾検討」(ハンギョレ・朝鮮語)
共に民主党のパク・チャンデ院内代表が、尹錫悦大統領の釈放を指揮したシム・ウジョン検察総長の辞職を促した。

パク院内代表は9日、非常議員総会直後、国会本庁中央ホールで糾弾大会を開き「シム・ウジョン総長は今回の事態に最も大きな責任がある」として「直ちに辞職せよ」と話した。 これに先立ち8日、検察はソウル中央地裁の「ユン・ソンニョル(大統領の拘置所の取り消し)決定」を受け入れ、ユン大統領を釈放することを決め、ユン大統領はソウル拘置所を出て帰宅した状態だ。

朴院内代表は「(沈総長が)1審裁判所の理解できない判断に対して直ちに抗告し、上級審の判断を受ける機会を自ら放棄し、内乱首魁尹錫悦を釈放した。 他の話をする必要もなく、それだけで沈総長は服を脱がなければならない」と述べた。 続けて「民主党はシム·ウジョン総長に対して直ちに告発措置し、シム総長自ら直ちに辞退を拒否するならば弾劾を含むすべての措置を取る」と明らかにした。

専門家と市民社会でも、シム総長が事態の責任を負って辞任しなければならないという指摘が相次いでいる。 ソウル大学法学専門大学院のハン・インソプ教授はフェイスブックに載せた文で「検察首脳部が皆集まって決定したにも関わらず致命的な誤りないし重大なミスがあったので、それに対して検察総長が責任を負うことが正しい」と指摘した。 韓教授はまた、「検察総長は特別捜査本部の即時抗告の主張を阻止した。 この時からはミスではなく、故意の次元で扱われなければならない」とし、「特定人に対してだけ抗告放棄したことから見える偏向に対して責任を負わなければならない」と指摘した。
(引用ここまで)


 韓国の野党がシム・ウジョン検察総長を辞職を勧告しています。
 これが今日の正午くらいの話。

 その理由として挙げられているのがユン・ソンニョル大統領の拘束が取り消され、釈放されたこと。



 地裁の決定に対して即時抗告を行わずに、釈放されるがままにしたと。
 イ・ジェミョンもこの決定に対して抗議の声を上げています。

<尹大統領拘束取消>野党「内乱首魁・尹大統領の釈放、どういうことか」…「検察の故意的錯誤」疑心も(中央日報)
李在明(イ・ジェミョン)代表は7日、国会で記者らに対し(中略)「国民と共に必ず光の革命を完遂する」と話した。
(引用ここまで)

 光の革命(笑)。
 ひ か り の か く め い。
 草(光の革命による光合成を含む)生えるわ。

 ちなみにこうした裁判所の決定に対して、即時抗告を行うことは憲法違反であるとの判断があります。

尹大統領「52日ぶり釈放」の真相…抗告断念した韓国検察は「違憲」を懸念か(KOREA WAVE)

 浅羽祐樹教授もこの点をXでポストしていますね。



 検察としてもやむを得ず手を引いたといった構図ではあるようです。


 さらにいうとそもそもこの逮捕・拘留自体が「令状ショッピング」(令状を出してもらいやすい裁判所を探して廻った)の結果ではないかともされています。
 法的に戦えるものではないのではとの指摘は逮捕当時からされていましたね。

尹大統領の勾留取り消し 現職大統領の逮捕状・勾留状を発布したソウル西部地裁の判断が俎上に(朝鮮日報)

 要するに逮捕・拘留が認められるかどうか危ういものであったわけです。
 実際に1度は棄却されたものを再度、「認められやすい裁判所」に持っていって逮捕状を発行してもらったと。
 政局の一環として逮捕状請求をしてしまったのですね。
 それらの主体が公捜処(高位公職者捜査処)であったことまで分かっています。
 さらに行われた拘留はすでに期間が過ぎており、地裁から拘留に法的根拠がないのではと指摘されて釈放が決定しています。

 で、業を煮やした野党側は「全部検察が悪い!」「検察総長は辞任しろ、さもなくば弾劾だ!」といつものアレをやりだしたのです。
 これが正午のことで実際に午後4時頃には公捜処にシム・ウジョン検察総長を告発したそうですわ。

 弾劾をやりすぎて支持率下がったのを忘れた模様。
 次に弾劾案が国会に提出された場合、記念すべき30回目(ユン・ソンニョル政権下のみ)となります。
 いや、めでたいなぁ。

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韓国の地方都市で3年前には12億ウォンで売買されていたマンション、5億7000万ウォンに下落してしまう……地方であればあるほど不動産価格の冷えこみがひどい模様

12億ウォンを超えていた松島アパートが5億7000万ウォン···まさに「凄惨」(韓国経済新聞・朝鮮語)
「仁川の江南」と呼ばれる仁川市延寿区松島国際都市不動産市場が静かだ。 金利上昇で住宅価格が急落した以後、底は過ぎたという評価が多いが、依然として沈滞したというのが衆論だ。

7日、国土交通部の実取引価格公開システムによると、仁川市延寿区松島洞の「松島ザショップファーストパークF13-1BL」専有面積84平米は先月9億4500万ウォンで新しい持ち主を訪ねた。 昨年9月、10億5000万ウォンまで上昇し、反騰への期待感を高めるかと思ったら、再び10億ウォン以下に下がった。

この面積帯は住宅価格が急騰した2021年12月に13億1000万ウォンまで急騰したりもした。 だが、2022年に金利が急騰し不動産市場が全般的に沈滞するや7億6000万ウォンまで下がり「半分」が出たりもした。 底点は過ぎたが、依然として現相場は高点より4億ウォンほど低い水準だ。

松島洞の「松島セントラルパークプルジオ」専有84平米は昨年12月、11億8500万ウォンで取り引きされた。 今年初め、8億7500万ウォンで取り引きされたこともあるが、1年間で反騰し、11億ウォン台に進入した。

この面積帯も事情は似ている。 住宅価格急騰期だった2021年12月に13億ウォンまで取り引きされた面積帯だ。 2023年2月に8億ウォンまで下落し、高点対比5億ウォンが下がることもあった。 以後、低価格買収の勢いが流入し価格は反騰したが、高点とは依然として格差がある。

これらの団地は松島国際都市内でも相対的に先に入居しインフラが整えられた1〜4工区にある。 最近建てられ、荒れ果てた松島の外郭地域よりは、それでも状況がましなわけだ。 にもかかわらず、市場は依然として厳しい状況に置かれている。 (中略)

松島国際都市の外郭にある団地の状況は悲惨だ。 松島洞「ザ·ショップマリーナベイ」専有84平米は先月5億7000万ウォンで手を変えた。 2022年2月、12億4500万ウォンでも取り引きされた団地だ。 高点と比較すると、6億7500万ウォン、すなわち半分以上の価格が下落した。 すぐそばにある「eピョンハンセサン松島」専有84平米も2021年11月に10億5000万ウォンで売買契約を締結したが、先月は6億2000万ウォンで取り引きされ最高値より4億3000万ウォン下がった。
(引用ここまで)


 首都圏を含めた地方の不動産状況がどれだけひどいか、って話をしましょうかね。
 ソウル、京畿道、仁川を含めて「首都圏」とされています。
 ここに2600万人を超える人口が住んでいます。

 最近では仁川市が釜山市を追い越して韓国第二の都市になった模様。
 釜山の凋落度合いがどれだけひどいかって話でもありますか。
 さて。そんな中でも仁川の不動産下落具合がひどいとのニュース。

 仁川・松島国際都市は経済特区として外国企業に開放されていて、そこに勤める人々の高級住宅街もあるのですが。
 そこでももはや上昇基調にはない。
 下落が普通で持ち直しているところもある、といったていど。


 松島の中心部ではなく、辺縁部ではちょっと前まで12億ウォンで売られていたマンションが5億7000万ウォンになったっていう。
 首都圏と地方の両方の顔を持つ仁川だからこそといった値動きですね。

 さて、その一方でソウルでは土地売買の許可制が敷かれていた区域で制限が解除されたことから、不動産価格が上昇しようとしています。

韓国・土地取引許可制を解除、その結果、住宅価格が急騰…政策の「副作用」浮き彫り(KOREA WAVE)

 これまで規制されていたことから、「希少価値」があるとされて一気に高騰しようとしているとのこと。
 だからといって新規建築が増えるといったわけでもなく。
 ここから建築業全般にブーストされるような話でもないですね。
 まあ……不動産価格が上がっても、新築件数が増えなければ大勢は変化しないってところです。

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楽韓さん、本日の動向 - 一番好きなカレーってこれかもしれぬ

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 個人的メモ。
 SKハイニックスが画像センサー事業から撤退。
 画像センサーはソニーが52.5%と過半のシェアを持ってます。

韓国SK、CMOS画像センサー撤退 AI向け半導体に集中(日経新聞)

 こっちでもサムスン電子は「トップシェアを握る!」って鼻息荒かったんですけどね。
 SKハイニックスは「その他」の一員でしかないので、撤退も当然です。
 ネタにできそうにはないのでメモだけ。

ーーーーー

 講談社がちょいセールしてます。
 「シャングリラ・フロンティア ~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」が3巻まで110円。



 「カナン様はあくまでチョロい」が2巻まで半額。noncoのギャグ好きなんですよね。間合いが。



 あと「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」が1巻だけ275円。



 そっか、年度末だったわな。

 新刊の出た「異世界ちゃんこ」が5巻まで11円、8巻まで109円、14巻まで半額。
 けっこうごり押しですが、画力も高くて読ませられてしまいます。11円セール分だけでも買ってみたらよいかも。



 「ちょっとだけ愛が重いダークエルフが異世界から追いかけてきた」も新刊が出たところ。1巻が109円、2、3巻が半額。
 とりあえず1巻どうぞ。はまる人ははまるけど万人向けではないかな。



 KADOKAWAの110円セールからは「ヘテロゲニア リンギスティコ ~異種族言語学入門~」が1巻110円、5巻まで半額。
 やや取っつきにくさのある話、絵柄なので1巻が安いのはおすすめしやすい。
 どこか文化人類学のフィールドワークを思い起こさせるお話です。ススキはかわいいのでそれだけでもよいかも。



 いらない保険の著者のひとりの「生命保険のウラ側」が499円セールの対象でした。
 高額医療費の上限が上がるのであれば生命保険、医療保険はちょっと意味合いが変わってくるかも。そのための参考書としてもおすすめします。

生命保険のウラ側 (朝日新書)
後田 亨
朝日新聞出版
2012-08-01


 昨日は夕食で東池袋のエーラージ。
 ノンベジミールス(肉、魚を扱った多皿カレー)。右手はバトゥーラ(インドの揚げパン)。それに隠れているのが長粒種のごはん。
 カレーは手前からチキンカレー、小魚のカレー、マトンキーマ、マトンカレー、インゲンのカレー、ブロッコリーのカレー。
 右上のはデザート。練乳系だな。真ん中にあるのはインドのおせんべいともいえるパパド。

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 ノンベジミールスにマトンキーマカレーがついてくるというので矢も楯もたまらず行ってきました。
 普段食べられる(わけではないけども、まあちょくちょくやってくれる)カレーの中では一番好きまであるかもしれない。

 今日のKindle日替りセールからのピックアップこちら。