ドナルド・トランプ米大統領が宣言した関税戦争に各国が素早く対応している。 首脳外交を稼動してトランプ大統領と接触し、被害を最小化するために全力を尽くしている状況だ。 韓国もやはりトランプ大統領の関税圧迫を避けられなくなったが、戒厳·弾劾政局にともなう正常空白は現在進行形だ。 トランプ発の関税暴風に効果的に対処するのは難しいだろうという懸念だ。 (中略)
トランプ大統領の予告通りなら、韓国に対する相互関税賦課は1ヵ月も残っていない。 しかし、非常戒厳事態と弾劾政局の長期化によって、効果的な対応は未知数だ。 崔相穆(チェ·サンモク)大統領権限代行副首相兼企画財政部長官は、まだトランプ大統領と一度も電話をしていない。 関税などを議論する韓米高官級協議体の構築もまだだ。 (中略)
首脳外交が不可能な韓国としては、高官級実務協議体に力を入れているようだ。 産業通商資源部のアン・ドクグン長官は先月26〜28日に米国を訪問し、ハワード・ラトニック商務長官、ホワイトハウス国家エネルギー委員会のダグ・バーガム委員長兼内務長官などと会合した。 その後、関税、造船など5分野の実務協議体を構成することにした。 ただし関税リスクが現実化した状況で「会った」という意味の他に具体的な進展はないという指摘だ。
(引用ここまで)
元ネタはシンシアリーさんのところから。
第2期となったトランプ大統領の「Hyper Active」さはもう全世界があますところなく知る状況となっています。
関税についていえば「なんでそんなにアメリカ国内の物価を高くしたいのか……」ってことに尽きるんですが。
まあ、なんとも。
さて、そんな中で各国は必死になってアメリカとの交渉をしているわけですが。
韓国はいまだに国家元首(の代理の代理)がトランプ大統領と電話会談すらしていないそうです。
これ、前にもピックアップしたなぁ……と思って過去エントリをチェックしてみたところ、こちらでした。
韓国メディア「日本はトランプとの日米首脳会談も決まったのに、韓国はいまだに電話会談すらできていない」……まあ、それでなにも問題なさそうだしね(楽韓Web過去エントリ)
これが2月5日か。
この時点で「トランプ大統領の就任から2週間経ってもまだ電話会談すらできてない」って書いたものでしたが。
そこからさらに1ヶ月以上経過しても音沙汰なし。
2月5日の時点でも書きましたが、まあ……現状の韓国と交渉したところで無駄だって話がちゃんと伝わっているのでしょうね。
なにを約束しようとも数ヶ月後にはすべてなかったことにされるのですから。
そりゃま、会談もないでしょうよ。無駄な時間ですもんね。
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