年が変わるやいなや、訪日韓国人の数が新しい記録を更新した。 今年1月の1カ月間に日本を訪れた韓国人は97万人で、月別史上最大の訪日観光客数を再び更新した。 日本の地方自治体と主要観光地は「オーバーツーリズム」(過剰観光)による地域被害を減らすため、宿泊税と観光地の入場料を大幅に引き上げている。
日本国内に2025年2月基準で宿泊税を導入している自治体は計10ヵ所だ。 旅行客が泊まるホテルの場合、1人1泊3万~4万円水準の場合、500円(約4800ウォン)から1000円(約9600ウォン)まで税金を払わなければならない。 問題は宿泊税導入検討自治体だけで30余りで、今後導入自治体が大幅に増えるという点だ。 特に主要都市では現在、観光税を最大10倍引き上げることにした。 (中略)
また、出国税の名目で徴収する「国際観光旅客税」を現行の1000円(約9660ウォン)から3000〜5000円(約2万9000〜4万8000ウォン)に引き上げる案を検討している。 国際観光旅客税は現在、外国人観光客誘致のための広報活動、リゾート地域整備などにのみ使われるが、日本政府と与党は引き上げを契機に観光地交通体系改善と空港施設整備などにも活用する方針だ。
反面、韓国唯一の観光関連税金である「出国納付負担金」を引き下げた。
昨年、文化体育観光部は航空料金に含まれる出国納付金の負担金を1万ウォンから7000ウォンに3000ウォン引き下げ、免除対象も2歳未満から12歳未満に拡大した。 これに対し、年間4700万人が負担金減免の恩恵を受けるものと予想されるが、特に免除対象を大幅に拡大することにより、初等学校以下の子供と一緒にする家族旅行などの負担も緩和される。
(引用ここまで)
日本は観光公害対策の一環として出国税を現在の1000円から3000〜5000円に引き上げようとしている。
その一方で韓国は去年に出国納付負担金を1万ウォンから7000ウォンに下げた、とのニュース。
まあ……なんというか。
「そういうとこだぞ?」ってところですかね。
去年、韓国への観光客は前年比で大きく増えています。
24年の訪韓外国人客 5割増の1637万人=日本が2位(聯合ニュース)
とはいえ、いまだにコロナ禍前の2019年比では94%水準でしかない。
2019年を約500万人ほど上回った日本のように、訪韓観光客を増やすことができていないわけです。
で、その振興策として出国納付負担金を1万ウォンから7000ウォンに減らしたと。
さらに免除年齢を2歳から12歳に引き上げて、子供がいても訪韓しやすくした……と。
1000円のものが700円になったことが、韓国に行くきっかけになりますかね?
少なくともうちはならんなぁ。
比較的所得の少ない東南アジア、中央アジアの国から来たとしても、そんな変わらないのでは。
このあたりを「観光振興策」と思っているあたりが本当にダメ。
「そういうとこだぞ?」ってなりますわ。
なんなら2万ウォンとかにして、積み立ててってきれいなトイレを作る+維持する費用にするとかすればいいんだよ。
いろいろと絶望的だからなぁ……。
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