テジャンドン・ウィレ・ペクヒョンドン・城南FC事件で被告人として裁判を受ける共に民主党のイ・ジェミョン代表の裁判が来月にも予定通り進行される。 イ代表側は「来月には選挙遊説があるので裁判を除外できるようにしてほしい」と要請したが、裁判所は「すでにあまりにも多く抜けた」として許可しなかった。 (中略)
この日、裁判更新手続きを終えた裁判所は来月13日と27日を公判期日に追加指定した。 これに対しイ代表側は「27日は大統領選挙1週間前」とし「選挙遊説期間なので期日を除いてほしい」と要請した。 検察側が「裁判をそのまま進めるべき」と反対すると、イ代表側は「大統領選挙という日程は被告人個人の問題ではない」と対抗した。
裁判所が正確にどんな日程があるのかと質問すると、イ代表側は「まだ決まっていないのに色々な討論会とか国民に知らせなければならない選挙自体行事がたくさんある」と話した。 すると裁判所は「具体的日程が決まれば裁判所に関連資料を提出し、必要な場合はあらかじめ許可を受けなさい」としてひとまず計画どおり期日を指定した。 期日は予定通り進行するものの、欠席理由書を提出する場合、状況によって許可できるという可能性を表わしたのだ。
(引用ここまで)
大統領選挙が6月3日に決まりました。
大統領が罷免されてから60日以内とされている最終日ですね。
これは与党・国民の力がなんとかぎりぎりまで大統領選挙期間を伸ばして、自分たちの予備選をアピールしたいって意向が働いているため。
それとイ・ジェミョンになんか舌禍を起こしてほしいってのもあるんじゃないかなぁ。
時間があればあるだけ、イ・ジェミョンの舌禍の危険性は上昇しますから。
注目されればされるほど、口が滑りやすくなるのがイ・ジェミョンの根本的性質。
自由になにか言わせれば言わせるだけ可能性が広がります。
さすがにここからなんらかの裁判で判決が出るとは思えないので、司法リスクについてはクリアしていると見てもよいでしょう。
で、国民の力で出馬しようとしているのがホン・ジュンピョとアン・チョルス。
ホン・ジュンピョ「本選だけ見て走る…イ・ジェミョンかホン・ジュンピョかを問う」(国民日報・朝鮮語)
アン・チョルス、4度目の大統領選への挑戦を宣言…「イ・ジェミョンを超える唯一の候補」(聯合ニュース・朝鮮語)
ホン・ジュンピョは現職の大邱市長。
アン・チョルスはユン大統領に対して出された弾劾決議案で与党の国会議員として最初から賛成していた人物ですね。
んー、どちらも小粒感が拭えない。
ホン・ジュンピョ、アン・チョルスのふたりともムン・ジェインとの大統領選挙に負けた人物なのですよ。
あとアン・チョルスは譲り癖がついている。2012年は出馬を途中で取りやめ。2022年もユン候補(当時)に統一するために譲っています。
2011年のソウル市長選でもパク・ウォンスンに道をゆずり、2021年にも同じように道を譲っている。
んー、イ・ジェミョンの対抗馬にはなれない……かな。
だいぶきついと思う。
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中味は長編記事。最新の記事は「イ・ジェミョンの「嘘つき」実績、晒します」となっています。
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