次期大統領選挙で政権交代が行われるべきだという回答が48%、政権再創出が行われるべきだという回答が37%と集計された世論調査の結果が10日、出た。
エンブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチが7日から前日まで満18歳以上の男女1千1人を対象に行った全国指標調査(NBS)結果によると、大統領選挙構図認識と関連した質問に対する回答がこのように集計された。
次期大統領の適合度は、共に民主党のイ・ジェミョン元代表が32%、雇用労働部のキム・ムンス元長官が12%を記録した。 ホン・ジュンピョ大邱市長は7%、オ・セフンソウル市長と「国民の力」のハン・ドンフン前代表はそれぞれ5%を記録した。
政党支持率の場合、民主党が34%、国民の力が33%で誤差範囲内だった。
(引用ここまで)
イ・ジェミョンの支持率が微妙に伸び悩んでいる、って世論調査の結果。
ざっくりとこんな結果です。
●政権交代について
・政権交代すべき 48%
・国民の力が政権を維持すべき 37%
●次期大統領は?
・イ・ジェミョン 32%
・キム・ムンス 12%
・ホン・ジュンピョ 7%
・ハン・ドンフン 5%
・オ・セフン 5%
●支持政党は?
・共に民主党 34%
・国民の力 33%
微妙。
だいたい、政権交代すべきだって声は50%前後になっています。
国民の力からの候補が大統領になって政権を維持すべきとするのは35%前後。
この力関係はどの世論調査を見ても変わりません。
おおよそ過半数が政権交代を求めているっていうのが実際のところです。
でも、イ・ジェミョンの支持率はそれにははるかに及ばない。
今回も32%でしかない。
「政権交代はすべきだ。でもイ・ジェミョンだけはいやだ」って層が確実にあるんですよね。
公職選挙法違反に問われた件で高裁で無罪判決を受けている。
かつ、ユン大統領が憲法裁判所で全員一致で罷免された。
そんな追い風がある中でも32%。
伸び悩んでおる。
ムン・ジェインは退任直前だった際の支持率が45%。
どんなに下がっても35%ほどでした。それなのに、これだけの追い風を受けてもイ・ジェミョンは32%。
……まあ、けっきょくのところイ・ジェミョンに代わる候補もいないので、なんとかなるとは思うのですけどね。
唯一の不安点としてお伝えしておきましょう。
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中味は長編記事。最新の記事は「イ・ジェミョンの「嘘つき」実績、晒します」となっています。
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