サウジアラビアの代表コンテンツ企業であるマンガアラビア(Manga Arabia、代表エサム·ブカリ)が韓国の人気ウェブトゥーンをアラビア語に翻訳し、中東市場に初めて披露する。
マンガアラビアは4月15日から自社の「マンガアラビアユースアプリ(Manga Arabia Youth App)」を通じて韓国ウェブトゥーンのアラビア語サービスを公式開始すると明らかにした。
今回の事業は、韓国の主要ウェブトゥーン制作会社である「あしながスタジオ」および「V-Bros」との正式ライセンス契約を基盤に推進される。 サウジリサーチメディアグループ(SRMG)の子会社であるマンガアラビアは、ウェブトゥーン固有の縦スクロール方式、華麗な色合い、しっかりとしたストーリーテリングが中東の若い読者層に新鮮なインスピレーションを与えることができると期待している。
(引用ここまで)
ウェブトゥーンがアラブに進出。
その名も「マンガアラビア」です!
大事なことなのでもう一度言いますね。
ウェブトゥーンの中東進出に際して、アラビア語版ウェブトゥーンサービスの名称は──
「マンガアラビア」
……背乗りじゃん。
マンガ人気にあやかってるってことだもんなぁ。
「ウェブトゥーンアラビア」では客を引けないって考えた。
記事を読むかぎりでは、おそらくはサウジアラビア側がそのような名称にしたってことなんでしょうけども。
どちらにしても、「ウェブトゥーン」って名称では集客できないってことですから。
以前もウェブトゥーンとマンガでどちらがより検索されているのかって話をしましたが。
Googleトレンドとかで見てもマンガ(manga)が70〜80に対してウェブトゥーン(webtoon)は5とか7ですからね。この1年、その傾向は変わらず。
https://trends.google.co.jp/trends/explore/TIMESERIES/1744816800?hl=ja&tz=-540&hl=ja&q=manga,webtoon&sni=3

そりゃまあ、「マンガ」人気に背乗りしたほうがマーケティング戦略としては正解ですわな。
note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。
中味は長編記事。最新の記事は「イ・ジェミョンとトランプがぶつかり、米韓同盟が消滅する日 」となっています。
Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex