世界的バンド「コールドプレイ(COLDPLAY)」の韓国公演で、観客の間で思わぬ“日韓対決”が勃発した。舞台となったのは、観客に配布される「環境配慮型LEDリストバンド」の返却率を巡る“マナー競争”だ。 (中略)
初回公演前の16日、X(旧Twitter)上で、「会場でリストバンドを返却しない人がいたら、叱ってでも返却させてください。現在、今回のツアーで返却率1位の国は日本です」との投稿が話題に。
これが発端となり、観客の間で“コールドプレイ マナー日韓戦”の雰囲気が盛り上がった。 (中略)
初回公演後、コールドプレイの公式Instagramによれば、16日のソウル1回目公演でのリストバンド返却率は96%に達したという。これに対し、韓国のファンからは「残りの公演で絶対に日本を超えよう」「中央制御で持ち帰っても使えないんだから、ちゃんと返そう」といったコメントが相次ぎ、返却率向上への“団結ムード”が広がった。
その努力の結果、18日の2回目公演ではついに98%を記録。東京やヘルシンキの97%を上回り、暫定1位となった。
(引用ここまで)
うっわ、これはうまい。
コールドプレイがうまいのか、現地プロモーターがうまいのか、あるいはグローバルツアーでこうしたコンセプトでやっているのかは分かりませんが。
韓国人を「日本人に負けますよ?」って煽れば思う通りに動いてくれるって理解している人がいたのかもしれませんね。
だって、普段だったらIKEAの鉛筆と紙メジャーがなくなって、コストコの玉ねぎがなくなっていく国ですよ?
「タダだから」と韓国のイケアから鉛筆が、コストコからタマネギが、モーテルからは日用品が消えていく……(楽韓Web過去エントリ)
……ねえ?
「リストバンドを回収します! 現在のトップは東京公演の97%!」ってやって煽った結果、韓国での公演は98%に達したとのこと。
いや、もうね。
なんだったら、すべてのマナーをこうやって煽ればいいんじゃないでしょうかね?
以前、「スクールゾーンで自動車が停止線を10台連続で守ったら、その10台目の運転手にプレゼント!」ってテレビ企画があったのですが、いつまで立っても10台連続にならない。
こんなのも「日本では停止線を守りますよ」ってやったら……いや、ダメだな。
ライブでは「東京を超えた!」って目に見えるけど、スクールゾーンで停止するかどうかは目に見える結果にはならないですからね。
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中味は長編記事。最新の記事は「イ・ジェミョン大統領の韓国が台湾有事を誘発する 」となっています。
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