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韓国の文盲率、25%に!(ハンギョレ新聞/翻訳記事)

カテゴリ:韓国人と数字 コメント:(0)
韓国の文盲率、25%に!(ハンギョレ/韓国語) [22:00]

機能性文盲2002
>韓国の成人の4人に1人の非文解者(文盲)にも政府は、実態調査すらしていないなど無関心で一貫しているという指摘を受けている。

学界と非文解者(非識字者)の教育を担当してきた民間ハングル教育機関たちは最近、「大人の中、非文解者が25%にのぼる」とし「政府が1960台の古い調査結果をもとに、非文解者を2~5%ていどととてつもなく低くカウントしている」と批判した。

「非文解者とは『ハングルの読み書きと算数がまったく不可能であるか、可能であるもののきちんと理解できずメールの読み書きや、銀行の用事ができないなど生活に多大な支障を与えることを意味する。学界では卑下表現である '文盲'の代わりに '非文解者'という言葉を使っている。

昨年、韓国教育開発院が満19歳以上の全国の成人3000人を対象に調査した結果をみると、小学校6年生レベルの読み書き・算数がまったく不可能な『完全非文解者』が8.4%となった。また複雑な読み書き算数に対して難しさを感じる大人まで含めると成人4人のうち1人の割合となる24.6%が非文解者であると判明した。

「完全非文解者率」は、60~70代の老人においてはなんと34~76%に達し、農村では42%、女性の場合は男性の3倍に達するなど、高齢者・農村・女性の非文解者が深刻なことが分かった。

それでも政府は、過去1950~60年代の人口調査の過程において「手紙を読んで、書いてない人がいるのか」というような単純な調査を行って判明した8~9%、非識字率のこれまでの就学率の上昇を考慮して現在の非文解者率を2~5 %と推定している。 ユネスコはこのような数値に基づいて毎年発表する世界各国文盲率順位で韓国を高い位置に置いている。

しかし、文部科学省・文化観光部・統計庁など関連省庁の関係者は、「私たちの国の非文解者の最新統計情報を持っていない」とし、国際機関資料の提出自体を否認している状況である。
(引用ここまで)

 えーっと……(今日は三連発だな)。

 ちょっと前の記事なんですが、あまりにも悲惨な数字なんでどんなもんかと思いつつ、なんか紹介の切り口はないかと考えていたんですが……。

 どんどん記事が古臭くなってしまうのでとりあえず、紹介。

 小学校6年生ていどの読み取り、書き取りができない完全文盲が8.4%、日常生活に問題のある部分的な文盲(機能性文盲)が16.2%。あわせて24.6%が文盲。

 老人・農村・女性が特に文盲率を引き上げている……と。
 悲惨すぎてコメントも出ません。

 なにが凄いって、韓国のこれまでの文盲率の調べ方が1950年代の調査から鑑みて、教育率が上がっているから2%くらいになっているはずっていうものだったことですね。
 あなどれないわー。

文盲自嘲
太宰 治
2012-10-07


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