相互RSS募集中です

漢字の看板をハングルで書き換え、こうあるべき姿を追求する韓国考古学

漢字かハングルか…歴史清算という名の民族主義(産経新聞)
> ソウル中心部にある故宮・景福宮の正面、光化門の復元工事が終わり15日、新たにお目見えする。それまでコンクリートで“復元”されていたのを、本来の姿の木造に復元する工事が進められていた。

 記事本文の続き 完成式を前に扁額の「光化門」を漢字にすべきか、それとも韓国文字のハングルで「グヮンファムン」にすべきか議論になっている。漢字派とハングル派に分かれデモをしたり意見広告を出したりにぎやかだ。

 景福宮は李王朝時代のものだから本来は漢字だった。しかし1968年、朝鮮戦争で壊れたままになっていたのをコンクリートで復元した際、当時の朴正煕大統領の揮毫でハングルにした。コンクリート製で、かつ扁額もハングルとあって、光化門は文化財にはなっていなかった。

 ハングルにしたのは朴大統領の民族主義のせいだ。今回は文字通り昔に戻す復元だから当然、漢字のはずなのにハングル主義者たちは「ハングルを作った世宗大王の銅像を前にした門に漢字は許せない」「ハングルこそ21世紀の時代精神」として反対している。

 韓国では「歴史清算」などといって、あるがままの歴史を後知恵で書き換えるということがよくある。先年、放火で焼け復元工事中の国宝1号、南大門の扁額もハングルにしろというのだろうか。
(引用ここまで)

 だって、韓国にとって歴史っていうものは「あるべき姿を取り戻す」ってことですよ。
 こうあるべき、こうあって欲しいというのは歴史学者の中で普遍的にある姿です。
 彼らのやっていることは討論とかじゃなくて、基本的には声闘。日韓歴史共同研究委員会の第1回がこれこれ、第2回がこれ

 これを見たら、看板の掛け替えなんてなんの不思議もありませんよ。
 昔の(19世紀くらいの)考古学っていうのは遺跡をそういう風に彩るっていうのが主流だったのですが、韓国ではいまだに古い考古学の考え方を取り入れているのかもしれませんね(笑)。

この記事へのコメント

  • tatasu 2010年08月08日 10:24

    ・・・他国から見たら「コイツら本当に馬鹿だ!!」
    としか思いませんがね。

    「有った事実より有るべき歴史」
    本当に名言です。黒田さん。
  • 軍事速報の三等兵 2016年03月29日 21:45

    ハングルとは,朝鮮民族が教育を受けておらず,漢字の読書ができない一般国民のために,誰でも読書ができるようにと作られたものと聞いている。
     それをありがたがってるなんて。
     朝鮮民族は,まともに教育を受けさせていただけない,未開国家だったんだな。
     でも,わたしはハングルの読書もできない,ただただキモイ記号としか認識が無いので未開人か?
     でも,漢字,ひらがな,カタカナ英語は読めるよ。