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激安チキン販売中止、今度は消費者が怒り（朝鮮日報）

　これは時系列で説明する必要があるかなー。

１）ロッテマート、激安フライドチキン販売へ
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２）【社説】チキン・ピザにまで参入する流通大手の危うさ（Web魚拓）
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３）公取委、チキンチェーン店の価格談合を調査（Web魚拓）
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４）ロッテマート、激安チキンの販売中止へ（Web魚拓）
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５）激安チキン販売中止、今度は消費者が怒り（Web魚拓）←今ココ

　韓国のスーパー大手で日本人観光客向けで1番の観光地であるらしいロッテマートが、一羽丸ごと分（ハンマリ）のフライドチキンを5000ウォン（370円）ほどで売り出す（１）ということがきっかけになって、韓国社会が喧々囂々しているそうです。
　んでもってチキン販売業者から「こんなに安く売るなんて、同業他社への圧力だ！」となって、新聞もそれに同調（２）。
　政府も「ちゃんとした価格なのか調査する」と表明（３）。
　韓国社会から高まる声に耐えかねて、ロッテマートは1週間ほどで販売中止を表明（４）して、それに対して「なんでやめるんだ！」と消費者が怒りの声（５）と。

　要は原価率を無視して、客寄せとしてチキンを売ったということなのでしょうけども。
　チキンがそれほど客寄せになるのかというと、これがなるのですよ。韓国の繁華街に行くと「おまえらそんなにニワトリ好きか？」って言いたくなるくらいにチキン売ってます。
　苦労話でも「チキンを細々と売って、子供を育て大学に行かせた」みたいなものが出てくるくらいでして。

　それよりも、これがデフレのはじまりになるであろうことを韓国の報道各社がどこも気にしていないことのほうが気になりますね。
　今回は圧力で潰れましたけど経済傾向としてこういう基調である、そして消費者もそれを求めているというのは、日本で65円でハンバーガーを売り出した頃を思い起こさせます。