モレノが逮捕されたということで、Goal.comでワールドカップにおけるワールドカップ最悪のレフェリングトップ10というものがピックアップされています。
あ、これは去年の9月の逮捕時における記事です。最新記事ではないですよ。
んで1位が言わずもがなの「神の手ゴール」。
2位は1966年と去年のイングランドVS.(西)ドイツの「幻のゴール」。イギリスの記事+つい先日の出来事だったので大きく扱われています。
でもって3位がモレノ……ではなく。
3位は2002年の韓国そのもの。イタリア、スペイン、ポルトガルを対象にして、ありえない快進撃を演出したレフェリーの力を語っています。
ちょっと翻訳してみますか。
>2002年のワールドカップは数々の強豪国が誤審によって倒され、共同開催者の一方である韓国が準決勝に進んだことで不名誉な大会として歴史に刻まれることになった。
グループリーグの最後の2試合であるメキシコ戦、クロアチア戦でイタリアは4つのゴールを取り消された。あたかもトーナメント初戦で韓国に当たるよう仕組まれたかのように。
ヒディングの率いる韓国戦で、イタリアをトーナメント2回戦に進出させるはずのダミアーノ・トンマージのゴールデンゴールは取り消された。トッティはリプレイでは足を刈られたように見えるにも関わらずダイビングを取られて退場処分となり、クリスティアン・パヌッチは不可解なPKを取られたりもした。イタリアはアン・ジョンファンのゴールデンゴールで敗退させられることとなり、この試合とバイロン・モレノはイタリアのサッカー史に悪評を刻み込むこととなった。
イタリアは国中で陰謀に巻きこまれたと述べ、間もなくその仲間にスペインが連なることとなった。彼らは韓国戦でふたつの正当なゴールを取り消され、PK戦で敗退させられることとなった。イバン・エルゲラは主審に殴りかかろうとして、チームメイトに取り押さえられた。
韓国による明白な被害者はイタリアとスペインだけではない。グループリーグ最終戦のポルトガル戦も韓国代表は主審からしきりに恩恵を受けて1-0で勝利し、欧州チームが敗退させられることとなった。
(引用ここまで)
直接の被害にはあっていないイギリスですらこの認識なのですから、実際の被害者は本当に怒ったのでしょうね。
SI誌の疑惑にまみれたシンデレラっていうレポートもありましたっけ。
その結果が、2009年11月まで7年半に渡ってヨーロッパでアウェイの親善試合をやらせてもらえなかったということなのですが。
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