> 5日午後に立ち寄った国号1号崇礼門(スンレムン)の復旧工事現場。年内に工事が完了する予定だが、現場では石を叩く音も木を削る音も聞こえなかった。石職人は寒い天気のため観覧客が訪れる週末だけ仕事をするという。さらに木工工事は1カ月前から中断されている 天気ではなく木工職人らの「労務賃」のせいだ。
事情はこうだ。文化財庁は火魔の犠牲になった崇礼門を伝統技法で復元している。機械を動員すれば文化財工事と通常の建設現場に違いはなく、昔の方式を使ってこそ伝統技能も伝えられるという理由だった。十分に拍手を送るほどの決定だった。
ところが実際に実行段階では雑音がでてきた。現場の職人に支払う人件費が底をつき木工工事が中断されたのだ。シン・ウンス大木匠は、「1962年に崇礼門を修復する際も機械をある程度使ったあとは手作業の味を加えた。ところが文化財庁は140年前に遡る伝統技法を守れと言うので1日で終わらせられるものが2~3日かかる。人件費予算を増やすなど対策を立てなければならない」と主張した。(中略)
文化財復旧現場で「伝統道具に不慣れな職人」を放置しなくてはならない現実がもどかしく、全国民の耳目が集中する崇礼門の工事が人件費問題で中断されたこともあきれる。さらに今後他の文化財工事現場でもこうした問題が起きる可能性がいくらでも残されている。文化財庁が昨年3月に告示した「文化財修理標準見積もり」改定案によると、伝統技法でない機械を使う場合には人件費が大幅削減されるためだ。伝統のジレンマに陥った国宝1号の今日だ。
(引用ここまで・強調引用者)
……ああ、そうか。
修復を専門にやっている宮大工とか、そういう存在がないんだな。
伝統技法云々で思い出されるのが、例の国璽詐欺ですが。
発注しているほうに、そもそも「伝統技法を使うなら、このくらいの費用でこのくらいの工期がかかって、こうなりますよ」というコンセンサスが存在しないんだな。
でなかったら、こんな「ジレンマ」なんか生まれるわけない。
国宝274号事件の時も、国璽詐欺の時も、今回も……実は韓国にはまともなキュレーターっていない?
たとえいたとしても、まともな発言権がないんだろうな。
この記事へのコメント
kumuchi 2012年01月24日 00:36
完成後、どうなるのか楽しみとも言える
三昧 2012年01月24日 00:41
むしろ、雰囲気だけでも今日に伝わってるのが逆に凄い、と思いますね。
2012年01月24日 06:23
140年前までしか遡れない伝統技術しか残ってないんですネ。
あぁ。残ってもなかったか。
SINE_ttk 2012年01月24日 10:58
間違えないですし、末端の者も
イタズラ目的でノコノコやって
来て名前を偽装してみたり、
自演をしてみたりするわけです。
こういうことは未だにしっかり
とした伝統として末端まで
生き続けてるわけです。
縄文人 2012年01月24日 13:28
まあ、それはそれで伝統的ではある訳だ。
弥生 2012年01月24日 20:26
ttk 2012年01月25日 03:32
ほったて小屋ばかりだし、2階建ての建物は作れないし、寺とかもなかったのに。
ごく一部の貴族と王族しかまともな建築の家を建てないとなると、
職業として成立する人数が少なすぎて、すぐ断絶しそうなもんだ。
ということで、伝統技術は日本の技術を学んだやつらの技術ってことじゃないのかね?
140年つったらちょうどそのくらいな感じがするんだけど。
baka-chong 2012年01月30日 13:00
技術が無いんだから、仕方ないだろ?
Nanashi has No Name 2018年11月23日 07:17
金儲けの為に大工がそう言ってるだけ…。
出来上がりを見れば一目瞭然だと思うわ(笑)