>昨年、国民10人に2人近くが貧困層であることが分かった。特に、1人世帯と65歳以上の老人だけの世帯は半分以上が貧困層だった。反面、全体世帯の所得の半分ぐらいが上位20%階層に集中して、両極化は相変わらずだった。
統計庁が21日発表した「12年家計金融・福祉調査結果」によると、11年の可処分所得を基準に韓国の貧困率は16.5%だ。貧困率は全体国民の中で可処 分所得の中央値(数値を大きさの順に並べた時、最も中央にある値)の50%に当たる人口比率だ。彼らは1年間得られる所得が998万ウォンに及ばない階層 だ。特に、65歳以上の老人世帯の貧困率が67.3%で最も高く、1人世帯の貧困率は50.1%だった。(中略)
資産の70%が不動産に集中していた。居住住宅が総資産の38.2%で、居住住宅のほかの不動産も31.2%を占めて、全体世帯の総資産の中で69.4% が不動産に集中している。この他に貯蓄額17.9%、借家の保証金7.0%、自動車など、その他の実物資産5.1%の順だった。
(引用ここまで)
まあ、平均可処分所得の半分しか所得が得られていない……としたら貧困層認定されてもしかたがないですかね。
ま、そのあたりの事情はシンシアリーさんとこを見てもらうとして(また丸投げか)。そして、なぜ「所得」ではなく「可処分所得」で計算されているかなんかの話もあちらを見てもらって楽しんでいただくとして。
具体的な数字として「財産の70%が不動産に集中している」という記事がきましたよ。
実はこちらが想定していた数字よりも小さかったりするのですが(笑)。
それでも総資産の70%は大きいというか、大きすぎますわ。
楽韓Webや鈴置氏の言うように昨今の韓国における不動産価格の低下がバブルの破裂ではなく「構造的な出来事」であるとしたら、家計負債はもはや取り返しのないところにまで波及する可能性があります。
総資産の70%を占める不動産価格が下落するということは、韓国人の持つ富の70%が減少していくというわけですから。
ソウルの住宅価格が1-10月で2.4%下がったそうです。
ソウルだけではなんともいえませんが、これがそのまま全国規模で展開されていたとしたら、10ヶ月で韓国の総資産額の1.75%が消えてしまったということになります。
んでもって地方の不動産価格の下落はもっとひどいという話も出てますし。
でもってこの不動産は、それまでの不動産を担保にして貸し出しがなされたお金で購入されています。
つまり、担保割れが起きる→不良債権発生→銀行体力の低下→貸し剥がし/貸し渋り→経済成長の低下→不動産投資の減少→不動産価格の下落→担保割れ……と無限ループがつながります。
完全にコンボですね。
……ま、パク・クネもがんばってくださいな。
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この記事へのコメント
Stingray 2012年12月23日 13:05
でも金持ちは既に別資産に避難済みだろうし
ますます資産的な貧富の差が酷く…昔に戻るだけか
張 徳明 2012年12月23日 13:51
田中角栄首相のとき、庭の池にいる錦鯉が一匹3千万円などと騒がれたものですが、田中角栄氏が3千万円出して買って来たわけじゃないんですよね。
あれは錦鯉の好きな人たちが集まったときに、お互いに「お宅の鯉は1千万円は下らないよ」、「いや、お宅の鯉こそ凄いですよ。2千万円はするでしょう」・・・みたいに、お互いに持ち上げていた「だけ」なんですよね。
頭の良い田中氏ですから、そんな会話には乗らなかったと思いますが、いつの間にやら3千万円にされちゃったとか。
不動産のほうはバブルであっても担保価値が生まれますから、そこが怖いですね。
担保価値=実需の価値と勘違いした人たちは、バブルが去った後に困るわけですね。
名無しさん 2012年12月23日 14:07
逃げ遅れてる投資会社のヨイショかなぁ・・・^^;;
z 2012年12月23日 14:39
名無しマッチョ 2012年12月23日 14:40
2012年12月23日 15:03
名無しさん 2012年12月23日 15:33
2012年12月23日 15:59
アキヒロが「日本から4兆円集る」が公約だったから、そこを基準として4兆円以上?
竹 2012年12月23日 16:22
中央値 2012年12月23日 22:03
お疲れ様です。いつも面白く見させてもらってます。
ちょっと気になった点があるので。
【中央値(モード)】は一般的な意味での【平均(相加平均)】とは違います。中央値はある集団のなかで、真ん中に位置するものの数値です。韓国経済の様に、貧富の差が激しい時には、いわゆる「平均」だと極値にひっぱられてしまいますが、「中央値」だと概ね平均的な値がでます。(人数的な真ん中だから)
そして、【貧困率】というのは、この新聞が作った定義ではなく、経済統計において、「収入が中央値の半分の値」と定義されているもので、【相対的貧困率】とも呼ばれます。また、一日の生活費が1ドルを下回る人間の割合を【絶対的貧困率】ともいいます。これは、どの国においても同じなので、例えば日本やアメリカでも定義される人はいます。
以上、拙い説明でしたが、参考になれば幸いです。