つい先日も「KTX湖南線で枕木の試験成績表が偽造されて納入されていた」という話がありまして。
・湖南KTX、試験成績書が偽造された部品で施工(innolife.net)
18万9000個がすでに施工されていて、その上をKTXが走っているとのことでした。
「この施工されちゃった枕木はどうするのかねー」と思っていたのですけども。
あ、すごいことにこの枕木って例の枕木とは別物らしいのですよ(笑)。
で、今回はなんとKTX-Iのブレーキの部品が偽造証明書で認定されたものだったとのこと。
まあ、それはいつもことなのですけども。
原発ですら部品の証明書偽造をしているのですから、これはもう組織的な証明書偽造団みたいなのがいるんでしょうね。もはや伝統技ですし。
パスポートやらなんやらも偽造して日本に来ている輩もいますし。
部品偽造そのものにはもはやなんの感想もありません。
これだけの相互不信社会を形成できるのは大したものだと思いますが(笑)。
でも、もっとすごいのが「その部品がとりつけられたブレーキがどれだか分からない。だから全数のKTX-Iを調査する」ってなっているところ。
これはすごい。
韓国そのもののすごさを現していると言っても過言ではないですよ。
どのコンポーネントがどの機器に使われているのか、追跡不可能って意味ですからね。
ひとつの部品がある時期に製造機器の故障で強度を満たしていなかったとしたら、その部品が用いられた機材のすべてをチェックしなくちゃいけない。
ケンチャナヨ精神の塊です。
不具合が出なかったらなんの問題もなく過ごすことができますが、一度問題が出たらパニックですよ。
韓国人は日本のことを「マニュアル社会で融通が利かない」というように言うのですが、最低限のマニュアルくらいは作っておかないとこうなるのですよといういい見本ですね。
ちなみに、KTX運行に際してはオリジナルのマニュアルは作られていません。
……すごい社会だわ。
この記事へのコメント
(´・ω・`) 2013年10月16日 17:29
TeiTo 2013年10月16日 17:35
旅烏 2013年10月16日 17:38
名無しさん 2013年10月16日 18:14
純正部品は寿命で存在せず、全て偽造品と見て間違いないんじゃないかな?
名無し 2013年10月16日 19:30
そこからお客様に如何に満足してもらえるか?お客様に如何に満足以上の感動を与えられるか?
それぞれがそれぞれの部署で自ら考えて実行するというのが今のサービステーマです。
お客様に感動的サービスを提供できるならある意味マニュアルから外れることも厭わないのです。
マニュアルとはその組織の人間全員が最低限出来てしかるべき事柄なのですよ。それを標準化と呼びますね。
マニュアルすら無いのはその組織の標準化すらできてない前近代的組織にほかなりません。
新幹線システムの最重要の肝は車両の性能ではなく、運用システムの緻密さとそれを支えるマニュアル化にあると言っても過言ではありません。
マニュアルとは今まで積み上げた運用ノウハウの集大成なのです。だから良い企業ほどマニュアルの更新は頻繁です。
運用マニュアルすら無い高速鉄道など誰が買うのでしょうか?
名無し 2013年10月16日 19:32
目録くらい作らないのかと
名無しさん 2013年10月16日 19:33
>運用マニュアルすら無い高速鉄道など誰が買うのでしょうか?
「韓国人でも運用できる」というのは?
名無し 2013年10月16日 19:33
名無しさん 2013年10月16日 19:42
>そのうち点検記録も偽造して終了ニダ。
そんなもの、とっくにしてるニダ。
2013年10月16日 19:50
名無しさん 2013年10月16日 20:01
正規品が偽造品と区別できないぐらい劣化しているから試験しても区別できないというのが普通のような。
sironeko48 2013年10月16日 20:10
リコールをしないのかとリコールしないんじゃなく
出来なかったのか、問題部品がどこに使われているか
解らないからなのですね?
あー、納得!
太夫 2013年10月16日 20:23
あんぐり 2013年10月16日 20:38
軽視が当たり前だという
事実が恐ろしい!
韓国では安全も人命も
軽いものなのだと
思い知らされますな~
とりま名無しで 2013年10月16日 21:11
kumuchi 2013年10月16日 22:05
消耗部品じゃなくて機構部品(リレ、チェックバルグ、ダブルチェックバルブ?)
安全性の直結するのでは?
名無しさん 2013年10月16日 22:36
共食い整備もやってる気がする。
そのへんに転がってた部品使えるニダって感覚なんだろうしw
名無しさん 2013年10月16日 23:04
チェックバルブ (check valve)
流体の流れを常に一定方向に保ち、逆流を防止する機能を持つバルブ。チャッキバルブ、逆止弁、チェッキ弁ともいわれる。弁体は、流体の圧力によって押し開かれる状態になるが、逆流すると弁体が背圧によって弁箱の弁座に密着して、逆流を防止する機構となっている。このバルブの性能評価は、逆流防止が完璧であることが大きな要素ではあるが、本来の流れ方向もスムーズでなければならないため、クラッキングポイント (C.P) と言う表現でこの流れやすさを表している。
名無しさん 2013年10月16日 23:30
車両の前にあるブレーキペダルからの空気の圧力が後の車輪のブレーキに届くのに大量の空気の移動が必要になるが、ブレーキの近くにあるリレーバルブを介することで少量の空気で大量の空気をブレーキに送ることができる。
英語版ウィキペディア等から理解した範囲では、こんな感じです。
ブレーキのような消耗部品とは言えないが、定期的に交換すべき部品であることは確かなようです。
名無しさん 2013年10月16日 23:57
中古はともかく韓国製部品じゃダメなんだ。
それだけは、韓国でも当然のこととして認識しているわけだ。
国産にこだわるくせにね。
よし 2013年10月17日 01:15
そして監視緩んできたあたりで、独自解釈の改良(手抜き)と、コストを削減するために(ピンハネするために)技術のない工場で作る。もしくは類似品を輸入したりする。
このパターンが多すぎて眩暈がしますな。
しかしどうして検品しないんだろうか。基本ですよね
名無し 2013年10月17日 01:50
戦後70年でこうなったのか、民族歴史からくる不変の固有価値観なのか。
ただ経済的裕福のピークが今でしょうから、さらに悪くなっても良くなる事はない、それは分かります。
名無しさん 2013年10月18日 02:23
当たり前ですが検品の担当者もグルですよ。