本作品がアカデミー賞を受賞した後の韓国への取材で、映画に登場するロケ地を回ってみることにした。いわゆる映画愛好家がいう“聖地巡礼”である。
(引用ここまで)
一昨日の「再開発を望み続けるタルトンネの住人達」のエントリで「あれ、タルトンネ、トンタルネ……どっちだったっけ?」って「月の町 タルトンネ」で検索した時に見つけた記事。
3年ほど前、パラサイト 半地下の家族がアカデミー賞を取った際に、聖地巡礼をしてみたかたのコラムです。
記事自体が面白いので読んでみるとよいと思います。
引用部分を最小限にしたのは誘導のためでもある。
で、やっぱり韓国人的には「パラサイトが誇らしいかといったらそうでもない」とのこと。
「アカデミー賞作品賞、監督賞受賞」という権威自体はあったとしても。
「韓国の恥部を切り売りしたようなものだ」との認識。
まあ、分からないでもない。
韓国に住む日本人からは「辛くて見てられない」って評価もありましたっけ。
記事中にも邦画で国際的な評価を得ていた万引き家族との比較があります。
あるいは江南スタイルで世界的一発屋になったPSYについても同じことがいえるかな。
なぜかコッパ・イタリアでライブやってブーイングを受けてましたね。あれがもう9年前かぁ。
パラサイトの聖地巡礼となると、必然的に貧しい地区をまわることになる。
韓国人にとっては「見てもらいたくない韓国の一部」をつつかれるのも同然。
写真を見ても「古い町並みだな」って感じになりますね。
3年前の時点で一部はすでに取り壊されて再開発が進んでいるとのこと。
スーパーやピザ屋もいま行ってもあるかどうか。
「アカデミー賞を取った!」ってムン・ジェインが監督らを招いて食事会していましたが。
じゃあ、パラサイトが韓国人にとって誇らしい存在かというとそうでもない、という話題の補強としてピックアップしてみました。
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この記事へのコメント
Nanashi has No Name 2023年02月06日 11:56
(人種的にも?)
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:02
更に異国の地でコロナ他界した事も今知りました
しっかし女優へのパワハラセクハラで干されたあとは中央アジアの高麗人国家に流れて政府案件の仕事ってまんま柔道の秋山と同じ道ですね
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:07
「あの頃はまだマシだったんだな」ってw
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:07
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:08
賞を受賞したのはアジア人卑下が面白かったから、じゃないかと穿ってみたり
貧乏な韓国人が金を稼ぐ為にあの手この手で悪事を働きビジネスネームで仕事をし洪水が来ると水没する半地下の我が家
他人の家に寄生していた家政婦の得意技が北朝鮮の将軍様の真似だったり薄っすら戦後というか「貧乏な時はどの国も同じね」的な空気を感じそう
そんな悲哀に対して賞を送った、様な気がしてならない
名無しの兵衛 2023年02月06日 12:09
まあ、これ以前から同様の傾向はありまして
かつての韓流の初めの頃
ドラマで舞台になった、タルトンネを訪れるなんて人がいたようで
ディープな韓流ファンが写真をあげたりしてましたねえ
もっとも、本気のガチな場所は
流石に韓流ドラマは行かなかったようですが
まあ、あんな場所を仮に写してたら
確実に韓国が非常に遅れた国に見えるだけだったろうしねえ
もっとも、一部のタルトンネは
ダークツーリズムで観光地化しようとしてたりでなあ
その中には釜山のあの「日本人墓石村」もあったり
パラサイトにしても、
半地下の実態を宣伝したわけで
進んだ国を標榜してる韓国からしてみれば
恥部だってのは韓国側の視点で見れば当然かなあ
まあ、韓国の場合、都市部内スラム多過ぎだものねえ
地方に行っても何も無いからこそ
首都にに集まるしか無い
その首都では、まともな居住地すら借りられない
なので、家では無い何かに住むしか無い
ソウル市とその衛星都市には
そういう人達だけで数十万人単位でいる現状だからねえ
特に中浪区は全体世帯の1割がそんな暮らしぶりなのだとか
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:17
誇り高き世界最高のスーパーグレート韓国人にはそういうのは無理なんでしょうね
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:22
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:22
サムライスピリッツ 2023年02月06日 12:25
WindKnight.jp 2023年02月06日 12:34
韓国映画界にとっては良いことだったのでしょうけど、
韓国と言う国と賞を与えた米国アカデミーや映画関係者にとって、
本当に良い出来事だったのかな?
名無しの兵衛 2023年02月06日 12:34
バッカスおばさんも映画化はしてたよね
「バッカス・レディ」と言う題名で
バッカスおばさんどころか、コピノも題材にした辺り
設定盛りすぎだろうと言った反面
実際のバッカスおばさんの場合、
障害者も混じってて、中には「2000ウォン」でなんてあったりで
映画よりも酷い現実があったり
まあ高速道路のPAで「コピコピ」と言いながら
駐車中のドアを叩くコーヒーおばさんなんてのしても
実際の映像とかを見ると、本当必死そうだったしねえ
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:37
そりゃあみすぼらしい身なりをした犯罪者ならウリ扱いされてキムチの汁を薄めたもので歓待してもらえるかもだけど
映画を視聴できるような韓国のごく一部の恵まれた金匙はナム扱いされて石を投げられるのは仕方がないでしょう
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:40
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:45
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:48
西洋の普段隠してる差別意識感じたな
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:56
イカゲームがある!と大騒ぎしていた人たちが静かになったなぁ
あれも、こっそり韓国の暗部を映してたからね
Nanashi has No Name 2023年02月06日 12:59
スラム街から遠くに見える蜃気楼のように見える高層マンション群が、何となくパトレイバー。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 13:03
例えば19世紀イギリスの貴族階級の女子、夫人やご令嬢の間では、領内の貧民の住まいを訪ねて食品を差し入れたり、病者がいれば看病したり、がブームになったこともある。
セレブリティと呼ばれるハリウッドスター社会でも、社会問題に関心が高いというのは自身の「美徳」を示す手っ取り早い方法な訳で。
恐らく嘲笑ではなく、憐憫。
しかし、「憐れむ」って行動は同時に「低いところに目を向ける、自身の視点は高い」ことの現れでもある。
下から見上げる立場からすると、それはどうしても「尊大」と見えてしまうのは避けられないですね。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 13:11
Nanashi has No Name 2023年02月06日 13:34
あの内容じゃスラムダンクやトップガンみたいに「映画館に何回も見に行ったわ」なんて人、いないんじゃ?
Nanashi has No Name 2023年02月06日 13:43
ただまぁ個人的にはポンジュノ監督の作品のおかげで韓国内の空気を知ることもできたことがあるのも確かなので、これからも暗部に切り込んでエンタメ化した作品を世に放ってもらいたいですね。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 13:45
つくづくもったいない国だわ
2023年02月06日 13:56
もっとも日本人は気にしてないし、
2002サッカーWCでは、あまりに安い宿泊料金に外国人サポーターが押し寄せたとか
西成が何気に人気なのは、治安の良い日本でスラムを体験するスリルが有るのだとか
山陽新幹線姫路駅が人気なのも、姫路城と新幹線のコントラストと、時速300km/h以上が出せる最も東の区間だから、その轟音とスリルを味わいたいからだとか
名無し募集中。。。 2023年02月06日 14:10
日本の昭和ヤクザ映画で遠目に霞ヶ関ビル群が建設されそのふもとにはバラック建てばかりなんだけど、地上げ屋が打ち壊してく
良く似たことを、今でもやってるのかな?
Nanashi has No Name 2023年02月06日 14:28
などの作品ができたが
パラサイトという作品にインスパイアを受けた作品が今後出てくるのかな
Nanashi has No Name 2023年02月06日 14:29
Nanashi has No Name 2023年02月06日 14:30
「誰も知らない」または「万引き家族」かな。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 14:53
羅生門とか見て恥ずかしいとは思わないし
Nanashi has No Name 2023年02月06日 15:37
人間の生々しい薄汚さを突き付けてくる面倒臭いタイプのフック。
いつも最後エグい殺し合いになってメチャメチャなって終わるのは笑えるけど。
フッ( -ω-)y─━ =3
Nanashi has No Name 2023年02月06日 15:49
さすがに例年通りなら賞を受賞するほどの映画とは思わん。よほど「シュリ」や「JSA」のほうがいい。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 15:52
他人をだまして寄生して、留守をいいことにやりたい放題というのは
コメディとして見れば面白いのかもしれない?
Nanashi has No Name 2023年02月06日 16:42
Nanashi has No Name 2023年02月06日 16:52
いやー、あの、ハリウッドとか他の国の作品にどう影響を与えたのかと
Nanashi has No Name 2023年02月06日 17:14
Nanashi has No Name 2023年02月06日 17:18
1話上映会したら地元民がドン引きした感じになったようなものか
Nanashi has No Name 2023年02月06日 17:45
あくまで怖いもの見たさ半分のカルト映画として話題になったような記憶。アレが何かの間違いで国際的な賞を獲ったりしたらやはり日本の恥部を晒してしまったって複雑な気持ちにもなったろうなあ。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 18:32
ポン・ジュノは斜に構えて韓国をせせら笑ってる感じがあるから韓国人でも嫌いな人結構多いんじゃないかとかなんとか。
キム・ギドクは日本人なら生理的嫌悪を感じて最後まで観れない人も多いんじゃないかな。
各国にいるからね、こういう国内の問題にフォーカスして映画撮って、リベラル臭満載の映画賞とってる監督。
イギリスだとケン・ローチとかも国内じゃ結構嫌われてたり。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 18:38
「誰も知らない」は200年公開、「万引き家族」は2018年公開だから
「パラサイト」の影響ではないね
(貴方もわかってるのに日本下げのため書いてるのだろうけどね)
貧困とか虐待とか、欧米でもこの十数年散々繰り返された流行ネタで、「パラサイト」もその流れの一作だと思う。
ま、韓国人は気を揉まなくても大丈夫。後世まで残る名作ってレベルではないから、時代の中ですぐ忘れ去られるから
Nanashi has No Name 2023年02月06日 18:49
面白い人なのになあ。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 18:50
Nanashi has No Name 2023年02月06日 19:00
本当に黒澤明はじめ1950年代の日本映画の足跡は凄いですよね。
映画が娯楽のど真ん中だった時代に世界に影響を与え、有色人種への偏見も強い時代に映画賞を獲得して、現在でも映画の古典とされてる。
韓国人は、大衆文化がおそらく1990年代から本格化したせいか?、古い作品への敬意があんまり無いみたいだけどね
Nanashi has No Name 2023年02月06日 19:26
Nanashi has No Name 2023年02月06日 20:36
Nanashi has No Name 2023年02月06日 21:32
「聖地巡礼」行動はアニオタ発なのに「映画好き」の文化に剽窃するのはいただけないのう。
(似たような観光行動は昔からあるが、「聖地巡礼」になぞらえたのは間違いなくアニオタからである)
「ファンの行動」すらアニメに負けてんのが悔しかったんかね?このライターさんは。
Nanashi has No Name 2023年02月06日 22:57
そもそも聖地巡礼は宗教の言葉やん。
フッ( -ω-)y─━ =3
Nanashi has No Name 2023年02月06日 23:25
撮影スポット巡りを「聖地巡礼」と茶化すのはオタク文化発祥だが
撮影スポット巡り自体はそれ以前からある
この記事の「ジョーカーに出て来た階段のようだ」と言う所からロッキーにでてきた階段が観光客の人気スポットになっていたり
ジョーカーに出て来た階段が観光スポットの様になり地域住民的には微妙な顔をされているとかまでググった
「聖地巡礼」とか言うのもらきすた(2007年)辺りからだからそんなにドヤる事でもないような
Nanashi has No Name 2023年02月06日 23:36
家電で「三種の神器」とかオタを自覚するきっかけなブツとの出会いを「洗礼を受ける」とか、神話や宗教のフレーズはまぁイジられるよね…
Nanashi has No Name 2023年02月07日 01:30
Nanashi has No Name 2023年02月07日 12:25
昔のSFも日米でリスペクト合戦だった
大作SF映画の金字塔であり後のSF作品に大きな影響を残した2001年宇宙の旅とスターウォーズ
ルーカスが大の黒澤ファンでSWが時代劇=ジェダイ劇なのはもうお馴染みの逸話だが、
キューブリックが2001年~を撮るきっかけになったのも邦画の「宇宙人東京に現る」(1956年公開)
これを観てキューブリックは「自分も宇宙人が出る映画を撮りたい」と思い立ったのだという