今年8月21日、仁川市西区で小児青少年科医院を運営する24年目の専門医、イ・ボラムさん(仮名・54)の一日は、いつものように子どもたちの咳の音とともに始まった。 (中略)
午前9時に診療を始めた李氏は、腸炎にかかった16ヵ月男児を診療し、2万300ウォン、気管支炎とアレルギー性鼻炎、急性副鼻腔炎を患っている7歳の女児を診療し、1万2610ウォン、急性咽頭炎と機能性腸障害を患っている4歳の女児を診療し、1万3240ウォンを稼いだ。 これは患者が払うお金と国民健康保険で支給する報酬を加えたものである。
病院には他にも胃腸炎、結膜炎、急性上気道感染、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者などが相次いだ。 同日午後7時までイ氏が診療した患者は計87人で、収入は計168万9260ウォンだった。 患者1人当たり約1万9000ウォンだ。
李氏は昼休みの1時間を除けば、1時間に10人ほどの患者をずっと見ていた。 (中略)
イ氏は小児科だけで収益が出ず、最近まですぐそばに美容医院を設け、ボトックス、フィラーなどの施術を行った。 彼は「皮膚と類似した物質を注射器で皮膚の下に挿入するフィラー施術は1cc当り18万ウォンを受け取った。 額など顔全体にすると、8ccほど施術して割引を少しして、100万ウォンをもらった」とし、「顔全体にフィラー施術をする患者2人だけを見ると、一日中病気の子供たち70、80人診療するのと収入が同じだ」と話した。
最近、呼吸器患者が増え、小児科診療に集中するために美容医院を閉鎖したというイ氏は、「賃借料と看護師給与など固定費だけで、月2000万、3000万ウォン程度がかかるが、報酬は物価ほど上がらない」とし、「周りにも小児科をやめて美容医療を学ぶ同僚が多い。 ますます希少種になっているような気がする」と吐露した。
2021年の保健医療人材実態調査によると、小児科医院の医師の年俸は2010年の1億2994万ウォンから2020年には1億875万ウォンへと2000万ウォンほど減った。
(引用ここまで)
1日に80人の患者を診る小児科医として稼ぐお金と。
2人分のボトックス、フィラー(ヒアルロン酸)注射で稼ぐお金がほぼ同じ。
じゃあ、あなたはどちらの専門医になりますか……って話ですね。
かたや病原菌で一杯になる小児科。
かたや小ぎれいな一室で眉間やらほうれい線にボトックス注射打って終わりの美容整形。
さすがに記事のように両方をやっているって人は少ないのでしょうが。
でもまあ……よほどの強固な意思がないかぎりは前者でいるのは難しいよなぁ。
小児科なんていう韓国ではこれから需要が極端に少なくなっていく科をやっていくよりもほぼ全年齢に需要のある美容整形をやっていこうって考えるのも当然。
記事の小児科医のかたは片手間にやってた美容整形医院は閉じたそうですが、近くの医院と協力してローテーションで美容整形のほうもやっていこうとか考えてても不思議じゃないな。
さすがにこれだけの収入格差あればね……。
引用部分最後の2010年から2020年にかけての小児科医の平均収入の減りかたもえっぐ。
ここからさらにムン・ジェイン政権で一気に少子化が進んでいるわけで。
小児科、まともに生業として成り立たない可能性も充分にありますからね。
まあ、兼業も分からないでもないか。
きつい社会だなぁ。
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この記事へのコメント
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:13
(通訳はスマホでおk)
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:14
次は、国体がいつまで持つかどうかだな。
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:18
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:23
名前はまだ無い 2024年11月06日 12:29
んなことは無いか……
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:37
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:38
フッ( -ω-)y─━ =3
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:39
歯科クリニックと整形外科は比較的多いのですが、困ったものです。流石に美容整形はありませんが。
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:42
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:50
皆無ではないと思いたいが
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:52
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:52
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:55
Nanashi has No Name 2024年11月06日 12:59
Nanashi has No Name 2024年11月06日 13:11
Nanashi has No Name 2024年11月06日 13:12
払底したところへ向かえばブルー・オーシャンというか片目の病身は盲人の国では両班様
チキン頭が雪崩れ込んでくる前に既得権益を確立するニダよ
Nanashi has No Name 2024年11月06日 13:13
Nanashi has No Name 2024年11月06日 13:18
ななし はず のーねーむ 2024年11月06日 13:42
Nanashi has No Name 2024年11月06日 13:44
割引しても客が少なくて諦めたのでは?
Nanashi has No Name 2024年11月06日 13:46
でも、猫も杓子も美容整形医やるようになったら、過当競争で儲からなくなるんでないの?
あの国では、どんな業種も「いつか来た道」。でも忘れっぽいからなあ?
2024年11月06日 14:00
患者にとって得はないけど顔が不自然な分、違和感を治すために患者はずっと通い続ける
マッチポンプで儲ける仕組みだね
患者は実験台ですらなくお金を産む道具ってか
Nanashi has No Name 2024年11月06日 14:06
Nanashi has No Name 2024年11月06日 14:26
韓国人のツラの皮より安い。
Nanashi has No Name 2024年11月06日 14:50
こういう社会システムは 一旦壊れると 再建することは難しいです。
ベビーブームの機運があっても 社会が受け付けない。
移民国家の道 まっしぐらです。
Nanashi has No Name 2024年11月06日 14:51
Nanashi has No Name 2024年11月06日 15:25
まあそこまで保たんのやろうけど
Nanashi has No Name 2024年11月06日 15:59
>2人分のボトックス、フィラー(ヒアルロン酸)注射で稼ぐお金がほぼ同じ
おかしいニダ...
ボトックスとかヒアルロン酸注射とかはそんなに高い治療ではないはずニダ
(それは高いといわれている日本の美容外科のサイトを見ればわかるので)
ナジェそんなに利益が出ているんでしょうねえ?(ニチャァ
もしかして:韓国型ぼったくり
昭和力 2024年11月06日 16:18
Nanashi has No Name 2024年11月06日 16:52
名無しの兵衛 2024年11月06日 18:15
美容医になるわな
あと、ここで例にあげられてる
小児科の54歳という年齢がなんともなあ…
これ、所謂医師の高齢化に当てはまるのだけど
ちょうど、これくらいの年齢の医師が多いんだよね
なので、10年後には50代、60代の数の多い医師の彼らが、
一気に減ることが予想されてたり
そういう今まで現場で「医師」としていた側ですら
美容の方が儲かるといい
でも、それでも踏みとどまろうとしていた
一方、若い志望者達の多くは、美容医を目当てに医師になろうとしている
そりゃ大学定員を増やしてでもともなるわなあ
もう今後は絶望的に減るのが既定路線な以上
少しでも、その「希少種」である
医師を確保しなくてはいけないとなるし
その為には数を入れることで、何とか少ない志望者を汲み取るしか無いからねえ
Nanashi has No Name 2024年11月06日 19:03
Nanashi has No Name 2024年11月06日 21:40
Nanashi has No Name 2024年11月07日 00:13
Nanashi has No Name 2024年11月07日 07:38
一応医療点数は高めに設定されてるけど小児科はとにかくリスクが高いのと医者の適性が問われるから若い医者は中々目指さないのと選択しても挫折して転科するんだよね
Nanashi has No Name 2024年11月07日 10:38
出ましたニホンモー
Nanashi has No Name 2024年11月07日 12:38