韓国の6月の就業者数は前年同月比6万3000人増の2915万4000人となり、1カ月ぶりに増加へ転じた。ただ、増加は高齢層に集中し、若者や主要な生産年齢人口の雇用低迷は続いた。
国家データ庁が15日に発表した雇用動向によると、15~64歳の就業者は前年より28万人減少した。一方、65歳以上は34万3000人増え、全体の就業者増を事実上けん引した。
年齢別では60歳以上が21万1000人、30代が6万5000人増加した。20代は19万9000人、40代は1万9000人減少した。
15~29歳の若者の就業者は19万7000人減り、44カ月連続で前年を下回った。若者の雇用率は43.9%で、前年より1.7ポイント低下し、26カ月連続の下落となった。若者の失業率は0.9ポイント上昇して7.0%だった。
15歳以上の雇用率は63.4%で0.2ポイント低下した。経済協力開発機構(OECD)の比較基準となる15~64歳の雇用率も70.2%と、0.1ポイント下がった。
産業別では、保健・社会福祉サービス業が21万4000人、芸術・スポーツ・余暇関連サービス業が5万5000人、運輸・倉庫業が4万8000人増えた。
一方、製造業は9万7000人、農林漁業は9万5000人、建設業は6万7000人減少した。製造業の就業者減少は2024年7月から24カ月連続となった。専門・科学・技術サービス業も6万人、卸売・小売業も4万4000人減った。
(引用ここまで)
先日、ちらっと韓国における6月の雇用情勢をお伝えしました。
年齢等も含めてもう少し深掘りしてみましょうかね、ってことで。
この記事での増減はすべて前年同月比です。
いつものように15〜64歳までの雇用は減少し、それを65歳以上の公的雇用で数字の帳尻合わせをしています。
15〜64歳で28万人減少。
65歳以上で34万3000人増加。
韓国における「生産年齢」とはなにか、って話にもなりそうですね。
業種を見ると保健・社会福祉サービス業で21万4000人増。
この大半が高齢者の公的雇用であると考えられます。
役所の調査周辺の掃除や交通整理などですね。
製造業 9万7000人減
建設業 6万7000人減
専門・科学・技術サービス業 6万人減
卸売・小売業 4万4000人減
韓国において「よい雇用」とされる製造業は24ヶ月連続減少。
建設業は不動産不況を受けて26ヶ月連続減少。
専門・科学・技術サービス業はIT関連です。AI導入によって雇用ががんがん減っている主産業ともいえます。
内需の象徴でもある卸売・小売業も減少。
ま、一言でいえば「不況」以外のなにもでもないですね。
人口推移を見ながら年代別の雇用も見てみましょうか。
まず、ここ数年の方向性として15〜29歳の人口は1年で約20万人ずつ減少しています。
22年には856万人だった15〜29歳の人口は、25年には795万人になっています。
3年で約61万人の減少。減少幅を20万人/年としてもよいでしょう。
6月における15〜29歳の就業者減少は19万7000人。ほぼ当該年齢層に等しい減少幅となっています。
44ヶ月連続の減少もそりゃそうだろうね、としかいえません。
当該年齢の人口減少は1997年から30年連続で続いていますし、96年にちょっと増えただけで実質的には92年から35年連続で減り続けています。
当然、就業者も減少しますわな。
まあ、先月は人口減少幅を大きく超えて就業者が減っているのですが。
逆にベビーブーマーの孫世代である現在の30〜35歳くらいは人口増傾向なので、そうした背景を見ておかないと「30代では就業者増えているじゃん」くらいの浅い理解になってしまうわけですね。
30代人口はここ何年か5〜6万人増えています。あと2年ほど5万人ずつ増えて、その後は3年ほど増減ほぼゼロ。
5年後に6万人くらい一気に減ります。その翌年には16.8万人減ります。ここ、わりと覚えておいたほうがよいポイントかもしれませんね。
今年の30代人口は6.4万人増加なので、「30代の就業者は6.5万人増!」って数字は当然のものではあります。
雇用をチェックする場合には、あわせて人口動態をチェックしておくべきなのですね。
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この記事へのコメント
Nanashi has No Name 2026年07月18日 16:19
Nanashi has No Name 2026年07月18日 16:28
Nanashi has No Name 2026年07月18日 16:34
Nanashi has No Name 2026年07月18日 17:52
クネ「外国で働いて(はーと)」
Nanashi has No Name 2026年07月18日 17:58
そして単純労働しかできない下層韓国人との職の取り合い。
日本も コンビニ店員が 移民に占領され 日本人が締め出されている。
Nanashi has No Name 2026年07月18日 18:05
日本人がコンビニ店員を底辺扱いしてやりたがらないからね
しょうがないね
Nanashi has No Name 2026年07月18日 18:07
> あと2年ほど5万人ずつ増えて、
> その後は3年ほど増減ほぼゼロ。
> 5年後に6万人くらい一気に減ります。
> その翌年には16.8万人減ります。
> ここ、わりと覚えておいたほうがよいポイントかもしれませんね。
急転直下すぎて面白いw
韓国社会は対応できない。
年金、福祉、医療、教育、社会インフラ・・ すべて崩壊する。
ワールドカップに出たいだとか、ノーベル賞がほしいだとか、言ってる場合ではない。
Nanashi has No Name 2026年07月18日 21:06
Nanashi has No Name 2026年07月18日 21:33
Nanashi has No Name 2026年07月18日 21:46
老人「儂らが苦労してんだから続けろ」やで
本来は就職支援にもなるのにね、徴兵制度って
大型や特殊車両の免許を格安で取得できるし、後方支援なら事務等が学べる
韓国じゃ、手に職を持つ事を国全体で否定してるんだし、さっさと辞めればいいのにね
Nanashi has No Name 2026年07月18日 23:13
サムライスピリッツ 2026年07月19日 02:29
Nanashi has No Name 2026年07月19日 06:30
65歳以上で34万3000人増加。
正規雇用が消えてお小遣い稼ぎが増えたと。
国単位で産業構造が変化するなかで起こる大国病なのかなぁと。
韓国の場合は何もかも間に合いませんでしたが。
名無しの兵衛 2026年07月19日 10:36
こうして見ると
20代の分が30代にスライドしただけなのねえ
そして少し下の世代から
若者の労働者が一気に減るのが見えるってのがヤバい
そして、これを埋めるには
老人と外国人頼みなのよね
特に大都市のインフラ維持は
なりふり構わないやり方じゃないと無理
今後は対人のサービスでも規制開放で
増えてくるのは予想出来るだろうねえ
それと、都市部の老人は田舎に戻る選択肢はない
なぜなら、そこが生まれた場所だし、育った場所だからねえ
だから、想像以上に都市部に老人が溢れる状況にもなるし
街はそれ向けに変わっていくと思うよ
若者文化もマイノリティーに変わっていくとね
Nanashi has No Name 2026年07月19日 19:55
就業率は電気をつけたり消したりする老人が牽引する
素晴らしい経済発展だ。誰が得するんだこれ
Nanashi has No Name 2026年07月19日 22:58
そもそも給料じゃなくて福祉予算だとかいって平均賃金の集計からは外しているはず。
で、ガチに64歳までの雇用だけを見て、景気や経済対策を考える、実施する・責任を取る。
そんな簡単なことを大統領も官僚もメディアも有権者も誰もやらないのが、まあ、奴らの限界。
Nanashi has No Name 2026年07月20日 14:59