韓国でこの3年間に発生した鉄道事故が195件に上り、計137人の死傷者が発生したことが明らかになった。そのうち約8割が韓国鉄道公社(KORAIL)管轄区間で発生しており、鉄道安全管理体制の脆弱さが改めて浮き彫りになった。
国会国土交通委員会所属のムン・ジンソク議員(共に民主党)は10月9日、国土交通省から受け取った資料を公表した。それによると、2022年から2024年の3年間で鉄道事故は計195件発生し、死者68人、負傷者69人の計137人が被害を受けた。財産被害額は総計58億5300万ウォンに達した。
年別では、2022年82件(死傷者71人=死者28人・負傷者43人)、2023年68件(同35人=死者19人・負傷者16人)、2024年45件(同31人=死者21人・負傷者10人)が報告されている。
事故の内訳を見ると、鉄道交通事故が71件、脱線が53件、安全関連事故が30件、踏切事故が22件で、鉄道交通事故が全体の約81%を占めた。
(引用ここまで)
韓国での鉄道事故が3年間で195件、死傷者137人(うち68人が亡くなる)との統計が出てきました。
最初、この数字が出てきた時は「あれ、意外と韓国の鉄道って安全に配慮している……?」ってなったんですが。
日本は1年で500〜600件ですからね。
ただ、日本のそれは踏切障害、人身傷害事故を入れた数字。自動車で踏切に進入して列車と接触したとか、ホームから人がアレするアレとか。
列車事故とは別枠になっていて、列車事故は令和6年実績だと17件。
個別に見ると脱線が13件。
韓国のそれは脱線が3年で53件。1年あたり約17.7件。人口比(1:2.4)だと日本の3倍強ってところか。
総延長比(1:7)だと日本の10倍。……やっぱどう考えても多いな。
以前に乗車したKTX山川がとんでもなく揺れたって話したじゃないですか。
この動画なのですが。
これ、車両の出来云々以前に線路メンテナンスの問題だと思うのですよね。
……つまり、橋が落ちたり、リチウムイオン一次電池が燃えたり、リチウムイオン充電池が燃えたり、建物が崩壊するのと同じ理由で鉄道事故も起きているんですよ。
脱線はほとんどの場合、線路側の問題ですからね。
「事故は起きるまで起きてない」式の考えかただったらこうなるでしょ。
サーバルームだって燃えるし、電車も脱線事故を起こします。
6巻では韓国鉄道がちらと出てきます。
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中味は長編記事。最新の記事は「 韓国人労働者300人がアメリカで「不法就労者」として検挙された! いったい、なにが行われていたのか? 解説しましょう 」となっています。
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