16日の法曹界によると、ソウル中央地裁は10日、韓国政府がホン丹青匠と弟子のハンさんを相手取り起こした損害賠償請求訴訟で、原告に共同で9億4550万4000ウォン(約9610万円)と遅延損害金を支払うよう命じる判決を下した。
判決が確定すればホン丹青匠とハンさんは丹青工事が終わった2013年2月から年5%で計算した遅延損害金を加えた約14億ウォンを韓国政府に支払わなくてはならない。
国家無形文化財保有者だったホン丹青匠は2012年8月から2013年2月まで崇礼門の丹青復旧工事を担当し作業を進めた。
ホン丹青匠は伝統復元に自信があると文化財庁に明らかにしたが、伝統技法で丹青を修復した経験は1970年に師匠がする工事にしばらく参加したのがすべてだった。
ホン丹青匠は最初の1カ月ほどは天然顔料と伝統接着剤を使う伝統技法で作業を進めたが、色がうまく出ず、天気が冷え込むと伝統接着剤であるにかわがこびりついた。
そのためホン丹青匠とハンさんは工事期間を減らすために契約に反して化学接着剤(アクリルエマルジョン)と化学顔料を隠れて使った。彼らは監理を避けて主に明け方の時間帯に作業したとされる。
このように色が塗られた丹青は結局復旧して3カ月で剥げ落ちた。
(引用ここまで)
韓国における国宝第1号である南大門が放火で焼失後、復元が試みられてきたのですが。
その復元作業がとてつもなく拙いものであったというのは既報。
どのくらいひどいか、楽韓Webでは現地レポートしてますのでそちらもごらんください→楽韓さん、韓国を行く:『伝統技法で再建された』南大門、想像以上の惨状だった
んで放火で焼失した後、韓国政府は「伝統技法で再建する」との方針を固めたのですね。
なので職人は作務衣風の「伝統着」を着て作業し、現地に炉を持ちこんで「伝統工具を再現する」とかいう真似事をさせる(実際にはなにも作ってない)。
伝統瓦を使用する予定だったのだけども施工が面倒だという理由で普通の瓦を使用。
監査委からそれを指摘されると「いまから窯を作って伝統瓦を作ります」とか言い出す。
技法とか受け継がれていないっていう。
現地レポートでばっきばきにひびが入っている柱等はロシア産の材木だったとの話。
要するになにもかもがダメだった、というのが結論です。
なにもかもがこうなのだから、この職人ひとりに責を負わせるのも憐れな感じがしますけどね。
ただまあ、この人も当初は「日本製の顔料を使ったから質が悪かったのだ」とか言い出してまして。
実際には科学塗料でさっと塗装していただけというオチに終わったのですけども。
南大門修復事業で分かったのは、韓国には伝統技法なんてなにも残っていないという悲惨な事実。
からっぽなんですよ。
監査の最終報告でも担当した公務員が大工長から賄賂を受け取って。
賄賂代をまかなうために工事に使う予定だった金剛松を横流しして。
材木はロシア産で充填。
技術も未熟。政府からは「早く工事を終わらせろ」と圧力。
放火そのものからこっち、すべてが「韓国」とでもいうべき事件でしたわ。
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