【社説】賄賂が横行、信頼失墜した国税庁の税務調査(朝鮮日報)>
ソウル地方国税庁の宋光朝(ソン・グァンチョ)庁長が1日に突如、辞任を表明した。宋氏はCJグループからゴルフ接待などの便宜を受けていた容疑で、つ
い先日検察に出頭し取り調べを受けたばかりだった。また国税庁の許炳翊(ホ・ビョンイク)元次長は2006年7月、国税庁本庁で局長だったときに同じCJ
グループから30万ドル(現在のレートで約2980万円、以下同じ)の現金が入ったかばんを受け取り、これを全君杓(チョン・グンピョ)国税庁長(当時)
に渡し、さらに5000万ウォン(約440万円)相当のブランド時計2個をCJグループから受け取り、全元庁長と一つずつ分け合っていた。許氏はこれら一
連の容疑で先月27日に身柄を拘束され、全元庁長も1日に検察に出頭して取り調べを受けた。
CJグループが許氏を通じて全元庁長に渡したとされる30万ドルについて、CJグループは「国税庁長就任祝いだ」と説明しているという。その後、国税庁
はCJグループに対する税務調査で数千億ウォン(1000億ウォン=約89億円)規模の脱税を突き止めたが、追徴課税は一切行わなかった。本来なら数千億
ウォンに上っていたかもしれない税収が「30万ドルの現金+ブランド時計」と交換する形となってしまったのだ。CJグループは2008-09年の税務調査
でも脱税が摘発されており、このときは1700億ウォン(約150億円)が追徴課税された。当時、検察と警察は国税庁に対し、CJグループを脱税の容疑で
刑事告発するよう文書で要請したが、国税庁はこれに応じなかったという。CJグループのロビー活動は、このときからすでに行われていた可能性が高い。
2000年以降に在任した8人の国税庁長のうち、おそらくまともだったと言えるのはわずか3人だ。1999年に12代の国税庁長に就任した安正男(ア
ン・ジョンナム)氏は、在任中は問題なく切り抜けたが、後に建設交通部(省に相当、以下同)長官として栄転すると同時に、不動産投機疑惑が表面化しわずか
20日で長官を辞任した。次の孫永来(ソン・ヨンレ)庁長(13代)はサン・アンド・ムーン(Sun &
Moon)グループに対する追徴税額を減らすよう指示した容疑で起訴され、15代の李周成(イ・ジュソン)庁長はプライムグループから19億ウォン(約1
億7000万円)相当のマンションを賄賂として受け取った。17代の韓相律(ハン・サンリュル)庁長は次長だった当時、時の庁長だった全君杓氏の妻に人事
面での配慮の見返りに、高額の絵画を送ったとして取り調べを受けた。
今年3月にはソウル地方国税庁調査局のあるチームに所属する9人の職員全員が、2009年以降に実施した民間企業7社に対する税務調査で、3億ウォン
(約2700万円)の現金を受け取って山分けしたとして検察に摘発された。国税庁の職員は入庁1年目から同僚や先輩、後には後輩などと共謀し、企業の税金
を勝手に減らして後から見返りとして現金などを受け取り、その金を使って上の人間に人事面での配慮を求めるという構図が徐々に見えてきた。今ではこれが一
種の慣例のようになっているのではないか。
国税庁の幹部らは、現職のときは大手企業などから賄賂を受け取り、その見返りに税務調査で便宜を図る。退任後はそれまで関係してきた企業の社外取締役や
大手法律事務所の顧問などとして再就職し、企業に対する税務調査の先送りや、徴収されるべき税額を減免させるためのロビー活動を担当する。中には退職後に
SKグループから毎月5000万ウォン(約440万円)の顧問料を受け取っていた元国税庁幹部もいた。国税庁幹部が現金や接待を受け、大手企業に対する税
務調査などに便宜を図るという裏取引が今後もまん延すれば、ロビーを行う力のない中小企業は国税庁による税務調査の結果に納得しなくなるだろう。
(引用ここまで)
韓国で公務員、しかも国税庁の職員ともなれば賄賂を受け取って当然なのです。
公務員であるからこそ身を律さなくてはならないという意識が「先進国」にはありますが、韓国ではここで地位乱用しなくてどうするっていうレベル。
国税庁なんていう直接にお金が行き来する場所であれば、もう贈収賄がないほうが不思議です。
そもそも
韓国の腐敗指数はOECD加盟国でブービー。
現代の両班である公務員は賄賂を受け取ってなんぼの存在なのです。
何度か書いていますが、ウリと公というのは完全に反対の位置にある存在でして。
韓国の「ウリ」を最優先する文化こそが最大の汚職の原因。
原発の不正部品なんかもこれが主たる原因ですよね。
両班意識とウリが重なると、もうそこには腐敗しかありえないのです。
現代社会だからこそこうやって摘発されてしまうのですけども。
一方で財閥も当然のことのようにして、贈賄して「節税」するわけです。
もう完全に社会的な構造として固定されている話ですよね。
韓国っていうのはそうやって「成長」してきたのですから、これからも同じようことが延々と行われます。
警察では摘発を手加減するし、税務署は賄賂をもらって税務調査を手抜きする。
江南の教師が賄賂を受け取らないと父兄は不安になる。ちょっと
調査すると校長先生が157人も摘発される。
韓国というのはそういう社会なのです。