相互RSS募集中です

カテゴリ:サッカーの記事一覧

元ガンバ大阪で韓国代表選手のファン・ウィジョ、元恋人への不法撮影でスキャンダルに……さらに「映像を流出させたのは義姉の仕業」とのニュースが出てきて深まる困惑。なお、本人はワールドカップ予選に出場しています

カテゴリ:サッカー コメント:(32)
実兄の妻が突如登場…サッカー韓国代表選手「不法撮影・脅迫」スキャンダルの顛末(中央日報)
サッカー韓国代表の黄儀助(ファン・ウィジョ、31、ノリッジ・シティ)がイシューの中心に立ったのは6月25日だ。当時、黄儀助の性関係の映像がSNSに公開され、波紋が広がった。映像を載せたAは「私は黄儀助の元恋人」と主張し、「黄儀助が多数の女性と関係を持った」と主張した。

黄儀助は直ちに強硬対応を見せた。翌日の6月26日に流布した性関係映像は不法撮影をしたものではないとし、当時、正体不明のAを名誉毀損と脅迫の容疑で警察に告訴した。Aは直ちに「6月30日まで告訴を取り下げなければ私生活をすべて公開する」と黄儀助にメールを送って脅迫した。 (中略)

事件が新たな局面を迎えたのは5カ月が過ぎた今月に入ってからだ。ソウル警察庁サイバー捜査隊が13日、Aを脅迫などの容疑で逮捕して一段落するとみられた事件は、5日後に急反転した。警察は18日、黄儀助が被害女性の同意なく映像を撮影したとみて黄儀助を「被疑者」として呼び、取り調べを行った。黄儀助は容疑を否認した。

黄儀助は公開的にも疑惑を否認し、事件は真実攻防につながっている。黄儀助側は20日、「恋人の関係で合意の下での映像であり、現在、映像を所持していないし、流出させた事実も全くない」と主張した。一方、匿名の被害者側は「黄儀助と交際したことはあるが、敏感な映像の撮影に同意したことはなく、繰り返し削除してほしいと要請してきた」と反論した。 (中略)

こうした中、黄儀助と被害者の性関係映像を流布して脅迫した容疑で拘束されたAが黄儀助の兄の妻(32)という事実までが伝えられ、波紋はさらに広がった。Aは黄儀助のマネジメント会社である家族会社「UJ SPORTS」の登記役員だ。黄儀助側は23日、「黄儀助はこの5年間、兄夫婦のサポートの下、選手生活に専念することができた」とし「兄の配偶者の潔白を信じているだけに、判決があるまで憶測は控えてほしい」と述べた。
(引用ここまで)


 一時期、ガンバ大阪に所属していたこともあるファン・ウィジョが「(当時の)恋人に黙ったまま撮影をした」ことで議論に巻きこまれています。
 というかまあスキャンダルですね。
 え、なんの撮影かって? 察しろ。
 なんというかまあ、「プライベートじゃん?」って気もしてたのですよ。

 なんでもその映像がどこからか流出したとのことで。
 「スマホのハッキングでもされたんですかねー」くらいに思っていたのですが。
 ほら、有名人の赤裸々な自撮りが流出したことがあるじゃないですか。
 あれは大半がクラッカーによってアップルIDが割られた被害だったのですね。


 ですが、さにあらず。
 「映像を流出させたのは義姉、しかも個人マネジメント会社の役員」ってニュースが出てきまして。
 「……話が変わったな」ってなっています。
 まあ、スキャンダルの質がさらに悪くなっただけなんですが。

 このニュースを見たときには「え、YouTubeで『ファン・ウィジョの姉です。この度、弟がとんでもないことを……』っていうネタじゃなくて?」とまで思ったのですが。
 ネタじゃなかったっぽい。

 ちなみに韓国代表に選出されていて、先日の中国戦にも出場したことでむしろ針のむしろに座らされている感が増しているっていう。
 こないだのBTSの作詩作曲担当者もそうでしたけどもなんともこう。
 多重スキャンダルが多い国ですね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

ワールドカップ2次予選の北朝鮮ホームの試合、シリア戦の数倍の放映権料を要求か……前回の韓国戦では観客なし、放映なしだったが……

カテゴリ:サッカー コメント:(36)
【日本代表】「シリア戦の数倍」今度は北朝鮮が放映権料釣り上げ 背後に〝北の将軍様〟(東京スポーツ)
一難去ってまた一難。森保ジャパンはW杯予選第3戦で、来年3月に北朝鮮と2連戦(同21日、同26日=いずれも会場未定)に臨むが、そのアウェー戦でもすでに放映権を巡ってきな臭い動きが出ている。

 大手広告代理店の関係者は「北朝鮮はかなりの高額を要求しているようだ」と指摘。中国系の代理店などを利用し、複数の放送事業者に接触しているとみられる。北朝鮮のホーム開催は自国か第3国かも決まっていないが、日本で関心を集めていることは把握しており「シリアの数倍程度」と超強気な放映権料を設定。金正恩総書記が推し進める外貨獲得の戦略も関係しているようで、日本側はまたしても難しい交渉を強いられそうだ。
(引用ここまで)


 ワールドカップ2次予選の放映権はホーム側が持っている、というのが基本原則。
 というわけで高額な放映料を要求してきたシリア戦は日本での放映なしとの結果になりました。
 欲張りすぎた結果、もらえるお金がゼロになったっていうのは寓話的になかなか面白いオチでした。

 さて、シリアは1億円くらいの放映権料を要求してきた、との話でしたが。
 北朝鮮はその数倍を要求してくるのではないかとの話。
 こうした独裁政権国家にお金が行く構造になっているの、AFCもどうにかしたほうがいいと思いますけどね。


 アウェイの北朝鮮戦はあちらで行うのか、それとも第三国で行われるのかはまだ不明ですが。
 2次予選の北朝鮮戦は前回の韓国との一戦が参考になりますかね。

 当時も3日前になっても放送があるのかないのか決まらず
 それどころか観客なし、放映なし、韓国からの直行便なし(北京経由)、選手のスマホ持ちこみ不可、報道陣の入国不可となにもかもない試合となりました。
 おまけに試合結果はスコアレスドロー
 試合の速報だけを韓国サッカー協会の職員が北朝鮮現地からテキストで送信→AFC本部→韓国サッカー協会→メディアと伝えていたそうな。

 北朝鮮開催になるのであれば、今回もそれに近いものになるんじゃないでしょうか。
 まあ……しょうがないとはいえ、日本代表が相手にしなくちゃならないのがシリア、ミャンマー、北朝鮮ってどういう話なんだかとは思いますよね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国メディア「サッカー日本代表は年代別もフル代表もうまくやっている……韓国はかなり課題を残してしまった」

カテゴリ:サッカー コメント:(31)
サッカー:フル代表も若手も…絶好調の日本、課題残した韓国(朝鮮日報)
 サッカー日本代表チームは16日、北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選第1戦でミャンマーに5-0と完勝し、国際Aマッチ7連勝を飾った。この連勝期間中、日本は29ゴール(1試合平均4.1ゴール)を決め、許したのはたった5ゴール(1試合平均0.7ゴール)だけだ。ドイツやトルコなど欧州の強豪たちも日本のいけにえになった。

 このため、その後輩たちも活気づいている。22歳以下(U-22)の日本代表チームは18日、静岡で行われた強化試合で、往年のスター、ハビエル・マスチェラーノ監督(39)率いるアルゼンチンU-22代表チームを5-2で下した。

 日本は1-2とリードされていた後半22分から4ゴールを決め、大勝した。 (中略)

 日本はU-17代表チームもW杯ベスト16入りを果たした。今月17日にセネガルを2-0で下した日本は、D組3位(2勝1敗・勝ち点6)でインドネシアU-17 W杯ベスト16入りを果たし、20日にスペインと準々決勝進出を懸けて対戦する。

 一方、卞盛煥(ピョン・ソンファン)監督(44)率いるU-17韓国代表チームは18日、ブルキナファソに1-2で敗れ、1次リーグE組最下位(3敗)になった。 (中略)

 華麗な個人技を武器に攻撃サッカーを掲げていたU-17韓国代表チームは、試合をするたびにDFの弱点を露呈した。サッカー韓国代表がA代表、U-20、U-17を合わせてW杯のグループリーグで3戦全敗を喫したのは、1990年のイタリアW杯以来33年ぶりのことだ。
(引用ここまで)


 韓国メディアから「日本はサッカーでうまくやっているのに、韓国は……」みたいな記事がいくつか出ています。
 冒頭記事は朝鮮日報のものですが、こんな感じ(↓)で京郷新聞のスポーツ紙であるスポーツ京郷でもほぼ同じ論調で書かれています。

うまくやってる日本サッカー……U-22はアルゼンチンに大勝、U-17はワールドカップトーナメント進出(スポーツ京郷・朝鮮語)

 保守紙として知られている朝鮮日報と、左派紙として知られている京郷新聞が同じような論調になっているの面白いですね。
 それだけ隣の芝生が青く見えているのだろうな、と。

 U-17ワールドカップで日本代表はスペイン代表に惜敗しましたけどね。
 でもま、試合を見ているかぎりでは勝てないことはないな、とも感じられました。
 その紙一重がきついのかもしれないのですが。あとインドネシアのあのピッチはどうにかならんかな。


 で、その一方で韓国はなんというかまあ……いまいちの状況が続いています。
 監督を巡る論争はいまだに喧々諤々で続いています。Kリーグの視察に来ないこと山のごとし。
 フル代表はワールドカップの2次予選こそ危なげなく勝っていますが。さすがに2次予選で引き分けたりなんだりはしないか。
 以前はモルディブ相手にスコアレスで引き分けてたりしましたけどね。

 対戦相手は「いや、韓国なんかと戦っても」扱いで避けられているし、監督は国内を見ようとしない。
 U-17ワールドカップでは3敗でグループリーグ敗退。
 アジア大会ではU-22日本代表に勝てましたが、アルゼンチンに勝ったU-22日本代表はそこから3人くらいしか招集していないって状況。

 韓国は今年の頭にはU-20ワールドカップで準決勝まで進んで「世界が見えてきた!」みたいに大騒ぎしていたのですが、時が過ぎるにつれて萎んでいきました。3−0の神話は継続していますしね。
 っていうかU-20だったら中田時代に日本代表は決勝にまで行ってるんだよなぁ。
 年代別はそこまでの指標にはならないってことでもありますか。才能が何人か揃えばそれなりの成果が出せてしまう場なんですよね。

 日本代表に関しては去年から今年に関しては本当にいい時間を過ごせたというか、花が開きつつあるのを感じます。
 韓国もまあ……がんばってくださいな。ワールドカップに出られるのは間違いないでしょうから。なんせ8.5枠だもんな、アジア枠。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

サッカー韓国代表、移籍金の総額で日本に1.5倍の大差をつけられていた……「欧州組の数の差だ」「キム・ミンジェとソン・フンミンがふたりずついてやっと日本に並ぶレベル」

ソン・フンミン、キム・ミンジェ、イ・ガンインがいても日本に負けた! 韓国代表チームの市場価値、日本に次いでアジア2位に(OSEN・朝鮮語)
アジア歴代最高選手の孫興民(ソン·フンミン、31、トッテナム)を保有していながらも、韓国代表チームの価値が日本に押された。

日本のサッカーメディア「フットボールチャンネル」は、アジアカップに出場する国の代表選手の年俸に合計をつけた市場価値を換算して順位を発表した。韓国は孫興民(ソン・フンミン)とキム・ミンジェ(27、ミュンヘン)らアジアを越えたワールドクラスの選手を保有しながらも、日本に1位を明け渡した。

同メディアは「アジアで2位の市場価値を持つチームは1億8755万ユーロ(約2644億ウォン)の韓国だ。韓国のFIFAランキングは24位でアジア3位だが、市場価値はさらに高かった。韓国は7月、バイエルン·ミュンヘンに移籍した金ミンジェが6千万ユーロ(約846億ウォン)で年俸が最も高かった。続いてプレミアリーグ8ゴールのソン・フンミンが5千万ユーロ(約705億ウォン)で後を追っている。両選手の年俸だけでも1億ユーロを超え圧倒的だ」と紹介した。

続いて「パリ・サンジェルマンに移籍した22歳の李カンインは2200万ユーロ(約310億ウォン)の価値を持っている。イ・ガンインとベルギーでプレーするホン・ヒョンソクなど有望株の評価が上がれば、総市場価値でも日本にさらに近づくことができるだろう」と見通した。

不動の1位は欧州派が絶対多数を占める日本だった。日本の市場価値は2億8890万ユーロ(約4073億ウォン)で、韓国より1億ユーロ(約1410億ウォン)以上高かった。既存の韓国チームにキム・ミンジェとソン・フンミンの価値を加えてこそ、やっと日本と対等になるわけだ。
(引用ここまで)


 「アジアカップに参加する代表チームの市場価値総額を比較してみた」っていう韓国メディアにしては珍しく面白い目線の記事だなって思ったのですが。
 日本のフットボールチャンネルのものでした。

アジア最高額の国はどこ?サッカー代表チーム市場価値ランキング1〜10位。サッカー日本代表は?(フットボールチャンネル)

 んで、その結果として日本がダントツの1位。
 ついで韓国が2位。

 考えてみれば当たり前の話で。
 いまやっているワールドカップの2次予選に招集されたメンバーを見ても、日本は26人中21人(当初招集)が欧州勢。U-22にもそこそこ欧州勢がいるくらいです(25人7人)。
 それに比べると韓国は23人中、欧州組は11人だけ。特にDFはキム・ミンジェひとりだけ。
 層が薄い。


 具体的な金額は──

・韓国代表 1億8755万ユーロ(約262億5700万円)
・日本代表 2億8890万ユーロ(約404億4600万円)

 ざっくり1.5倍強ってとこか。そんなところかなといった感じ。
 移籍金の金額は選手の価値そのものではありませんが、それでもまあひとつの目安とはいえるでしょう。

 ただ、個人的にはJリーグ所属なしでいきなり欧州に渡る選手が多くなってきて、若干の危惧を抱いてはいます。
 久保みたいに飛び抜けた才能のある選手ならともかくなぁ。
 ピピ中井みたいにスペイン3部で出番なしとかになっても困るんよ。
 おっさんの杞憂であればいいんですけどね。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

U-17韓国代表、ワールドカップのグループリーグ3戦全敗で敗退が決定……というか試合前に敗退が決まっていた

カテゴリ:サッカー コメント:(45)
[U-17ワールドカップ]ビョン·ソンファン号希望拷問の末に脱落確定……メキシコ、ニュージーランドに4-0で勝利「ベスト16入り」(SPOTVNEWS・朝鮮語)
韓国17歳以下(U-17)サッカー代表チームの1次リーグ敗退が確定した。 (中略)

最終戦が行われる前、F組3位はメキシコ(勝ち点1)だった。メキシコの最後の試合結果にピョン·ソンファン号の運命がかかっている。メキシコが勝てば勝ち点4で韓国がブルキナファソに勝っても逆転できない。一方、メキシコがニュージーランドに引き分けたり、少ない点数差で負けたら、韓国がブルキナファソに勝った場合、劇的に終電に乗れる構図だった。 (中略)

韓国はその後にブルキナファソ戦で大量得点で勝っても勝ち点3の確保にとどまり、ベスト16入りが挫折した。それでも韓国は最後の試合に勝って有終の美を飾らなければならない。

韓国は今大会「黄金世代」という評価を受けた。今年6月、アジアサッカー連盟(AFC)U-17アジアカップで攻撃に重点を置いた熱いサッカーで準優勝した。当時、6試合で15ゴールを決めた有望株たちの得点力が大きな話題を集め、U-17ワールドカップでも能動的なサッカーで世界に挑戦状を出した。
(引用ここまで)


 えー、今日はいろいろとスポーツの試合がありました。
 アジアプロ野球チャンピオンシップでは韓国が台湾を下して決勝進出。明日の決勝戦はふたたび日韓戦になりました。
 無念。

 U-22日本代表はU-22アルゼンチン代表と親善試合を行って5-2で勝利。……いや、ホントにいい試合した。後半、アルゼンチン代表がへばった部分があったにしてもね。
 U-22とはいえアルゼンチンに5−2よ?
 前半で対等に戦っていた時点ですごいいい試合だったけど、後半に逆転されてから叩きこんだのすごかったわ。あとアルゼンチンの2点目のフリーキックは芸術的だった。あれはノーチャンス。

 あ、それとU-17 ワールドカップやってまして。
 U-17日本代表は昨日、勝ち点6でグループリーグ3位となってノックアウトステージ進出を決めました。
 U-17、U-20は参加国が少ないのでグループリーグ3位のうち、勝ち点上位の4チームも抜けることができるのですね。
 で、グループリーグで2連敗していたU-17韓国代表も「最終戦で勝って、かつ大量得点すれば突破の可能性がある」としていたのですが。


 韓国代表の試合がはじまる前にメキシコが最後の枠を持っていって敗退が決定してました。
 んで、グループリーグ最後の対戦相手はブルキナファソで。
 圧倒的にボールを支配しながら2-1で負けましたとさ。途中経過のスタッツ見たらボール支配率は80%近かったですよ。
1-2でリードを奪われた韓国は、残り時間に待望していた得点に失敗した。キム・ヒョンミンが終了直前、会心の右足シュートを放ったが相手GKに阻まれた。6分の追加時間が与えられ、最後まで戦ったもののビョン・ソンファン号は結局3敗という残念な成績でU-17ワールドカップを終えた。
(引用ここまで)

 ちなみにこのチーム、AFCのU-17アジアカップ(兼U-17ワールドカップ予選)でU-17日本代表にいつもの3-0を決められたチームです。

U-17アジアカップ:日本代表、またも3-0で韓国代表に勝つ。韓国メディアは「誤審だ!」と騒ぐものの、それ以前の力の差が……(楽韓Web過去エントリ)

 まあ、「日本に3-0で負けた韓国代表チーム」って言っても、全世代で3-0決められているんですけどね。
 なんか知らないですけど、「黄金世代」だったらしいです。今回。
 まあ、まだ世代別はU-20もオリンピックもあるからがんばれー。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

元イタリア代表トッティ、2002年のワールドカップの韓国戦に対して「力不足で敗れたとは思っていない」「もしVARがあればまったく異なる結末だったろう」と苦々しく思い出を語る

「君の言うとおりだ」  来日のトッティが“日韓W杯の韓国戦”に本音吐露「もしあの時代にVARがあれば…」(FOOTBALL ZONE)
日本を訪れたのは、2002年に開催された日韓W杯以来となるが、当時のイタリア代表は優勝候補の一角として挙げられながらも、ベスト16でホスト国の韓国に敗戦。その試合では、イタリア側が荒々しいプレーに晒されるも韓国側のファウルとはならず、ゴールネットを揺らしても疑惑の残るオフサイド判定でゴールが取り消しとなるなど、不可解なジャッジが多発し、全世界で物議を醸していた。

 そして、最大の“被害者”となったのが、トッティ氏だった。決定的なチャンスの場面、ペナルティーエリア内で激しいタックルで倒され、誰もがPKのジャッジを確信していたなか、主審はダイブの判定でトッティ氏にイエローカードを提示し、2枚目の警告で退場処分が言い渡された。頭を抱えて呆然とするトッティ氏は、その後延長戦で決勝弾を奪われるチームを涙を飲んで見届けるしかなかった。

 あの韓国戦で、もし仮に現在導入されているVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が実装されていたら、試合はどのような展開となり、イタリアはどこまで勝ち進むことができていたのだろうか。単刀直入にトッティ氏に質問を投げかけた。

「あの試合に関しては、我々の力不足で敗れたとは思っていない。たらればにはなってしまうが、韓国戦に勝てていれば、優勝できていたかはさておき、間違いなく決勝までは行くことができたという自信もあった。君の言うとおりだ。もしあの時代にVARがあれば、全く異なる結末となっていたのは言うまでもない」

 質問に答える際、当時を思い出したのか、少し苦々しい表情を浮かべていた。
(引用ここまで)


 元イタリア代表のフランチェスコ・トッティが来日しています。ブランドの宣伝大使としてやってきたようですね。
 んで、日本のサッカーメディアであるフットボールゾーンが「2002年のワールドカップについて」インタビューしているっていう。

 中味に触れる前に前提を話しておきましょうか。
 あれから21年。
 見ていなかった世代の人もいるでしょうから。

 2002年のワールドカップで韓国は決勝トーナメントに進出し、16強ではイタリアを8強ではスペインを破って準決勝にまで進出しました。
 準決勝ではトルコに敗れて3位決定戦に回り、ドイツにも敗れて4位になりました。

 ただし、そのイタリア戦、スペイン戦ではとんでもない誤審が続いたのですね。
 どのくらいひどかったかというと、その後に出たFIFA 100周年記念のDVDで「10大誤審」に韓国−イタリア戦からふたつ、韓国−スペイン戦からふたつが選ばれる、つまり10大誤審中4つまでが韓国戦のものだったわけです。
 そしてそのすべてが「韓国に有利になる」ものだったわけですね。

 いまだにスペインでもイタリアでも、そしてずっと当時は日本にいて最大の利益を享受していたはずのイギリスからもとんでもない誤審があったと言われ続けています。

日韓ワールドカップから20年、あの「世紀の大誤審」のモレノはいま……(楽韓Web過去エントリ)
日韓ワールドカップ20周年で語られる思い出→イギリス人記者「日本は最高だった!」→イタリア・スペイン「……いや」(楽韓Web過去エントリ)
イギリスのタブロイド紙「2002年、韓国代表がW杯で準決勝に進出した」「誤審まみれだった」とあの試合を紹介……永遠に語り継がれるか(楽韓Web過去エントリ)

 20年後であってすらというか、20年後だからこそそれぞれこんな感じで語ってました。それほどひどかった、というわけです。


 20年後の話としては、アン・ジョンファンがガゼッタ紙にインタビューを受けていたり、あるいは誤審を主導したモレノにインタビューするなどしていました。
 上の3つの2番目にはスペイン戦審判へのインタビューも入っていたりします。

 思えば当時のスペイン代表もイタリア代表も優勝できる可能性は充分にあったメンバーでしたらね。
 その可能性を韓国によって「誤審で」潰されたわけで。ポーランド戦から見たら3つの国が潰されている。
 元スペイン代表のホアキンやメンディエタも「泥棒事件」「悪い臭いのした試合」としていますし、元イタリア代表のブッフォンは「奇妙な試合だった」と述べ、マルディーニは「審判に怒りを覚えた唯一の試合だった」と回顧しています。

 あ、それと英Goal.comはイタリア戦の主審だったモレノが逮捕された時に「ワールドカップ10大誤審」を取り上げて1位に神の手、2位は1966年と2010年のイングランド対(西)ドイツの幻のゴール。
 で、3位には「2002年の韓国」を取り上げています。
 当時、見ていない世代の人でも韓国のやったことのひどさが理解してもらえるのではないでしょうか。

 前解説なっが。
 で、来日したトッティが「2002年当時にVARがあったら結果は変わっていただろう」と述べた……と。
 「力不足ではない」「優勝したとはいえないが決勝までは行けただろう」「VARがあれば……」との言葉に20年前の悔しさが伝わってきますわ。
 正直、当時のイタリア代表が勝ち進むところは見てみたかったですよ。本乙なら誤審まみれの試合なんて誰も見たくないのですから。

 記事にもある(引用外)のですが、その4年後のドイツワールドカップで優勝したものの、2002年で代表引退した選手もいましたからね……。
 ちなみにスペイン代表もさらにその4年後の南アワールドカップで優勝しているのは運命の巡り合わせというべきか。
 この「誤審」の話題、30年経とうと50年経とうと語り継がれるでしょうね。
 ある意味で伝説を作ったといえるでしょうよ。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

韓国メディア「日本代表は元日にアジア対策でタイ代表と親善試合を早々と決めた……なお、韓国代表はまだなにも決まっていない」

日本、すでに来年アジアカップ対比初評価戦確定… 1月1日タイと激突(イルガンスポーツ・朝鮮語)
サッカー日本代表チームが来年1月1日、ホームでタイと親善試合を行う。1月1日に強化試合を行うのは日本サッカー史上初めてだ。アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップで対戦するベトナム·インドネシアなど東南アジアチームに備えたものとみられる。

日本サッカー協会(JFA)は19日、「来年1月1日、東京国立競技場でタイと国際Aマッチ評価戦を行う。1月1日にサッカー国家代表チームの強化試合が開かれるのは今回が史上初めて」と発表した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本が19位、タイは112位だ。 (中略)

ただ、タイとの強化試合が予定されている1月1日は、国際サッカー連盟(FIFA)が主管する国際Aマッチ期間ではなく、欧州派など最精鋭招集なしに国内派中心にだけ強化試合を行うものとみられる。その代わり、決戦地のカタール入り後、アジアチームと最終評価戦を行う可能性がある。アジアカップ大会期間中は欧州派など選手の選出が可能だ。

一方、クリンスマン号はまだアジアカップに備えた具体的な評価戦の日程計画などが公開されていない。現在確定した日程は来月16日シンガポール、21日中国とのW杯アジア2次予選が全てだ。
(引用ここまで)


 日本代表が元日にタイとの親善試合をすることを発表。
 まあ、ふたつの意味があるかなと。

 ひとつは2次予選のシリア、北朝鮮、ミャンマーといったアジア諸国と同じレベルの国と事前に戦っておきたいという部分。
 もうひとつは「元日のサッカー」という伝統を継続したかったからではないかと。
 個人的にはタイが相手なのはよかったかな、と感じます。

 タイではJリーグの中継が人気なのだそうです。J1に何人かタイ人プレイヤーがいるから、とのことで。
 昨シーズンまで川崎にいたチャナティップ・ソングラシンはタイ代表として著名なプレイヤーでしたし。
 いまも札幌、浦和にタイ代表のプレイヤーがいますね。
 ASEANから取ると外国人枠を消費しなくてもいいという利点があるのです。


 国際AマッチデーじゃないのでJリーグとドイツ、フランス、ベルギー組くらいになるのかな。
 親善試合をベトナムとやった韓国と変わらないという意見もあるかも知れませんが。
 欧州組を招集できる国際Aマッチデーではないのが大きな違いかなと。

 あとなんだったら韓国代表はベトナム戦よりも欧州遠征でのサウジアラビア戦のほうがひどいからね?
 欧州組の負担が少ない欧州遠征よ? わざわざヨーロッパくんだりまで行って、対戦できたのがウェールズとサウジアラビアよ?
 ウェールズはともかく、サウジって。
 メキシコ等に断られたって部分はあるにしても。

 あと本当にぎりぎりにならないとマッチメイクが仕上がらないのもアレ。
 ネタを仕込むほうの立場にもなってほしいんですよね(笑)。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→

カナダ代表、日本戦だけで親善試合の予定を終了。「(日本以外の)質の高い対戦相手を確保できなかった」……一方で韓国では「なんでホームでベトナムと親善試合なんてやってるんだ!」と韓国メディアが協会を批判

カテゴリ:サッカー コメント:(52)
カナダ代表のユースタキオ、CONCACAFネーションズリーグ調整のための日本戦を欠場(CBC・英語)
カナダはFIFA9月の国際試合を欠場し、10月の1試合しか戦っていない。カナダ・サッカーは「財政的な制約」と「質の高い対戦相手を追加で確保できない」ことを理由に過密スケジュールであると非難している。

カナダ代表は今年4勝2敗2分で、最後に戦ったのは7月、シンシナティで行われたCONCACAFゴールドカップ準々決勝でアメリカにPK戦で敗れた時だった。どちらの敗戦もアメリカの手によるものだった。
(引用ここまで)


 今日、日本代表とカナダ代表の試合がありまして。
 もはやカナダくらいだと相手にならないな、ということを確認するための試合だったといえるかもしれませんね。
 ただ、最後の1点はいらなかったなー。自作自演でPK防いだんだから、きっちりクリーンシートで仕上げたかった。
 前半で試合は決まったのであるていど流していた感はありますが、それにしてもね。

 その一方で韓国はチュニジアに4-0で勝利。
 どうしたチュニジア。メンバーとかまったく見ていないのでなんとも言えませんが、イ・ガンインが2ゴール1アシストと躍動したそうです。
 ふむ。

 それぞれ17日に日本はチュニジア代表と、韓国はベトナム代表と対戦があります。

 さて、いつものパターンだと日本がカナダ−チュニジアと連戦になる場合、韓国はチュニジア−カナダと連戦するのですが。
 今回、カナダ代表は日本代表戦だけで親善試合のスケジュールそのものを終了しています。


 その理由をカナダ放送局CBCは「財政難」「日本以外にクオリティのある相手が見つからなかったから」としています。
 うん、まあ……わざわざ韓国代表と試合する意義を見つけられなかったってことですかね。
 CONCACAFネーションズリーグがあるので怪我もしたくないでしょうし。
 そういえばヨーロッパ遠征ではメキシコに対戦を断られてサウジと試合してましたね。

 韓国では「なんでベトナムをホームに招いて試合してるんだ」って話が出ているそうです。まあ……そりゃそうか。

韓国サッカー協会をメディアが批判 ベトナムとの親善試合に「得られるものは多くない」(東スポ)

 ちなみに現在のベトナム代表監督はトルシエなのだそうです。
 ちょっと前まで韓国人が監督やっていたので、そのあたりのラインもあったのかもしれませんね。
 別にいいじゃない、ベトナム代表が相手でも。
 いま見つけられる対戦相手ではそれなりなのでは?

 ヨーロッパ勢はユーロ予選で親善試合どころではない。
 アフリカ勢は来月からワールドカップ予選なので親善試合をやりたいところじゃないかと思うんですが……。
 まあ、見つからなかったんならしかたないっすな。

Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→