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カテゴリ:野球の記事一覧

日ハム新庄監督「韓国のチームとの練習試合はNG」「死球多すぎ」とキャンプでの練習試合に韓国NGを出す

新庄剛志監督、キャンプ展望を語る!臨時コーチ案に"パリ金の北口榛花選手"「ちょっと面白いかも」…昨年のトラウマや頭の良さについてもコメント(北海道文化放送)
■「韓国はNG」 昨年の7死球がトラウマに
 「韓国は抜きました。デッドボールが多いから」と話を切り出した新庄監督。

 昨年のキャンプでは、サムスンとの対戦で7死球を受けた経験から、異例の"対戦NG"を決めました。「避ける練習にはなるけど」とユーモアを交えつつも、安全を重視した形です。
(引用ここまで)


 あー、去年のオープン戦でサムスンライオンズの投手に7死球されたんですよね。
 当時、「とにかく死球が怖くて」って新庄監督からコメントが出てたほど。

7死球で怒号…サムスンは「育成めちゃくちゃ」 新庄監督も苦言、現地記者語る低迷の要因(Full-Count)

 日本の球団相手の練習試合5試合で5連敗、48四死球。
 まあ、単純に野球が下手なんですよね。オープン戦以前の練習試合といえど48四死球はないでしょ。
 上の記事にあるようにサムスンライオンズ自体が弱体化していて、まともなピッチャーがいないのも原因でしょうけども。

 2010年代前半は韓国シリーズ(優勝決定戦)を4連覇していたこともあるのですが、この10年間で韓国シリーズへの進出は2回だけ。
 去年、本当に久々に韓国シリーズに進出してましたね。それ以外だと8位くらいが定位置。


 というわけで、新庄監督は「韓国のチームとの練習試合を避けてくれ」とフロントに懇願して受け入れられた、と。
 韓国のクラブチームにしてみたら完全に格上のチームと試合できる機会になるんでしょうけどね。
 日本側にしてみたら本当にただの罰ゲームでしかないですから……。

 Jリーグも同じなんですよね。毎度毎度、シーズン前の練習試合やらされては怪我人出して……って繰り返してました。
 ここのところはコロナ禍もあって聞かなくなったのですが、去年の今ごろはちょこちょことやってたようです。

 韓国側には得るものがあるんでしょうが、日本にとってはホントに罰ゲームなんだよなぁ。
 Kリーグ→Jリーグは昇格移籍ですが。逆は都落ち。
 KBO→日本プロ野球はここのところは出てくることすらありませんね。日本プロ野球→KBOもありませんが、去年は日本の独立リーグ→KBOがありましたっけ。
 独立リーグからのステップアップ先としてはありなのかもしれないですね。
 プロ相手の練習試合はもう勘弁、ってことで。

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独島生け簀芸人のキム・ジャンフン、京都国際高校の甲子園優勝を祝ってのコンサートが中止。ビザ発給されなかった模様

キム・ジャンフン、京都国際高校の祝賀公演中止「ビザ発給は不可」(TV REPORT・朝鮮語)
歌手のキム・ジャンフンが日本京都国際高校の甲子園(日本全国高校野球大会)優勝を記念して祝賀公演を準備したが、結局失敗に終わった。

9日、キム・ジャンフンは「キム・ジャンフンTV」チャンネルを通じて「本当に残念ながら日本公演が失敗に終わった。 すべての帰責事由は日本にある」と明らかにした。

日本公演失敗の理由についてキム・ジャンフンは「最初から問題があった。 京都国際高校には全校生を収容するのに適当な空間がなく、周辺の国立公演場を貸館した」と状況を説明した。 日本国内で営利的な目的で公演を進行する際、ビザ発給が必須だ。 これに対しキム・ジャンフンは「非営利的な公演を進行するが、日本の判例を探してみた結果、ビザなしで公演すれば問題が発生する恐れがあるという考えで1000万ウォンを払ってビザを申請した」と説明した。

しかし、キム・ジャンフンのビザが発給されず、結局公演が取り消されたのだ。 キム・ジャンフンは「韓国の場合、行政上の手続きを進める時に最初に必要な書類を提出しろと要求する。 しかし、日本では1週間単位で書類を要求した。 わざと引きずっている感じもしたし、「これまで出さなければならないのか」という書類もあった。 そのように10月末までに始まった書類手続きが12月初めまでも解決されなかった」と悔しさを訴えた。 (中略)

キム・ジャンフンが決定的に挫折するようになった理由は別にあった。 貸館した公演場との疎通問題に言及した彼は「公演場に照明と音響装備があるので、貸館側が音響と照明を引き受けることにした。 それで必要な装備リスト、キューシートと音源と公演した映像まで全て送ってくれた。 ところが、オンラインミーティング中に突然想像できない話をした。 公演場側が「照明音響担当者だけがいてオペレーターはいない」と話した。 セッティングも自分でやれと言われた」と呆れた気持ちを伝えた。 彼は「日本の企画会社にオペレーターを要請したが『ない』と言った。 だからといって韓国人を連れて行こうとしたらビザが出なかった」と状況を説明した。
(引用ここまで)


 イ・ジェミョンネタもだいぶ受けているので続けたかったのですが、独島芸人一派のキム・ジャンフンの日本公演が中止になったとのニュースがあったのでこちらをピックアップ。
 いや、このニュース取り上げるのうちくらいしかないでしょ。
 っていうか、NAVERでも一本しかなかったんですけどね。

 京都国際高校の野球部が優勝したことを祝って、独島芸人のキム・ジャンフンが記念公演をすると言い出したのですね。
 実は彼は歌手なのです。
 彼の音源を聴いたことがある人が日本に100人いるかどうか分かりませんけども。
 歌手なのです。


 予定では12月17日、つまり明後日に公演予定だったそうなのですけどね。

甲子園で優勝した京都国際高校に「あの独島生け簀芸人」のキム・ジャンフンが初公演のために来日……優勝したのに罰ゲームじゃん(楽韓Web過去エントリ)

 生け簀芸人っていうのは「日本に抗議するために独島への遠泳を行う!」と言い出した時に、船の生け簀で泳いだために命名されています。
 その際の動画こちら。



 1分6秒くらいからその生け簀が映っています。
 まあ、安全第一ですからね(笑)。

 さて、キム・ジャンフン自身はこれまで何度か日本に来たことがあるらしく、「今度も問題なく公演できるだろう」としていたのですが。
 公演ビザが発給されることはなく、記念公演はなくなったそうです。
 「機材はあるけどオペレーターはそっちで探してきてね」ってのはわりとよくある話。

 で、日本でのオペレーターを見つけられず、かといって韓国人を連れていこうと思ったらその分の就労ビザが出なかったと。
 単純に作業フローが悪かっただけじゃないかって感じもしますね。
 まあ、これで京都国際高校は甲子園で優勝したのに「どこの誰とも知っていない、歌手なんだかなんなんだかよく分からない人のコンサートを見せられる」罰ゲームを回避できたのですから、高校生にとってはよい結果になったのではないかな。

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韓国メディア「野球で格下扱いしていた台湾に完敗。もはや『1勝確約』はなくなってしまった」……いや、けっこう台湾に負けてたよね?

カテゴリ:野球 コメント:(52)
プレミア12制覇の台湾がパレード、総統も祝福「台湾には野球もある」(AFPBB)
野球の国際大会「プレミア12」で優勝した台湾代表チームが26日、台北で盛大な優勝パレードを行った。

東京ドームで行われた24日の決勝で、台湾は日本を4-0で下して優勝。人口2300万人の島に歓喜をもたらし、25日にF16戦闘機4機の出迎えを受けて凱旋(がいせん)していた。

チームはこの日、胸に台湾と書かれたパーカーを着て軍用ジープやトラックで市内を行進した。ファンが叫び、チアリーダーが踊り、紙吹雪が舞う中で総統府まで向かい、同じパーカーを着た頼清徳総統と蕭美琴副総統に迎えられた。

台湾では野球人気が非常に高く、プレミア12初優勝が新聞の一面を飾り、SNSのチャットグループやオフィスの話題の中心となっている。この日も大勢のファンが沿道で台湾の旗などを振り、オフィスの窓から身を乗り出して選手を見送る人もいた。
(引用ここまで)


 プレミア12で優勝した台湾代表が現地に戻って優勝パレードした、とのニュース。
 正直、決勝の日本代表の采配にはいろいろ言いたいんだけども、台湾の優勝にケチをつけたくないので封印。



 ともあれ、台湾にはおめでとうを言っておきたい。
 主要な大会で優勝するのははじめてのことですから。オリンピックではバルセロナで銀があるのですけどね。

 さて、またもオープニングラウンドで敗退した韓国代表ですが、「もはや台湾は白星供給機ではない」みたいな記事を書いてて、くすっと笑わせてくれました。

台湾のプレミア12優勝がもたらした教訓、もはや当然の「1勝のお供え」はない(スポーツ京郷・朝鮮語)

 記事にもありますが、台湾との対戦成績もろくに勝ててないんですよね。


 杭州のアジア大会決勝だけ勝っていて、5戦して韓国の1勝4敗。
 対日本戦はこないだの9連敗。
 いや、アジア大会では負けてるか。日本はアジア大会にはプロ派遣してないですけどね。

 っていうか、韓国は「アジアの2番手」みたいな顔してますが、日本が飛び抜けていいだけですからね。
 日本代表はオリンピック、プレミア12、WBCの本戦に全部出場していて、かつ全部ベスト4以上。
 世界で唯一、日本代表だけがこれだけ安定した成績を出しているのですよ。

 なので日本にまとわりついて「永遠のライバル」みたいに言っていた韓国も強いみたいに思われていたのですが。
 2013、2017、2023年のWBCでファーストラウンド敗退、今回のプレミア12でもファーストラウンド敗退。
 かつ、オリンピックでもアジア予選敗退が2回。
 ……別に強かないよなぁ。

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韓国メディア「プレミア12でWBC、東京オリンピックに続いてまたもファーストラウンド脱落。屈辱の日が繰り返された」

カテゴリ:野球 コメント:(59)
「復讐」を夢見るキム・ドンヨン「日本と台湾、次に会えば勝つ自信ある」(エクスポーツニュース・朝鮮語)
韓国野球の希望に浮上した金ドヨン(KIAタイガース)が宿敵の日本と新興ライバルに浮上した台湾を相手に十分雪辱できるという自信を示した。 再対決の機会が与えられたら、必ず勝利したい」という願いを明らかにした。 (中略)

韓国野球は今大会で日本はもちろん台湾にもひざまずいて自尊心に大きな傷を負った。 2020年東京オリンピック(新型コロナウイルスパンデミックの影響で2021年開催)から始まったメジャー国際大会1ラウンド脱落の残酷史を断ち切ることができなかった。

しかし、キム・ドンヨンが国家代表チームの看板打者になったのは明らかな収穫だった。 金ドヨンは2024プレミア12期間、台湾、キューバ、日本、ドミニカ共和国、豪州との1次リーグ全試合に出場し、打率4割1分2厘(16打数7安打)3本塁打10打点4得点1盗塁、OPS1.503で大活躍した。

キム・ドンヨンは今年、KBOリーグが生んだ最高のスターだった。 正規リーグで141試合、打率3割4分7厘(544打数189安打)、38本塁打、109打点、40盗塁、OPS1.067で恐ろしいパフォーマンスを見せた。
(引用ここまで)


 今年韓国リーグで30−30を到達し、40−40に38本塁打あと一歩届かなかったキム・ドンヨンが「日本、台湾に次は勝ちたい」と発言。
 韓国メディアは「復讐を誓うキム・ドンヨン」みたいな報じかたをしているんですがー。

 初戦の台湾戦では3-1、2塁打と盗塁、四球でまあそれなりに働いたものの。
 日本戦では4タコ。2三振。
 通用したかっていうとまあ難しい。
 韓国メディアは「21歳なのだから将来はメジャーにも」って噴き上がっているんですが、いまのままだと日本にきてもどんだけかなぁ……ってところ。
 平均球速が遅い、3割打者20人以上っていう極端な打高投低のKBOならばこそのお山の大将ですわ。


 けっこう今回の敗退にはショックを受けている模様で。
 日本版にも「屈辱だ」みたいな記事が複数、韓国メディアでもいくつか同様の記事が掲載されています。

<プレミア12>予選敗退…韓国野球「屈辱の日」(中央日報)
【プレミア12】また1次ラウンド脱落、国際舞台で繰り返される「韓国野球残酷史」(朝鮮日報)

 2013年、2017年、2023年のWBC。2021年の東京オリンピック。
 そして今回のプレミア12とファーストラウンドで脱落。
 2006年、2009年のWBCではそれなりにあった「韓国を相手にする苦しさ」がなくなって、点数で負けてても「まあ、逆転できるっしょ」くらいの相手になり果てています。

 去年のWBCでも先制されたもののコールド寸前に追いこみました。今回のプレミア12も先制されて苦しい展開でしたが「まあ、ワンチャンスで行けるか」と気楽に見れていました。
 2013年、2017年のWBCに至ってはファーストラウンド脱落で日本と戦うことすらできませんでしたしね。

 野球の世界振興って面で見ると韓国の弱体化はいいことないので、それなりの戦力を保持してほしいものなんですが。
 んー、ざっと見た感じだと次のWBC(2027)、ロスオリンピック(2028)もきついかなぁ。

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プレミア12:韓国代表、あっさりと1次ラウンド敗退決定。WBCを含めるとこの4大会で初戦に負けてラウンド敗退を繰り返している……

カテゴリ:野球 コメント:(47)
【プレミア12】韓国、ドミニカに逆転勝利も予選敗退が決定…日本と台湾に阻まれスーパーR進出可能性消える(朝鮮日報)
 韓国が17日、「2024 WBSC(世界野球ソフトボール連盟)プレミア12」のスーパーラウンド(ベスト4)進出を逃した。韓国の試合がない17日に日本と台湾がそろって勝ち、韓国がスーパーラウンドに進出する可能性が完全に消えたためだ。

 韓国は2006年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ベスト4、2008年北京五輪金メダル、2009年WBC準優勝を果たしたが、2013年・2017年・2023年のWBCではいずれも1次ラウンドで脱落した。

 メジャーリーガーが出場しないプレミア12では2015年優勝、2019年準優勝と善戦してきたが、今年は予選脱落の苦杯を喫することになった。 (中略)

 2015年の第1回大会で優勝、2019年の第2回大会で準優勝した韓国は、今大会で若手選手を中心に代表チームを組み、目標を「ベスト4」に定めていた。だが、スーパーラウンドが行われる日本に行くことができず、台湾で日程を終えることになった。
(引用ここまで)


 プレミア12で韓国代表がオープニングラウンド敗退。
 今回は若手主体で代表チームを組んだ、ってことなんですが。
 まあ、2位抜けがルールである以上は日本がいる組で参加したら日本以外に負けないことが最良の選択なんですよね。
 いかにして日本以外に勝つかってレースなので。

 野球という競技の性質上、ジャイアントキリングはいくらでも起きる可能性があるんですよね。1試合だけなら。
 でも、「予選を通る」ことを優先するのであれば、日本戦をいかにして捨てるかが命題です。
 2023年のWBCでは韓国代表は久々に日本のいる組でのファーストラウンドだったのですが、オーストラリアに逆転負け。
 今回も初戦で台湾に負けたことでほぼ終了でした。


 ついでに言うと2013年、2017年もそれぞれオランダ、イスラエルに負けてほぼ終了しているんですよね。
 2013年は上位3チームが2勝1敗で並んでいたために得失点率で敗退。
 2017年のファーストラウンドでは地元開催だったのにイスラエル、オランダに負けて敗退。

 ちなみに現状で韓国人最高の投手とされているアン・ウジン(2022年に投手二冠)は高校時代の暴力事件で国家代表から永久追放処分を受けています。
 あと去年に肘の手術を受けた上に、国家代表選手になれないために兵役免除も受けられないので現在兵役中。来年のシーズン終了くらいまでプロ野球では投げられません。
 詰んでるなぁ。

 今回、若手主体で「国際経験を積ませるため」だったといいますが、球速なんて一足飛びに身につくものでもないですしね。
 国際大会で韓国代表がふたたび通用するためにはKBOそのものの底上げが必要になるとは思います。できるかどうかは別にして。

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プレミア12での日韓戦、あっさりと日本代表の勝利で対韓国戦9連勝。韓国代表は準決勝進出がほぼ絶望に

カテゴリ:野球 コメント:(71)
日本にまた負けた韓国、プレミア12大危機1勝2敗、準決勝進出の可能性は薄い(ノーカットニュース・朝鮮語)
韓国野球代表チームがグループリーグ脱落危機に置かれた。

リュ・ジュンイル監督が率いる韓国代表チームは15日、台湾の台北ドームで開かれた世界野球ソフトボール連盟(WBSC)プレミア12 2024 B条3次戦日本と対決で3-6になった。これで韓国野球は2019年以降日本に9連敗を受けた。

これに先立ち大会戦績1勝1敗を記録した韓国は、スーパーラウンド進出のためにこの日必ず勝利しなければならなかった。しかし3-4で後退した7回ブルペンチョン・ヘヨン(KIAタイガース)が相手強打者森下翔太に2点ホームランを打って崩れた。
(引用ここまで)


 今日はプレミア12で日韓戦。ワールドカップアジア最終予選で日本−インドネシア戦。
 あとSFリーグとMリーグが協会戦になってて「え?」ってなったり。

 そんな中、一番目を離していられたのがプレミア12の日韓戦。
 先発投手から全員、球が遅い。ストレートで150km/hに届くかどうか。
 あと韓国初の30-30を達成してたキム・ドヨンとやらも……あれでトリプルスリー?

 一応、「逆転勝利」ってことにはなってますが、どこからでも点は取れてた感じでしたね。
 対日本9連敗なんですって(笑)。



 一応、アジア大会とかでは勝っているんじゃないかな?
 韓国の9連敗はプロ対プロの試合では、ってことかもしれないですね。

 韓国代表はWBCでは3大会連続で第1ラウンド敗退。
 プレミア12では第1回では優勝したけども、第2回では日本に2連敗。たしかにこの時くらいから負けた覚えがないですね。

 けっきょくのところ、球速の問題ですね。
 「いつでも打てるわ、あんなん」って感じで、その通りになったと。
 まあ、10連敗しないように気をつけてね。

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野球:プレミア12の初戦で韓国代表、あっさりと台湾代表に敗れる。もはやスーパーラウンド進出は風前の灯火に……弱くなっちゃったねぇ

カテゴリ:野球 コメント:(49)
【プレミア12】台湾を甘く見ていた韓国、初戦でまた負けた(朝鮮日報)
 13日に開幕した「2024 WBSC(世界野球ソフトボール連盟)プレミア12」のB組オープニングラウンド(1次ラウンド)。韓国は台北ドームでホームチームの台湾に3-6で敗れた。 (中略)

 1敗を抱えた韓国がスーパーリーグに進出するには、残り4試合で少なくとも3勝が必要になる見通しだ。台湾戦の敗北は、これまでの国際大会で最初のボタンを掛け違えて1次ラウンド敗退を繰り返してきたジンクスを思い起こさせる。韓国は2013年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の初戦でオランダに0-5、2017年にはイスラエルに1-2、昨年はオーストラリアに7-8で負け、決選進出に失敗した。さらにさかのぼると「札幌惨事」もあった。韓国は2003年に札幌で行われたアジア野球選手権第1戦で台湾に4-5で逆転負けし、その後日本にも負けて2004年アテネ五輪出場権を逃した。

 柳仲逸(リュ・ジュンイル)韓国代表監督は今大会に先立ち、「韓国が国際大会で不振だった時は、初戦を逃していたケースが多かった」と述べ、台湾に必ず勝つという意気込みを口にしていた。昨年の中国・杭州アジア大会決勝で台湾を破って金メダルを取った勢いを止めたくないと考えていたのだ。
(引用ここまで)


 野球の国際大会プレミア12がはじまりまして。
 WBCに比べると1枚か2枚ほど格は落ちるものの、まあそれなりの国際大会ではあるでしょう。

 んで、12チームが2グループに分かれて、グループAはメキシコでオープニングラウンド中。
 グループBは主として台湾でオープニングラウンドを戦います(初戦の日本−オーストラリア戦のみバンテリンスタジアム)。
 グループBは日本、台湾、韓国、キューバ、オーストラリア、ドミニカ。

 で、韓国がまた台湾に負けて本戦に進めそうにもない、とのニュース。


 6チームから上位2チームがスーパーラウンドに進出するので、できれば1敗で済ませておきたいのだけども。
 もうすでにその貯金を使ってしまった状態で、日本、キューバ、ドミニカといった国と戦わなければならない。
 しかも、5勝1敗で並んだ場合は「直接対決の勝敗」が最初の判定基準なのでかなり厳しい。

 1位が無敗、2位が4勝2敗になった場合で三つ巴等になる場合以外は難しいかな。
 もちろん、残りを全勝すればほぼ間違いなくスーパーラウンドへ出場できるでしょうけども。
 なんというか、本当に弱くなりましたね。
 日韓間の地力の差は以前から明白でしたが、それでもたまには覆せるくらいの実力が韓国にあったものでしたが。
 イ・スンヨプ前後の世代が引退してからこっち、完全に差がつきました。
 国内リーグが超打高投低のぬるま湯だからでしょう。

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韓国メディア「大谷はメジャーで50-50、キムはKBOで40-40目前、日本は20−20すらいないね?」……いや、そんな打高投低のリーグの成績を誇られても……

40-40と50-50で熱いKBOとML…日本は20-20も見えない~(スポーツソウル・朝鮮語)
米大リーグ(ML)では大谷翔平が誰も届かなかった50-50クラブに向かって連日進撃している。

大谷は18日現在、48-48に達している。 残りの11試合で本塁打と盗塁をそれぞれ2個ずつ追加獲得すれば、ML140年余りの歴史の中で最も輝く星になる。 (中略)

KBOリーグではデビュー3年目の金ドヨンが40-40に向かって走っている。 現在37-39 を作成中である。 ホームラン3本と盗塁1個さえ追加すれば、韓国人選手としては初めての「40-40クラブ」入りを果たすことになる。 (中略)

韓国と米国のプロ野球は大谷とキム・ドヨンのそれぞれ50-50、40-40を狙ってシーズン終盤のファンの視線が超集中している。

反面、日本プロ野球(NPB)では打撃部門の記録競争に対するイシューがない。 激しい投稿打低シーズンだ。 (中略)

NPBは両大リーグ合わせて「20-20」も失踪した状態だ。 日本で「スーパースター」大谷にさらに熱狂するしかない状況だ。
(引用ここまで)


 大谷が前人未踏の50-50クラブを創設した一方で、韓国では韓国人プレイヤーとしてははじめて40-40を達成しそうな選手が出ているとのことで話題になっています。
 キム・ドヨンという高卒3年目の選手が40−40まであとホームラン2本って状況。
 冒頭記事は1週間ほど前のものなので、まだ大谷が50−50に到達していない頃のものなのでそこだけ注意。

 キム・ドヨンって去年のアジアチャンピオンシップでタイブレークの10回にファーストにヘッドスライディングして大怪我した選手ですね。
 ファーストへのヘッスラはプロとしては禁忌なんですけどね。意味ないし。駆け抜けたほうが絶対早い。
 まあ、韓国プロ野球ではどうか知らんけど。
 今年は怪我から立ち直って現在までホームラン38本、打率.350、107打点、40盗塁と活躍しています。

 で、韓国メディアは「大谷は50-50、キム・ドヨンは40-40に挑戦しているのに日本は20-20すらいない」と煽っているんですが。
 まあ、セ・リーグは20盗塁以上の選手すらいないのは確かですし、パも30盗塁以上がふたりか。3割打者も両リーグ合わせて3人。ホームラン30本以上もふたりだけ。
 低反発球を導入した以来の投高打低のシーズンとなってます。


 ちなみに韓国のスタッツを見てみると、キム・ドヨンの打率.350でもリーグ3位、ホームラン38本は2位、40盗塁にいたっては6位。
 それぞれのトップは.360、46本、64盗塁。一応、打率とホームランでは韓国人プレイヤーとしては1位。
 今日までで打率3割以上は最低でも20人以上(ランキング一覧が20位までで、20位が.300)、30本塁打以上は7人、30盗塁以上は9人となってます。
 10チームの1リーグ制でこれですからね。どんだけ打高投低なのやら。
 このリーグで40-40って言われても……って感じですね。フリーラン状態じゃん。

 さらにメディアによっては「大谷の20歳の時は特筆する成績でもなかったのに、キムは40-40だ!」とか言っています。

40-40目前の金倒永は「大谷翔平より10年早い」と韓国報道 20歳の大谷と比べてマウント(東スポ)

 20歳の時の大谷の成績は打率.202、ホームラン5本、1盗塁。キムのほうがはるかに偉大だ、ってな話なのだそうですが。
 大谷は当時、メインは投手で15勝5敗で最多勝、最優秀防御率の投手2冠。
 キムくんは投手としてはどのくらい勝ってたのかな(笑)。

 2Aくらいの実力しかない、それも極端な打高投低のリーグで40-40っていわれても……ってところ。
 リーグトップクラスのいい選手なんでしょうけどね。
 でも、そのリーグトップクラスの選手がメジャーではまったく通用していないわけで。パク・ビョンホとか。
 ちなみに現役のイ・ジョンフもキム・ハソンも負傷でシーズン終了しています。

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