また中国に敗れた。野球韓国代表がアジア選手権の銅メダル決定戦で逆転負けを喫した。2020東京オリンピック(五輪)最終予選出場権も逃した。
韓国は20日、台湾台中インターコンチネンタル球場で行われた第29回アジア野球選手権の3位決定戦で中国に6-8で逆転負けした。グループリーグ延長戦(3-4敗)に続いてまた敗れ、4位に終わった。
4位に終わった韓国は、アジア選手権上位2チーム(日本除く)に与えられる五輪世界予選出場権も逃した。プレミア12で「金卿文(キム・ギョンムン)号」が東京行き直行チケットをつかめない場合、韓国は来年3月の予選で五輪行きにもう一度挑戦することが可能だった。しかし今回の成績で再挑戦の機会は消えた。
(引用ここまで)
台湾で行われていた野球のアジア選手権が昨日終わりまして。
日本代表は台湾に敗れて惜しくも準優勝。3位決定戦は中国-韓国戦で中国が勝利。
オリンピック開催国として出場枠のある日本以外の上位2カ国、つまり台湾と中国には来年3月のインターコンチネンタル予選への出場権が与えられました。
インターコンチネンタル予選は最終予選で6カ国が出場し、最後の1枠を争うものです。
出場するのはオランダ(アフリカ・ヨーロッパ予選2位)、中国、台湾、アメリカ予選の2位、3位。オセアニア予選の優勝チーム。
これで韓国のオリンピック出場が不可能になったかというとそういうわけでもなく。
11月のプレミア12で2枠があります。
アジア・オセアニア大陸の上位1チームと、アメリカ大会の上位1チーム。
このアジア・オセアニア大陸の枠に入れればオリンピック出場が可能。
つまり、プレミア12でオーストラリア、台湾、韓国の中で1位になれればいいというわけです。それなりに可能性はあるのではないかと。
でもまあ、これまで韓国は幾度も野球でオリンピックで予選落ちしているので、慣れっこじゃないですかね。
北京オリンピックでの金メダルばっかりがクローズアップされますが、オリンピックでの野球競技開催は5回あって韓国代表はそのうち2回で予選落ち。
WBCでも4回中2回は1Rで終了。
一発勝負で雌雄を決するというのは野球という競技特性に合わないのですが、日本代表はコンスタントに結果を出しているので地力の差があるのだなと感じますわ。
韓国側は「日韓戦の勝敗はこれまで……」ってよくやってますが、そもそもオリンピック本戦に出てこれなかったり、WBCで対戦できていないのですからナンセンスなんだよなぁ。
ただ……今回のラグビーワールカップを見ても、韓国の出場してこない大会がこれほど爽やかなのかっていう実感を得てしまっていますからね。
多くの競技で日韓戦は勝とうが負けようが後味の悪さしか残らないのでできれば本戦では避けたいなぁ、というのが本音です。