ソメイヨシノをテーマに生物学博士の学位を受けたキム所長は「国立樹木園が我が国にたくさんあるソメイヨシノを『日本産』と規定したのは根拠のない明白な虚偽」とし、「国立樹木園が言う「日本ソメイヨシノ」という種は存在しないにもかかわらずこれを恣意的に認め、これまで呼んできた「ソメイヨシノ」を報道資料あるいはマスコミインタビューを通じて「日本ソメイヨシ」として通用されるようにした」と主張しました。
キム所長は「国家標準植物リスト内の自生植物から去る2020年にソメイヨシノを削除して公式に韓国固有種の地位を剥奪した」とし「これはソメイヨシノが日本原産という日本の主張を受け入れ、結果的にソメイヨシノの生物主権を日本に無償譲渡したわけになったのだ」と批判しました。
キム所長はまた「済州島がソメイヨシノの自生地であることを立証する決定的証拠である「済州特別自治道郷土遺産第3号」までも切り離し、完全に人滅できる危機に瀕した」と明らかにしました。
特に、「ソメイヨシノは『日本産』」の主張に関して、その根拠について問題点を挙げました。
キム所長は「国立樹木園は日本の桜(Prunus × yedoensis)は『日本で人為交雑を通じて作った雑種』と前提したが、これは根拠がなくインターネット上のタイトルだけで内容はない正体不明の資料を引用しただけである。」
国立樹木園が遺伝子検査のため基準木として使用した日本「小石川植物園」内のソメイヨシノについても問題を提起しました。
キム所長は「この木は植物園内に列を合わせて植えたいくつかの木のうちの1つで、国立樹木園は『木の年齢と起源は不明』と答えて正体不明の木であることが明らかになった」とし、「従ってこの『日本ソメイヨシノ』であることを立証できる基準として、不適切な木と遺伝的に合致するので「日本ソメイヨシ」と主張するのは明らかなエラーだ」と明らかにしました。
それ以外にも、済州ソメイヨシノの分析のために標本としたソメイヨシノの個体数が少なすぎて、全体の自生木を代表できないとも主張しました。
キム所長は「根拠が貧弱な桜関連研究の結果、我が国の土種植物であるソメイヨシノに『倭色』がかぶされたことが残念で、今回記者会見を通じて真実を知らせることになったのだ」と話しました。
(引用ここまで)
先日の「ソメイヨシノ韓国起源説リブート」のいちゃもんについて、詳細があったのでこちらもどうぞということで。
掲載しているJIBSは済州島ローカルのニュースサイトのようですね。
1960年代くらいから韓国では「ソメイヨシノの自生地は済州島」というキャンペーンを張っていたので、特に済州島の人々にとっては離れがたいものなのでしょうね。
ちなみに済州島の「ソメイヨシノの自生地」とやらは、楽韓Webで取材に行っていますのでそちらのレポートもごらんください。
樹勢が明らかに違うんだよなぁ。
あと日本語の解説文がついているのですが、すべてで雑でした。
全体からインチキ臭が漂ってきてましたね。
ちなみにこちらは弘前公園にある、記録の残る最古のソメイヨシノとされる樹をiPhone 6sで撮ったもの……だった気がする。また観にいきたいですね。
なんでも件のキム氏は「博士論文をソメイヨシノの研究でとった」のだそうで。
そりゃ自分の研究人生を否定されたも同然ですから、反発するのも分からないではないか。
ま、こんなしょうもない記者会見とか開いていないで、とっとと反論の論文を書けばいいと思うのですが。なんでやらないんでしょうかね?
なお、国立樹木園が論文を出したのはgenome biologyというインパクトファクター11.9(当時)の大手雑誌。
「ソメイヨシノの生物主権を日本に渡した」とかいうあやふやな(だけども韓国人受けのする)話なんかしてないでさっさか論文書けよって話なんですが。
この記事には20個ほどコメントがついていますが「国立樹木園は親日売国だった?」とかいうものがありますね。
やはり、「ソメイヨシノの自生地は韓国」という話は韓国人には受ける話なのでしょう。
こんなしょうもない記者会見が地元紙のローカルニュースだけでなく、通信社である聯合ニュースにも、公共放送であるKBSにも報じられるのですから。
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